ライ麦パン

  • 2016.04.11 Monday
  • 05:49
朝起きると、予報通りの雪景色でした。日が差せばすぐに融けてしまうことでしょうが、既にロードヒーティングも切られているみたいだし、もうタイヤ交換している気の早い人は無事に下りていけるのかなぁ?
雪景色

昔から御飯は食べないで、朝はパン、昼はうどんかソバなどの麺類、夜は液体燃料の生活が定着してしまいました。朝のパンも、もう35年以上ライ麦パンばかり食べています。初めはドンクのフランスパンも食べていましたが、何となく物足りなくなり、植木屋時代にグランドホテルの仕事をやっていたので、ここで毎日焼いていた「ロッケンブロート」というライ麦パンを10年以上食べていたように思います。

その後円山に知り合いの建築家が建てたパン屋さんが開業し、そのオープニング修景を手伝った経緯から、「ブルクベーカリー」のパンに乗り換えました。それも十数年続いていたかと思います。その後行きつけの飲み屋でチーズの台に使っていたライ麦パンが美味しいので場所を聞くと、南17条の角にある小さなパン屋さんを教えてくれました。それが「ベッカライコルプ」とのつきあいの始まりです。

コルプ&ブルク

その後真駒内の住宅地の中に移転してからも、せっせと通い続けていましたが、数年前に忙しさのあまりなかなか買いに行けないことが続いてしまい、またすぐ近くのブルクに戻ってしまったのです。ところが昨年の中頃から焼き損ないが出たり、味が変だなぁ…と思って、たまたま会った建築家に聞いてみたら、Tさんはもう経営権を手放してしまい、たまに指導しているくらいだよ〜というので、あらら…と思っていたところ、昨年秋にTさんが急逝されてしまいました。さて、それでどうしようかと思っていた時に、グランドホテルに行く機会があり、ベーカリーショップで久しぶりにライ麦パンを買ってきたのです。

ライブレッド

パン ド カンパーニュは美味しかったけれど、ハーフで450円、このライブレッドはホールで290円なので、コストパフォーマンスは抜群。またしばらくはグランドホテル通いが続きそうです〜

鯛飯の‘鯛や’

  • 2016.03.08 Tuesday
  • 05:51
鯛飯の‘鯛や’さんに行くには、三津浜の駅からだと商店や住宅の中を結構歩くので、一つ先の港山の駅で降り、三津の渡しで海側から行くことにしました。看板も何もないので、初めて行くとここが渡し船の乗り口だとは、なかなか分からないかもしれません。
三津の渡し

三津浜の側に下りて振り返ると、港山がよく見えます。海に面して小高い丘になっているため、約600年前には河野水軍の城があったところです。城と三津の町を行き来するのに使われた渡し船が、現在の‘三津の渡し’で、約500年前から一日も休まず運行されているのだそうです。
港山

店は、この地域でも有数の古さを誇る「森家住宅」を利用しています。ちゃんと文化庁から登録有形文化財の指定を受けているほどの歴史的建造物なので、活用に当たっては制約も多いのではないでしょうか。
森家住宅

座敷に通され、お茶でも飲んで少しお待ち下さいというので、縁側から庭に下りてみました。狭いながらも、立派な飛び石が打たれ、瀬戸内らしい御影の景石が存在感を放っています。
中庭

お手洗いの手前に据えられている縁先手水鉢も、立派な御影の細工物で、菜の花が生けられていました。トイレはレトロな陶器製かと思いきや、普通のウォッシュレットだったので、ちょっとがっかりでしたが。
手水鉢

グループで来ている人達はそれぞれ小部屋で食べているようで、お座敷は二人連れが3組と一人で来ている人が座ることに。廊下には手あぶり火鉢がずらりあったけれど、1月2月はかなり寒かったのでは。暖かい日でよかったです。
座敷

間もなくお櫃が運ばれてきて、二人分二合入っているので、余したら折に詰めますからとのこと。お焦げも入っていて、香ばしい香りが漂ってきました。
お櫃

お膳には鯛の刺身と吸い物、トラハゼの甘酢煮、じゃこ天、とてもおいしかったのが今が旬のヒジキ。お櫃を完食するのはさすがに厳しかったけれど、とても美味しくいただけました。
お膳

この店のシンボルになっている猫のイラストは、店主の友達が描いてくれたそう。茶碗までこれが描かれてあるので聞いてみたら、ちゃんと砥部の窯元にお願いして焼いてもらったのだそうです。これを土産にしたらかなり売れると思いますが!!
茶碗2 茶碗1

正座して食べていたので少ししびれてきたころ、デザートが運ばれてきました。伊予柑の酸っぱさと羊羹のほんのりした甘さがバッチリ。ちゃんとナンテンの葉が添えられているところは、懐かしく感じました。
デザート

鯛の刺身を溶いた卵に絡めて食べるのが南予(南伊予の略)風の鯛飯で、松山近辺の中予ではこんな鯛飯になります。といっても、松山の店では両方が入り交じっているようです。唯一の観光気分の食事となりましたが、大満足のお店でした。

近くの蕎麦屋さん

  • 2016.01.26 Tuesday
  • 05:55
九州地方の雪はどうなったのでしょうねぇ。桜島が羊蹄山のように真っ白になったり、鹿児島県人は雪だるまを作ったことがないので、作り方をググってみたけれど、似て非なるものができたとか、いろんなニュースが飛び交った一日でした。それにしてもあんなに雪が積もっているのに、夏タイヤで走ろうとしている怖さ。冬タイヤやチェーンはほとんど売っていないだろうけど、やっぱり怖さを知らないのでしょうねぇ。

このところ悲しい話題ばかりなので、今日は珍しく食べ物の話など。
テレビで塩竃の浜のかあちゃんが、取れたての海苔を天ぷらにして、はふはふ言いながら「うまいっ! 食べさございんね〜」と言っているのを見て、うまそうやなぁ〜と話していました。日曜日に買い物に行ったとき、魚屋の店先に石巻産の生海苔を見つけたので、早速天ぷらにしてもらいました。『うまかった!』です。小さなパックだけれど、中身はものすごくたくさんあり、あとは煮てもらいました。今の時期だけのものなので、ぜひお試しあれ。
海苔

昨日はかみさんが事務所に仕事をしに来たので、お昼を食べに行くことに。行きつけの蕎麦屋は西28丁目駅の上にある「韃靼(だったん)そば」で有名な長命庵なんですが、先日見つけた円山本に出ていた『だるま軒』に行ってみようと北に向かって歩いて行きました。
だるま軒

この辺りは昔円山の朝市があったところで、その跡地に建つマンションの真裏に店がありました。昼間でも−8℃と顔が痛くなりましたが、暖かい店に入ると昼ちょっと前だったのでまだ空いていました。
のれん

ガイド本に出ていたイカ天ソバと肉南ソバ+ゴボウ天を頼むと、後ろから次々とお客が入ってきて、たちまち一杯に。二階にも席があるので、慣れている人は注文して二階に上がっていくのです。ほどなく運ばれてきたソバは、とてもボリュウムのあること。蕎麦もつゆもばっちりだし、イカ天は柔らかいのがぎっしりに、ちくわとパセリが付いていました。豚肉も柔らかくてたくさん入っており、ゴボウ天との相性がよく、ほっこりと暖まることができました。これで650円と600円ですから流行るはずです。
イカ天ソバ 肉南ソバ

私は全然グルメじゃないので、美味しいものを食べ歩こうという気がおきないのですが、こういう庶民的な店で旨い物を安く出している店は大好きです。これで事務所の近くでは、東にうどんの‘おかだ’、西に韃靼そばの‘長命庵’、南は車で通る時に寄ることの多い伏見にあるうどんの‘丸亀’と、昼に食べる麺類のラインナップが揃いました。麺好き人間としてはうれしい限りですが、なんだか悩んでしまいそう…(^_^;)

道南のカキ

  • 2016.01.10 Sunday
  • 06:12
3月の新幹線開業に向けて、道南方面ではいろんな動きが活発になって来ました。途中駅となる木古内駅前には、道の駅「みそぎの郷きこない」が13日に開業するようです。ここの場合、はたしてどれだけのお客が下りてくれるのか、それに尽きるのですが。もう一つ、青函トンネルから抜けたところにある知内(しりうち)には、「かき小屋」が今日オープンするようです。
ニュース
 (道新WEBから拝借…m(__)m 2016.1.9)

道内でカキといえば厚岸や佐呂間が有名ですが、これらは湾内や汽水湖での養殖なのに対し、知内は津軽海峡の海流の動きが激しい外海でのカキ養殖のため、特に味が濃いことで知られています。もう一つこのあたりでは、マガキだけでなく、もっと大きくなるイワガキが取れることはあまり知られていません。毎年夏に調査に行く渡島大島は、南から流れてくる対馬海流に乗って南方系の海の生物が棲息しているので、(今は取り尽くされたようですが、かつては大皿ほどもあるホンアワビが取れていました。)ひょっとしたら、ここにもイワガキがいるのかもしれません。

大島に渡るために前日移動し、松前のいつもの民宿でいろいろ海産物を食べるのが楽しみの一つになっているのですが、5年ほど前に宿に着くと、玄関先に見慣れないものが置かれていました。
貝類

ムラサキイガイは分かりますが、岩の固まりのようなものがマガキの集合体かと思いきや、なんとこれがイワガキだったのです。その他にも握り拳ほどもある巨大なカメノテがあり、これにもびっくり。対馬海流が直接渡島半島にぶつかる知内方面は、かなり海の様相が異なっているようです。
カメノテ

細かいのをはずしてきれいになったイワガキを渡されてびっくりしました。私の顔よりも大きいのです。広島の小さなカキしか知らなかったのが、厚岸のカキを初めて見た時にその巨大さに驚きましたが、このイワガキはそんなものの比ではありません。
イワガキ

この殻をはずすのも大変で、慣れた漁師さんでもかなり手こずって、悪戦苦闘の末にようやくはずしてくれました。こんなものを一人占めして食べたらバチが当たりそうだけど、その味が濃厚だったのには驚かされました。
むき方

こんなイワガキがたくさん取れるのであれば、カキ小屋も賑わいそうですが、天然物ですから資源も限られているので、メインの産品にはなり得ません。そんなに大量に養殖されている訳でもないマガキと共に、もう一つの特産品であるニラを売り物にしていく戦略が、どのように展開していくのか気になるところです。

呑み比べ

  • 2016.01.02 Saturday
  • 06:25
昨日は事務所に下りてきて、足りなかった年賀状を作ったりしているうちに夕方に。暗くなってバスで戻りましたが、そんな時間でも表参道には延々と車列が並んでいました。私は明治天皇なんか祀っている神社になんか絶対に参らないので、我が家には初詣という習慣がありませんが、みなさん何を思って参っているのでしょうか。

朝から食べていないのでさすがにお腹がすいてきて、またお節を皿に取り、お酒をちびちび呑み始めました。元旦だけは酒浸りが許されるのです。元旦の酒は、土井商店から酒を取るようになってからなので20年以上になりますか、清泉(きよいずみ)の特別純米と決めています。いろんな酒を呑んできたけれど、新潟の酒らしくキリッとしていながらふくよかな味で、元旦にこれを呑まないと気が引き締まらないのです。晦日に呑んでいたのは米鶴(よねつる)の「盗み吟醸丸吟」。これは土井商店のお奨めの一本に入っており、リーズナブルな値段ながら、しっかりとした山形の酒らしい掘り出し物で、ついつい飲み過ぎてしまいました。
きよいずみ

晦日にようやく帰ってきた長男が持ってきた酒が「若竹 おんな泣かせ 2013」。飲み会で呑んだ時に一番美味しかったというので買ってきました。静岡県島田の酒です。さすがに大吟醸だけあって、まるでワインのような芳醇さ。ここまで行くと本当にきりがないというか、蔵によって個性が全く異なり、最近ますます日本酒の味が高度化していると感じます。
女ころし

あれこれ呑み比べていると、だんだん分からなくなってくるのですが、せっかくなので聞き酒をやってみるかということに。年末から呑んでいた「弐乃越州(にのえっしゅう)と合わせて、四種の目隠しテストをやってみたのです。越州は久保田の酒を出している朝日酒造のブランドで、久保田よりもさらっとして軽快な感じがします。これとて本当に旨い酒なんですが、これらの中で呑み比べてみると、味が薄すぎるなぁ…という感じになってしまいます。
飲み比べ

結果は、かみさんと次男が満点で、私は全滅…。そりゃずっと呑み続けていて、もう区別がつかなくなってましたからねぇ。小春がいればもっと盛り上がっていたのに…とちょっと残念でしたが、楽しく盛り上がった夜でした。

たかがうどん屋ですが…

  • 2015.05.12 Tuesday
  • 05:51
昨日は一日事務所で内業。春になって現場が始まると、事務所にいること自体があまりなくなり、たまにいる時間には溜め込んだ事務仕事や内業を、ひたすら片付けていかなければなりません。このあとは怒濤の現場が続く毎日なので、片時ものんびりできないのです。
現場仕事では天候が大きく能率を左右するので、天気予報は一日に何回もチェックしています。ところがまだ5月だというのに、なんと台風情報が大きく表示され始めました。

台風情報

しかも、明日は十勝の現場だというのに、これじゃかなり直撃モードに。まぁ雨がほしいこともあるので、多少の雨は我慢しなければなりませんが、こんな時期に台風の行方を気にしなければならないなんて…

全然話は変わりますが、石山通に数年前からこんな店ができました。行きつけのGSに向かう道なので、数日前にも信号待ちで横に止まり、看板を見てまたむかついてしまいました。
うどん屋

ここにあったスーパーには、カゴメのソースが置かれていたので何度も通ったのですが (私はカゴメしか使わないもので)、閉店してすぐにこれが出来た時にはびっくり。驚いた理由の一つは、まるで丸亀製麺の二番煎じじゃないか!ということと、もう一つはなんで伊予製麺なんじゃ!ということ。
丸亀製麺ができ始めたた時に、讃岐となんの縁もない会社が(本社は神戸)、讃岐うどんブームにあやかって丸亀の名前をかたっているのに違和感を感じたものの、安くて旨い本物のうどんをあちこちで食べられるので、まぁ許せるかと思っていました。昨年末に行ったホノルルに2店舗あったのにはビックリでしたが、全都道府県や海外各地に千店近くもの店舗があるんだとか。

ところが、「讃岐釜揚げうどん」を売り物にしているのに、なんで伊予(愛媛の古名)を名乗らなきゃならんのじゃ!何にも関係なかろうが!とむかっ腹が立ったのです。まして、伊予と讃岐は昔から仲が悪く、何かにつけて対抗意識丸出しで、昔甲子園に行くためには北四国大会を勝ち抜かなければならないため、交互に実施する決勝戦は大変だったこともありました。そもそも伊予のうどんは讃岐とは全く異なり、腰がなくてふにゃふにゃ麺なのを知らんのか!なんで讃岐うどんのために、伊予の名前を貸さにゃならんのじゃ!

伊予製麺
HPで会社情報を見てまたびっくり。なんと大阪の理美容商社の経営だとか。「伊予」を名乗った理由がどこにも書かれておらず、こんな節操のない店には絶対入るものかと、信号待ちの車の中で、一人大人げなくかっかしてしまいました。
(こんなどうでもいいことに付き合わせてしまい、申し訳ありません…m(__)m)

夜の松山

  • 2015.01.21 Wednesday
  • 06:01
三泊四日の旅とはいえ、前後の一日は移動日だし、一日は法事やら親戚回りだったので、自由に歩けたのは一日だけ。朝早くからあちこち回ってヘトヘトになりましたが、やはり締めはここに行かんと〜と、夜には母を外に連れ出しました。
すし丸
やはり行くところはここですね。瀬戸内料理としては、最近人気の「すしまる」。入り口の写真を撮し忘れたので、以前行った時のものを借りてきました…(^^;)

早い時間だったのでお客さんはまだほとんどなく、落ち着いて話もできました。つき出しに出てきたのは「ほうたれ」というイワシの稚魚。
ほうたれ

刺身はどれも生きがよく、身がプリプリしていました。朝取れたものがすぐに出てくる瀬戸内ならではのしくみが生きているようです。この店は器が素晴らしく、料理とのバランスがいいのも特色になっています。
お造り

酢の物も松山らしくほんのりと甘めの酢加減ですが、タコやエビとの相性はぴったりでした。ビールは地ビールの道後ビール。昼に行った、にきたつ庵のある水口酒造で造っているもので、上品なピルスナータイプです。
酢の物

以前はオコゼの煮物がありましたが、いよいよ高価になったものかメニューから消えていました。昔は普通の庶民の魚だったのに… 代わりにあったのが「ほご」の煮付け。ほごとはカサゴ(笠子)の地方名で、広島や愛媛での呼び名だそうです。ぷりぷりしてオコゼに食感が似ています。
ほご
日本酒は、昔から松山ではよく飲まれていた雪雀。今は松山に合併されましたが、北隣にある北条の酒蔵で、あんまり特徴はないけれど、雑味はなく、庶民的で飲みやすい酒でした。

毎度食べるのがカレイの唐揚げ。なにガレイというのか分かりませんが、意外と身が厚く、歯ごたえのある締まった食感です。
カレイ
骨もカリカリに揚げているので、完全にせんべい状態。頭の一部は喉に引っかかりそうなので止めたものの、あとはきれいに完食できて美味しかったです。このあたりの食器は、典型的な砥部焼でした。
カレイの骨

母もお気に入りの店なので、たまに来ると美味しいと喜んでいました。一年に一度も帰ることができませんが、母もさすがに高齢になったので、元気な顔をちょくちょく見に帰らなくてはと思った帰省でした。

季節彩酒

  • 2015.01.13 Tuesday
  • 05:35
今年は長い正月休みになったので、本を読んだり部屋を整理したりと、しばらくできなかったのんびりした生活を取り戻すことができました。そんな中で、一番やりたかったのがファイルの整理。家に届く様々な情報は、それぞれのジャンルに分けてクリアファイルに入れてしまうのですが、ただ挟み込むだけでしかもひどい量になってきてしまい、置き場もなくなってしまいました。そこで少しずつ整理を始めたのです。子供たちのファイルも一人何冊にもなり、学級日誌やら塾の支払内訳まで、山のような紙を減らしていきました。
その中で、どうしてもやらなければならなかったのが土井商店関係のファイルでした。ちょうどひと月前に、日本酒の話題を載せたばかりでしたが、通販で取り寄せ始めてから約20年ほどのカタログである『季節彩酒』(きせついろのさけ)やら、注文したFAX、送られてきた酒の伝票などがすべて保管され、分厚いファイル三冊になっていたのです。まず手始めに、B5版だった期間、97年6月の55号から03年4月の85号までを整理し、社長のエッセイだけはpdf化してデータ保存することにしたのです。
季節彩酒

データ化するのは実に簡単で、綴じられたり簡易製本されているカタログをばらし、エッセイ部分と節目の酒のカタログを少し入れて約100ページほど、コピー機のスキャン機能を使えば数分でpdfファイルになります。ところが、つい中身を読み始めてしまうとなかなか先に進まず、それでも斜め読みしながらなんとか整理してしまいました。
一番古い55号には、「久保田」と「清泉(きよいずみ)」の話が出ています。この頃にはもう世間的にブームになっていたのですね。
季節彩酒
この期間約6年分の納品伝票がこんなにありました。一回の注文が一升瓶8本分なので、計算するのも怖いくらいです。まだ40代半ばで、一番仕事に燃えていた時期かもしれません。相前後して過労で何度も入院したのもこの頃なので、無茶苦茶な生活をしていた時期でもあり、その分お酒もたくさん飲んでいたようです〜(^^;)
注文書

さすがにこの年になると、そんなに無茶はしなくなるし、お酒に至っては二日酔いになるほど飲むことも全くなくなり、おとなしくなったものだと我ながら感心してしまいます。今年の正月は、いつも必ず用意する「清泉」の特別純米と、話題の「獺祭(だっさい)」をみんなで飲み比べてみました。本当に澄み切った切れのある「清泉」に対し、「獺祭」は吟醸なのでふくよかな香りに満ちた、包み込まれるような柔らかさがあり、家族の間でも五分五分の引き分けといったところでした。
飲み比べ

あれこれと溜め込んだものを整理してから死なないと、残された者にとってはゴミの山でしかなくなります。私には断捨離はできませんが、最低限データ化して軽量化し、分かり易くだけはしておこうと思っています。

日本酒の季節

  • 2014.12.13 Saturday
  • 06:01
この季節になると、美味しくて困るものが日本酒です。脇腹の痛みもかなり癒えてきたところに、注文していたお酒がどーんと届きました。我が家では二十年くらい前から、日本酒はすべて美瑛の土井商店から取っています。8本まとめて取れば、酒自体が市販の価格よりもたいがい安いので、運賃かけてもこの方がお得なのです。しかも全国から集められた選りすぐりの日本酒ばかりが…
お酒

若い頃の日本酒は、滅茶苦茶甘ったるいわ、ひどい二日酔いはするわ、アル添で添加物だらけの、今から思えばよくあんなもの飲んでいたなと思うような代物でした。その後第一次日本酒ブームがやってきて、どこに行っても「剣菱」ばかり。それでもそれまでの酒に比べれば格段に旨く感じました。ところが、いわゆる桶買いによって調合していたことがばれてしまい、あっという間に剣菱ブームは崩れ去ってしまいました。その頃から当時行きつけだったエルフィンランドでは、全国の本物の酒造りをしているところから仕入れようと、初めは名門酒会の酒屋から、その後は美瑛の土井さんと室蘭と酒本さんから仕入れるようになり、あーだこーだと飲み比べるようになっていったのです。

当時は美瑛・富良野方面の仕事も結構あったので、店でちょくちょく買っていましたが、なかなかまとまって買えないので、以来ずっと通販での購入になっているのです。このカタログ『季節彩酒(きせついろのさけ)』はA4で4〜6ページほど、冒頭のコラムが面白くて、今までのカタログはすべて取っていますが、この‘ぼやき’がとてもいいのです。
季節彩酒0
また読み返し始めると大変なことになるので、(分厚いクリアファイルに三冊ありますから…)ちょうど10年前の号を載せておきました。
それにしてもカタログの中身のすごいこと。文字がぎっしりで、今読むと目がちらついてしまいます。蛍光ペン片手にあれがいいか?こちらが旨そうだが高いなぁとか、楽しみ苦しみの一時がこたえられないのです。
内容0

この二年後にはカラー化に踏みきり、その頃で4,000部もの部数を印刷するために大型の印刷機を導入しています。これだけたくさんのカタログを発行している酒屋さんは、全国的に見ても珍しいのではないでしょうか。数年前に、息子さんがそれまでの道から急に飛び降りて、四代目として後を継ぐことになり、その後昨年からは編集長も交代して、ちょっと寂しくなりました。やはり同年代のよしみがあるので、たまにはあの‘ぼやき’を聞かせて下さいよ〜と注文の際にリクエストしたほどです。現在のカタログはすっかりカラフルになって、ある意味分かりやすくなりましたが、高いお酒ばかり載るので、選ぶ楽しみが少なくなったかもしれません。

内容1

物置には専用の日本酒コーナーがあり、届いてから呑む順番に入れておくのがまた大変。味によってメリハリを付けておかなければならないのです!そんなにこだわらなくてもいいようなものですが、私の場合液体燃料で生きているようなものなので、このくらいは楽しまないとねぇ…(^。^;;

※土井商店への注文はこちらから。カタログがpdfでも見られるようになっています。この時期は発送に時間がかかるかもしれませんよ〜

あかまつせんべい

  • 2014.04.07 Monday
  • 06:06
先日函館にいった際、お土産に「あかまつせんべい」をいただいてきました。実はこれが大好物。地味ながらとてもよくできたお菓子だと思います。
    あかまつせんべい
中身はいたってシンプルで、小麦粉と卵と砂糖を練り、薄くのばした上からアーモンドをスライスしたものをまぶして焼いたものです。以前はもっと厚くて固かったように思いますが、少し上品になった分、食べ応えがなくなったような気がします。味もさることながら、なんといってもこの外観。実に赤松街道の名にふさわしい姿だとは思いませんか?
せんべい
参考までに、円山公園にあるアカマツの木の樹皮を写してきました。アカマツの樹肌は、若いうちは真っ赤でペラペラと剥けてくるのですが、ある程度年数が経ってくるとやや黒みを帯びて、ガサガサした松肌になってきます。ちょうどこのくらいの感じでしょう。
樹肌
このアカマツ並木は、今から約140年も前に植えられたもので、15km近くも続いている壮大な並木道です。植えられた時には、広々とした街道並木だったことでしょう。最近のような車社会になってしまうと、これではとても狭くて、拡幅できないために山側にバイパス機能を持った函館新道が建設されています。そのおかげで、以前は渋滞による排気ガスが並木をむしばんでいたようですが、最近では大型車があまり通らず、静かな道路になっています。
アカマツ並木
ここは「日本の道百選」や、土木学会による「選奨土木遺産」に指定され、立派な標識が立っていました。わが造園学会北海道支部でも、『北の造園遺産』第12号に認定しており、パネルを作成して展示したりホームページなどでも紹介しています。由来などについてはこちらにまとめておりますので、小さいですがどうぞご覧になって下さい。
遺産
大手メーカーのお菓子でも、これは○○のパクリじゃないの?というものが結構目立ちます。こんなにシンプルかつストレートなイメージお菓子は珍しいのではないでしょうか。家内工業的に作っているような気がしますが、爆発的には売れないまでも、着実に売れていつまでもなくならないことを願っています。

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