日本酒の季節

  • 2014.12.13 Saturday
  • 06:01
この季節になると、美味しくて困るものが日本酒です。脇腹の痛みもかなり癒えてきたところに、注文していたお酒がどーんと届きました。我が家では二十年くらい前から、日本酒はすべて美瑛の土井商店から取っています。8本まとめて取れば、酒自体が市販の価格よりもたいがい安いので、運賃かけてもこの方がお得なのです。しかも全国から集められた選りすぐりの日本酒ばかりが…
お酒

若い頃の日本酒は、滅茶苦茶甘ったるいわ、ひどい二日酔いはするわ、アル添で添加物だらけの、今から思えばよくあんなもの飲んでいたなと思うような代物でした。その後第一次日本酒ブームがやってきて、どこに行っても「剣菱」ばかり。それでもそれまでの酒に比べれば格段に旨く感じました。ところが、いわゆる桶買いによって調合していたことがばれてしまい、あっという間に剣菱ブームは崩れ去ってしまいました。その頃から当時行きつけだったエルフィンランドでは、全国の本物の酒造りをしているところから仕入れようと、初めは名門酒会の酒屋から、その後は美瑛の土井さんと室蘭と酒本さんから仕入れるようになり、あーだこーだと飲み比べるようになっていったのです。

当時は美瑛・富良野方面の仕事も結構あったので、店でちょくちょく買っていましたが、なかなかまとまって買えないので、以来ずっと通販での購入になっているのです。このカタログ『季節彩酒(きせついろのさけ)』はA4で4〜6ページほど、冒頭のコラムが面白くて、今までのカタログはすべて取っていますが、この‘ぼやき’がとてもいいのです。
季節彩酒0
また読み返し始めると大変なことになるので、(分厚いクリアファイルに三冊ありますから…)ちょうど10年前の号を載せておきました。
それにしてもカタログの中身のすごいこと。文字がぎっしりで、今読むと目がちらついてしまいます。蛍光ペン片手にあれがいいか?こちらが旨そうだが高いなぁとか、楽しみ苦しみの一時がこたえられないのです。
内容0

この二年後にはカラー化に踏みきり、その頃で4,000部もの部数を印刷するために大型の印刷機を導入しています。これだけたくさんのカタログを発行している酒屋さんは、全国的に見ても珍しいのではないでしょうか。数年前に、息子さんがそれまでの道から急に飛び降りて、四代目として後を継ぐことになり、その後昨年からは編集長も交代して、ちょっと寂しくなりました。やはり同年代のよしみがあるので、たまにはあの‘ぼやき’を聞かせて下さいよ〜と注文の際にリクエストしたほどです。現在のカタログはすっかりカラフルになって、ある意味分かりやすくなりましたが、高いお酒ばかり載るので、選ぶ楽しみが少なくなったかもしれません。

内容1

物置には専用の日本酒コーナーがあり、届いてから呑む順番に入れておくのがまた大変。味によってメリハリを付けておかなければならないのです!そんなにこだわらなくてもいいようなものですが、私の場合液体燃料で生きているようなものなので、このくらいは楽しまないとねぇ…(^。^;;

※土井商店への注文はこちらから。カタログがpdfでも見られるようになっています。この時期は発送に時間がかかるかもしれませんよ〜

あかまつせんべい

  • 2014.04.07 Monday
  • 06:06
先日函館にいった際、お土産に「あかまつせんべい」をいただいてきました。実はこれが大好物。地味ながらとてもよくできたお菓子だと思います。
    あかまつせんべい
中身はいたってシンプルで、小麦粉と卵と砂糖を練り、薄くのばした上からアーモンドをスライスしたものをまぶして焼いたものです。以前はもっと厚くて固かったように思いますが、少し上品になった分、食べ応えがなくなったような気がします。味もさることながら、なんといってもこの外観。実に赤松街道の名にふさわしい姿だとは思いませんか?
せんべい
参考までに、円山公園にあるアカマツの木の樹皮を写してきました。アカマツの樹肌は、若いうちは真っ赤でペラペラと剥けてくるのですが、ある程度年数が経ってくるとやや黒みを帯びて、ガサガサした松肌になってきます。ちょうどこのくらいの感じでしょう。
樹肌
このアカマツ並木は、今から約140年も前に植えられたもので、15km近くも続いている壮大な並木道です。植えられた時には、広々とした街道並木だったことでしょう。最近のような車社会になってしまうと、これではとても狭くて、拡幅できないために山側にバイパス機能を持った函館新道が建設されています。そのおかげで、以前は渋滞による排気ガスが並木をむしばんでいたようですが、最近では大型車があまり通らず、静かな道路になっています。
アカマツ並木
ここは「日本の道百選」や、土木学会による「選奨土木遺産」に指定され、立派な標識が立っていました。わが造園学会北海道支部でも、『北の造園遺産』第12号に認定しており、パネルを作成して展示したりホームページなどでも紹介しています。由来などについてはこちらにまとめておりますので、小さいですがどうぞご覧になって下さい。
遺産
大手メーカーのお菓子でも、これは○○のパクリじゃないの?というものが結構目立ちます。こんなにシンプルかつストレートなイメージお菓子は珍しいのではないでしょうか。家内工業的に作っているような気がしますが、爆発的には売れないまでも、着実に売れていつまでもなくならないことを願っています。

山親爺

  • 2014.02.17 Monday
  • 06:12
先日の義父の葬儀。祭壇の両側には、近くの千秋庵総本家からいただいた山親爺のお供えが、高く積み上がっていました。長いおつきあいだったそうで、このほかにもたくさんのお供えを頂戴していたようです。
山親爺 箱

道民にとっては、テレビコマーシャルまでやっていた札幌千秋庵の山親爺がなじみ深いでしょう。
(なんとYouTubeにありました。)でも登録商標になっているので、この菓子が出来たときから笹に通した鮭を背負った山親爺が、スキーをしているイメージが出来上がっていたのでしょうね。

 出てきた出てきた山親爺
 笹の葉かついで 鮭しょって
 スキーに乗った山親爺
 千秋庵の山親爺
 今日のおやつは山親爺
 千秋庵の山親爺〜♪

画像に(札幌)とついていましたが、もともとは千秋庵総本家が作り出したお菓子だそう。箱の裏にはこのような説明書きが書かれていました。
   主人敬白

秋田の久保田城趾のある公園を千秋公園といい、札幌の中島公園や円山公園と同じく、長岡安平が設計した公園として知られています。千秋庵の創業者が秋田から函館にやってきたのは万延元年(1860)のことですから、道内でも最も古いお菓子屋さんの一つでしょう。ここから分店していったのが小樽、旭川、釧路で、札幌千秋庵はさらに小樽からの暖簾分けの形で独立しています。(札幌からさらに別れたのが帯広千秋庵(現在の六花亭)なので、ひ孫関係…(^_^;)) そのような経緯から、わざわざ「総本家」を名乗り、山親爺にも「元祖」とついているのでしょう。

これを作り出した4代目は、各店にその作り方を教え、それぞれの店で販売させたそうです。今は札幌しか残っていませんが、独立した店にも教えたという度量の広さは驚きです。でも現在の札幌の山親爺とはかなり食味が異なり、札幌のはいかにも小麦せんべいという感じがしますが、総本家のはさくっと食味が軽く、味も品があるように思います。
ただ、中の袋のデザインが随分とかわいくなっているのにびっくり。以前は札幌と同じくいかつい熊が鮭を通した笹を背負ってスキーに乗っている図柄でしたが、今の熊は、とてもかわいいクマさんの絵になっていました。箱や黒くて丸い缶のイメージと、中袋のギャップがおかしかった。
  袋

この「千秋庵総本家」や日本で一番古い洋食屋といわれる「五島軒」、すき焼きの店「阿佐利」など、葬儀でも大変お世話になりましたが、地域密着でありながら観光客が引きも切らない店がたくさんあります。このあたりが函館の町の懐の深さのような気がします。

お節の植物

  • 2014.01.04 Saturday
  • 07:20
三が日が明け、ご馳走三昧飲み放題の生活からも、そろそろ脱却しなければなりません。昨年も、正月明けから暮れまで、完全offの日はなかったので、こんなに仕事から開放された時間を過ごすのは、本当に久しぶりのような気がしました。おかげで頭の中も完全にリセットされ、とてもすっきりしたと思います。

我が家のお節料理は、基本的には松山時代に食べていたものをそのまま引きずっていますが、いくつかは新顔が入っています。このチョロギもその一つ。形の面白さから、10年ほど前から毎年購入していますが、スーパーにはほとんど出回らないようです。
ちょろぎ
とにかくこの形の面白さ。イモムシというか、びちぐそというか、とても不思議な形をしています。中国原産の植物で、実物は見たことがありませんが、多分道内でも栽培できるはずです。

シソ科スタキス(イヌゴマ)属の植物で、ラムズイヤーの和名がワタチョロギというのは、同じ仲間であるからでしょう。根にこの形の球根(ジャガイモと同じ塊茎)を付け、秋に収穫したものを梅酢で漬けたものがこの時期に出回ってくるのです。中国名の「朝露葱」からこの名前が来ているといわれ、縁起物なので、「長老木」「長老喜」「千代呂木」などと書かれるそうです。なんで縁起物なのか、今ひとつよく分からないのですが、とにかく形の面白さから、毎年登場しています。(日本チョロギ愛好会という、怪しいページもあるので、詳しくはこちらを…)

もう一つ、正月にしか出回らないものにクワイ(慈姑)があります。オモダカの栽培品種で、これも中国からの渡来品。
くわい1

こちらはその形から、「芽が出る」というので縁起物にされたようで、広島や埼玉が主産地だとか。松山時代に食べていたかどうか記憶がありませんが、子どもにはこの独特の香りは苦手のようで、我が家でも不評です… サトイモよりも身が締まり、ぽくぽくとした食感がたまらないのですが。
くわい2

最近では、お節を作る家がかなり減っていて、買ってくるのならまだしも、それすら用意しない家が増えているようです。そりゃ、これだけのものを作る身にもなってよね!!と言われ続けているので、頭が上がらないのは確かですが、ただ何となく行事があって馬鹿騒ぎするのではなく、たまには、いろいろな謂われのある食べ物に触れることも、必要だと思うのですがねぇ…

冬の味覚

  • 2013.12.19 Thursday
  • 06:02
週に一度買い物に行く時には、野菜売り場だけは隅々までチェックします。というのは、この時期には旬の珍しい野菜が入る可能性があるからです。
11月から12月にかけて入ってくるのが「山ごぼう」。カタカナのヤマゴボウはヤマゴボウ科の植物で、最近はガーデニングの素材としてよく植えられますが、ヨウシュヤマゴボウと共に全草が有毒の超危険な植物です。
ヤマゴボウ
(花や果実が上を向くのがヤマゴボウ、ヨウシュヤマゴボウは垂れ下がります)

これに対して、パックに詰められて売られているのは、漢字とひらがなの「山ごぼう」。これは道南の厚沢部で作られているようです。でも有毒植物と紛らわしい名前は、あまり使わない方がいいのですが・・・
山ごぼう

この山ごぼうとは、正式には本州以南に自生のある、キク科キルシウム(アザミ)属のモリアザミ(Cirsium dipsacolepis)の栽培品です。道内には自生していないので、私も実物は見たことがありませんが、道南に多いオオノアザミに似ています。よく土を落とし(これが結構大変なんだそうです…)、酢水でさっと湯がくだけでとても美味しくいただけます♪ キク科特有の風味と、しゃきしゃきした歯触りがなんとも言えません。出回るのはこの時期だけなので、つい何度も買ってしまいます〜
酢漬け

正月近くになると出回るのが八頭(やつがしら)。いつも行くスーパーでは滅多に出回りませんが、先日円山のダイエーでゲットしてくれました♪(詳しくは昨年のページを参照して下さい。)
芋

これを食べると、南方の島々ではタロイモが主食であることがよく分かります。八頭を食べてしまうと、普通のサトイモはまずくて食べたくなくなってしまいますからね…これもこの時期だけ味わうことができる味覚と言えるでしょう。
芋煮

四国かぁ…

  • 2013.02.18 Monday
  • 07:07
昨日は四国方面が騒がしいと思ったら、梅木夫婦が駆け抜けていたんです〜
でも「社長室」見てても、どんな風に移動しているのか分からないでしょうね…四国4県は、渡島半島くらいの大きさしかありません。そんな狭いところに400万人もひしめいているのです。4県の位置はほとんど分からない方が多いでしょうが、右上に香川、左上に愛媛、右下に徳島、左下に高知があります。背骨に当たる四国山地が険しいので、高知との交流はほとんどなく、瀬戸内を挟んで広島や岡山の方が身近に感じます。
四国
(ちなみに愛媛県は、首なし犬と言ってましたぁ…)

かつては高松が四国の窓口だったために、多くの四国の拠点がありましたが、瀬戸大橋の開通や、鉄道から飛行機に交通手段が変化したことにより、今では松山の方がはるかに人口も多く(約52万対42万)、活気があるようです。昔から香川と愛媛は仲が悪く、讃岐の狸×伊予猿と悪口を言っていたようですが、これはかつて高校野球の予選が、二県で北四国大会を勝ち抜かなければならなかった名残ではないかと。どちらも野球が盛んで、異様に盛り上がっていたような記憶があります。
香川といえばうどん県の異名がある通り、こしの強い讃岐うどんが名物。松山にもうどん屋はたくさんありましたが、名物は鍋焼きうどんと、全然食味が違ってました。昼に讃岐のうどんを食べ、高速で松山に移動すればほんの1時間半。近くなったものです。昔は特急でも3時間かかってましたからね。

食事の場所としてお奨めした寿司屋は、昔からある店で、松山に帰った時には必ず寄っています。
すしまる

瀬戸内の味を満喫できたことでしょう。写真にでているのは松山鮓(別名もぶり鮓)というちらし寿司で、アナゴやエビをもぶす(混ぜ込む)ことからこんな別名になったようですが、昔はそんな言葉使わなんだなぁ…子規や秋山兄弟も大好物だったので、坂の上の雲にも登場したように、松山では何かにつけて作るものでした。あの甘たい味が懐かしいです〜

そのまま九州に向かうのかと思ったら、何と高知の牧野植物園を見に行くと…山越えするとものすごく時間がかかるので、一旦香川県境まで戻り、徳島をかすめてトンネルだらけの道を高知に向かうと、意外と早く着きます。夜はやっぱり皿鉢料理かなぁ…(^_^;)

中華市場

  • 2013.01.25 Friday
  • 07:20
烏龍茶がなくなってきたので、近くにある店まで買いに行ってきました。
この店は、晋南(しんなん)貿易という中華食材の卸屋さんの直売店で、2年くらい前に模様替えし、それまでしんなんマートという、さびれたコンビニのような店だったのを、少し小綺麗にしました。店の名前も、「中華市場」〜MANDARIN MARKET〜となっています。
中華市場

創業者は中国の方で、戦前北大農学部に農業研修に来られ、そのまま残った方です。中国各地の様々な食材があり、値段も大変手頃なので、とてもお奨めの店だと思いますが、何に使うのかよく分からないものが結構あります。
缶詰
(アーチチョークとロコ貝?の缶詰)

唐辛子
(メンマと丸唐辛子の大袋。店舗用卸だから大袋ものが多い)

以前は、創成東のファクトリー近くの古いビルに会社があり、その一角に店がありました。(建物は今も残っています。)当時勤めていた会社が東区にあったので、町への行き帰りに、ちょっと寄るのにちょうどよかったのです。今から20年近く前になるでしょうか。
台北の路地裏に入るかのようなビルの奥に店があり、白いシャツ1枚のおじさんが店番をしているのです。結構通ううちにすっかり馴染みになり、烏龍茶1kgが当時2,200円するのを、1,600円くらいでレジを打ってくれるようになりました。そのころの店はマンダリンハウスと言ってたのです。それが現在の北円山に移転し、しばらくしんなんマートで働いていましたが、体をこわしたとかで、とうとういなくなってしまいました。ですから、今のおばさんは定価でしか売ってくれないのです。
烏龍茶
(改装開店の時にもらったエコバッグ)

といっても、1kg1,800円ですから、ずいぶんと安くなりました。円高の恩恵なのでしょうか。ついでにカボチャの種と辛そうなピーナツを買ってきました。酒のつまみに合いそうです。(どちらも150円でした。)
つまみ

2月には春節があり、一ヶ月間春節セールをやるそうです。これに書かれていないものもたくさん安くしますので、ぜひ来て下さいと言われてます〜
セール

行ってきました♪

  • 2013.01.11 Friday
  • 07:07
昨日は朝から夜まで打合せがびっしり…雪が降らなかったのが幸いでしたが、移動も多く、夜に戻った頃にはへろへろになってしまいました。
午前中の打合せが終わって、石山通の帰り道。午後いちの打合せの前にどこでお昼を食べようかと考えて、ふと今朝梅木さんのページで見たラーメン屋さんを思い出しました。あそこなら通り道だと、そのまま直行。すぐに場所も分かりました。
桜香

お昼にはちょっと前だったので、お客はいませんでしたが、少し話しただけで、私のこともすぐに分かったようでした。私はみそラーメンは苦手なので、早速醤油ラーメンを。奥の方でご主人が調理をしていて、すぐに出てきました。普通の醤油ラーメンよりはるかに出汁が濃厚で、かといって全然くどくない味でした。チャーシューもとても美味しかったです♪肝心の写真を撮すのを忘れてしまいましたが、これはお奨めです〜
メニュー

程なくお客さんがぞろぞろと入ってきて満席近くになり、話しぶりからはかなり馴染みになっている様子。開店からまだ2ヶ月あまりですが、この味ならきっと繁盛することでしょう。大通の資料館からもほど近いので、バラ園鑑賞のついでにもお奨めですよ〜

その前に寄ったお菓子屋さん。
米屋

正月飾りの繭玉のピンクに暖かみを感じましたが、気温はぐっと低いまま。いつになったらこの寒さから解放されるのでしょうね。店の中の花を見ると、やはりホッと和みます。やはりどこかの温室に行って、体も心もほぐしてくる必要がありますね〜
花

お節料理

  • 2013.01.04 Friday
  • 07:01
道北方面は大雪の降ったところがありましたが、札幌はびっくりするようないい天気でした。長男は今日から仕事のため、昨日昼前には帰ってしまい、私も今日が仕事始め。ぼちぼちと仕事モードに入ります。

正月の話題の締めとして、今日はお雑煮の話題。
春日は函館生まれなので、大晦日からご馳走を食べるのが当たり前、お雑煮もいろいろ盛りだくさんなものだったそう。お雑煮は、かなり地方によって違うものの代表なので、先日にもこんな記事がありました。
朝日記事
(朝日新聞の記事より 2012.12.18)

北海道はいろんな所の文化が混ざっているので、端から対象にされていないようですが…
松山は丸餅・すまし文化圏になっています。したがって、我が家の雑煮は丸餅と、里芋、大根、人参、ほうれん草に蒲鉾を一切れ入れただけの、いたってシンプルなものです。
雑煮

鶏肉や海老が入らないと、いつも寂しそうな顔をされるのですが、これが笠家の雑煮なんやから、しゃあないわと…(^_^;) 
松山は白味噌もよく使うので、子どもの頃には餡餅の雑煮も食べたことがあります。さすがにお汁粉のようになってしまうので、子供心にも不思議な食べ物だと思いましたが、高松は今でも白味噌・餡餅雑煮だと、先日テレビでもやっていましたね。

子どもの頃からお節づくりはずっと手伝っていたので、そのままお重と共に我が家には引き継がれており、昔から使っていた磁器製のお重に詰めるのも私の役目です。
お節
(これは去年のものですが、毎年ほとんど変わりません。)

それでもいくつか新顔の素材もあります。クワイは子どもの頃は苦手で食べなかったのですが、今は必ず作るようにしています。くせがあるので、子供たちにはやはり不評のようですが。
もう一つ、わりと最近入れているのがチョロギです。シソ科のスタキスの仲間(Stachys sieboldii)の塊茎で、不思議な食感を持っています。形と色が面白いので、毎年入れていますが、白いままだとイモムシのようなので、食べにくいかもしれませんね。
くわいチョロギ

昨日来た息子達の彼女に、お節たくさん食べたの?と聞いたら、なんとどちらも、うちはお節作らないんです〜と。こんな古風なお節を、毎年作る家も少なくなってきたのかもしれませんね…

夫婦鯛

  • 2013.01.02 Wednesday
  • 06:46
札幌は、予想に反して驚くほど穏やかな元旦でした。
元旦だけは、朝からお節を食べてお酒も解禁されるので、酔い覚ましと運動不足解消を兼ねて、とことこと円山の事務所まで歩いて下りるのが、ここ10年の恒例行事になりました。例年山麓通から神宮に向かう道路は大渋滞になり、バスも巻き込まれてしまうので、乗る意味がないのです。ところが昨日は様子が違い、渋滞が全くないどころか、車がほとんど走っていなかったのです。一瞬、我が家だけが日にちを間違えてお正月を祝ってたのかと、不安になるほどでした。何があったのでしょうかねぇ…(?_?)
円山
(例年だと車に埋め尽くされている、総合グラウンドから動物園前の道路)

我が家では、大晦日の最後の仕事は、鯛を料理する大役があります。瀬戸内では、何があっても鯛を食べるのが常なので、結婚したての頃には、相当不思議がられてしまいました。年末には、四国から夫婦鯛が届くので、これをさばかなければならないのです。まずは出刃包丁の研ぎから始まります。
砥石
(まずは、中砥でしっかり研がなければいけません。)

夫婦鯛と言っても、雄雌をペアにしているわけではなく、少しサイズの違うものを組み合わせているのだとか。それでもかなりの大物が2匹入っていました。
夫婦鯛

鯛はひれがとても固くて鋭いため、相当慎重に扱わないと危険です。おまけに、脂の乗った鯛はズルズルになるので、出刃が滑ったら大変なんです。こんな大物をさばくのは。一年に一度のことなので、内心ひやひやしながらの作業でした。大きな方は塩焼き用に、小さな方は三枚に下ろして刺身用にさばくことができました。このまな板も、これ専用になっていますが、バッコヤナギ製のかなりの大物を持っています。
分解

子供たちが揃うのも正月くらいになってしまうし、いつも楽しみにしているので、この鯛だけは止めるわけにはいきません。ところが一つ問題が。今使っている電子レンジは、結婚した時に持ってきたものなので、なんと28年目…こんなサイズが入るものが今の機種にはないのです。これが壊れてしまうと、焼くことができなくなってしまうのが悩みの種…(^_^;) とりあえず、今年はなんとかなりましたが、来年は大丈夫かなぁ…
塩焼き

うどん屋 おか田

  • 2012.12.27 Thursday
  • 07:15
昨日は朝から猛吹雪。北海道に来て40年になりますが、年末でこんなに寒かった記憶がありません。今朝はようやく収まったものの、頭が痛くなるほど冷え込みました。いつまでこの寒波は続くのでしょう…

お昼には、サンドイッチの弁当を作ってもらうのですが、出勤がえらく早くなってしまったので、毎日だとかあさんが大変なんです…そんなこともあり、週の半分くらいは外食に。冬に現場がなくなると、このあたりで食べられるものといっても、ご飯を食べない人だから、そばかうどんになります。
四国生まれなのでうどんは大好きなんですが、札幌に来てうどん食べるといつもがっかり…やはり薄味だ鰹出汁のきいたうどんにはなかなか出会えないし、あってもえらく高いのです。向こうでは、うどんというのはご馳走ではないので、素うどんならせいぜい200円とか250円くらいで、あとは天ぷらやいなり寿司をつまんで500円以下でないとお昼にはなりません。

2007年に道新が『札幌極旨麺図鑑』を出したので早速買ってみると、よさそうなうどん屋が近くにあったのです。それが今行きつけになった「おか田」です。
おか田

東西線の西18丁目近く。出勤前の朝食もやっているので、7時開店で、閉店は14時という店です。そこに行き始めてもう5年近く。おばちゃんがとっても花好きだと言うこともあり、すっかりウマが合ってしまったというか、あれこれ花の話題でいつも盛り上がります。道新に連載していることがばれてしまい、毎度切り抜いて楽しみにしてもらってます。
夏だと室内はものすごく暑くなるので、必ず中庭で食べています。おばちゃんがいろんな花を植えて、結構きれいになっています。私が食べるのは、かけ並にイモ天と半熟卵天で480円、馬鹿の一つ覚えだねぇといいながら、これ以外には手を出さないのです。
デッキ

冬と雨の時以外は、基本的に必ず中庭で食べることにしているので、いつも座る特等席みたいになっています。片隅にはホトトギスの大株があり、これが咲いたらいよいよ今年の花も終わりだし、外で食べるのもそろそろ厳しいねぇ…と名残を惜しむわけです。
ホトトギス

しかし、昨日はここまで行くだけで顔はこわばり、手も足もかぢかんでしまいました。うどん食べてホッと一息、帰りも気合い入れて帰らなくてはと思ったら、ちょうどその頃から日が差してきました。ようやく吹雪から解放されたのです。事務所までは片道15分くらい歩くのですが、道の雪山はもう完全に背丈を超えてしまっています。
雪道

雪がこれだけ降れば、除雪関係の人やダンプの運転手も、食いっぱぐれがなくていいのですが、ちょっと度が過ぎています。年明けの天気が本当に気かがりですね。

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