Kitaraで研修会

  • 2016.11.10 Thursday
  • 05:56
やはりトランプが勝ちましたねぇ… わが国も同じだけど、何か威勢のいいことを垂れ流すだけで、本質なんかどうでもいい奴に流されてしまう。あの歴史が、また繰り返されてしまうのではないかと恐ろしくなります。あと四年間、地球が、日本が壊れてしまう恐怖にさいなまれるのでしょうか…

Kitaraのボランティアから、Kitaraのある中島公園のことをもっと知りたいので、ぜひお話を聞かせてほしいとの依頼があり、昨日研修会の講師を務めてきました。Kitaraに着くと、立派な貴賓室に案内されましたが、立派な調度より興味があったのが、パイプオルガンの部品でした。説明用にいろんなタイプの発音部があるのですねぇ。
パイプオルガン

ボランティアは80数名いるそうですが、普段熱心に参加してくれる半分ほどの方が、ほとんど参加されたようです。例によってあちこち話が飛んでいきながら、時間をかなりオーバーしてしまったけれど、たくさんのうろこが目から取れたようでした。このような機会を与えていただき、本当に感謝です。
研修会

帰り道、山鼻小学校脇の行啓通を通ると、名物のイロハモミジがすっかり色付いていました。例年であれば、ポカポカ陽気の小春日和には、格好の散歩道になるのに、今年の天気は本当に最悪です。湿雪害がなかっただけでもなによりでした。
イロハモミジ

事務所まで戻ってくる途中、大きく枝が垂れている街路樹を見つけました。よく見るとナナカマドのまだ若い木が、湿雪が乗っかって又のところから裂けてしまったようです。在来種でも葉がまだ落ちきらないのが、今年の天気の特徴でしょうか。
ナナカマド

よく見てみると、昨日のギンカエデと同じような分かれ方をしていて、股裂き状態になっていました。こうなると、もう助けることができないので、この木は植え替えるしかありません。本来であれば苗木の生産段階で、このような股割れしやすい苗木をはねてほしいのですが、そんな面倒なことやってくれませんからねぇ。
股割れ

2004年9月11日に札幌を襲った台風18号の被害では、このような股割れ被害が結構ありました。この時初めて、この危険性に気付かされたのです。このような被害を引き起こす天災は、本来何十年に一度と言われて来ましたが、最近ではそのサイクルがどんどん短くなっているようです。
台風被害
 (まさに股裂き状態になったキタコブシ  大通公園で、2004.9.11)

研究会

  • 2016.03.13 Sunday
  • 06:02
年度末のこの時期には、いろんな会の総会などが集中します。昨日はその二つがバッティングしてしまい、一つには残念ながら出席できず、もう一つは私が座長をやっている研究会で、始めてから28年が経ちました。世が平成になってすぐのこと、様々な立場で緑に関わっている者が集まって始めた会でした。緑化樹木の生産・流通、それを植える造園業、計画するコンサル、発注する役所など、様々な角度から緑のことをざっくばらんに話し合おうとの呼びかけで始まったものです。以来今回が68回目の研究会になり、途中で私が座長となって運営してきました。

会場は狸小路近くのサウナ屋さん。ここに安い貸会議室があり、宴会場もあるので、セットにするととても便利なことを教えられて以来、ずっとここを利用しています。アーケード商店街を通っていくと、松山の銀天街とそっくりだなぁと思ってしまいました。姉妹商店街だけあります。
狸小路

集まったのは15名。この会を呼びかけたSさんは、84歳ながら毎度元気に参加してくれます。確かに30年近く活動しているわけですから、みんなそれだけ歳を取ったわけですが、今回も新しく参加者が増えてくれました。
研究会

議論する内容はそれほどなく、近況報告のあとメンバーの活動や研修の報告がありました。一つは、東北の被災地の海岸植生の復元に取り組んでいる活動の報告。至る所で進められている巨大防潮堤が、せっかく復活し始めている海岸の植生を踏みにじり、海岸景観をいかに破壊しているか怖いほどでした。あとに残るのは帰化植物が繁茂した荒涼たる植生ばかり… いろいろ考えさせられました。
ハマヒルガオねっと

もう一つは、シンガーポール植物園と、今話題の「ガーデンズ バイ ザ ウェイ」。北大のキャンパスほどもある植物園は、とても広すぎて全部は見られないんだそう…観光客はその中の小さなエリアであるラン園だけを見るのが普通のコースなんだとか。確かに高温多湿の中、歩き回るのはとても大変そうでした。
シンガポール植物園

巨大な人工的植物公園である「ガーデンズ バイ ザ ウェイ」。なんとゴミの焼却施設の上に作られており、この人工樹木の一つはその煙突にもなっているんだとか。空中回廊は、足元が透けて見えるので、高所恐怖症の方には厳しいとのことなので、私も無理かなぁ…
ガーデンバイザベイ

レゴがスポンサーの一つになっているのか、ブロックで作られた植物があちこちに展示されていたそうで、とっても違和感があったそうです。そりゃそうですよねぇ。
レゴ

ここは昼間だけでなく、夜景を見るのがむしろメインだとか。専門家的には、植物の展示はそれほど見るべきものはなく、観光を強く意識した施設のようでした。シンガポールは、一度見てみたい町ではあるけれど、時期と対象をよく絞り込んでいった方がよさそうです。
夜景

芝草研究会

  • 2016.01.30 Saturday
  • 05:36
昨日は、北海道芝草研究会で話をする機会がありました。この研究会は、寒冷地型芝生についての情報交換の場所として、研究者や種苗会社、施工会社、維持管理するゴルフ場のキーパーなどが作ったもので、その結成40周年記念大会でもあったのです。私も長らくこの研究会に入っていたのですが、ずっと幽霊会員になってしまっていたので、数年前に退会したばかりでした。そんな私に、ゴルフ場などで樹木の扱いについて分からないことが多く、樹種の特徴や植え方、管理の仕方などについて話を聞きたいとの要望があるので、是非話をしてほしいとの依頼が会長からあったのです。

昨日はピーカンに晴れており、北12条の地下鉄を降りて北大に向かう道は、ツルツルピカピカで大変歩きづらくなっていました。
5丁目通

この研究会も、最盛期は会員170名を越していたこともありましたが、最近はその半分ほどに減ってしまい、財政基盤となっていた賛助会員もかなり減ってしまっているようです。学会や研究会は、どこも似たような問題を抱えているみたいですね。それでも講演を聞きに来る方は、共催団体などからかなりあったと見えて、会場には百名ほど集まっておりました。
芝草研

講演は記念大会と言うこともあり、基調講演の他に三本立てになっており、私の出番は最後になっておりました。私の演題は、「北海道における樹木のランドスケープ」。北海道の緑化樹種の特徴から、ゴルフ場のような吹きさらしの空間での木の植え方、樹種の選び方などについて、一通りお話しさせていただきました。限られた時間だったので、かなりはしょらなくてはなりませんでしたが、あとから、もう少し詳しい話を聞きたいという方もいて、それなりに手応えもあったようでホッとしました。
講習

そのあと北口のホテルで行われた40周年の記念祝賀会にも招待されたので、そちらにも参加させていただきました。冷えたビールの美味しかったこと。講演は準備も大変だし、人前で話するのも相変わらず苦手だけれど、それなりに反応があればホッとするものです。こういう機会を与えられ、終わった後の美味しいビールが飲めるというのは、本当に幸せなことなんだなぁと思ってしまいました。
ビール

昔の講演から

  • 2016.01.22 Friday
  • 05:57
この事務所には、本がかなりたくさん棚に詰まっていますが、実はそれ以上に書類があちこちに隠されています。いつも使う書類は私のデスクの左にある書類棚にあるのですが、既に終わったものなどはあちこちのキャビネットや棚や押し入れの中にぎっしりと詰め込んでいます。
書類棚

この事務所をいつまでも借りていられないので、そろそろ片付けねばと、1日一時間ほど気分転換を兼ねて作業を始めました。まず手を付けたのが、仕事ではなくて講演会などの資料です。入社5年目の40歳になる頃から、委員会とか講演会とかに声がかかるようになりました。90年の花博や92年のリオで行われた地球環境サミット以降、花や緑をまちづくりに生かそうという動きが活発になってきたのです。一番最初の講演は、91年の北海道保健環境部主催 街づくり研修会『緑をいかした街づくり』での基調講演です。今でもはっきりと覚えていますが、正直冷や汗ものの講演会でした。穴があったら入りたい…そんなレベルの話だったのではないでしょうか。今でも人前で話すのは苦手なんですが、あれはきつかったです…(^^;)

その2年後の93年に、講演ではないけれど、知事公館であった当時の横路知事との座談会の資料が出てきました。これを見てあれっと思ったのは、この中に内倉さんがいたのですね!全然記憶がありませんでした。内倉さんに出会ったのは、96年の花と緑のまちづくり賞を恵み野西商店会が受賞した時だと思っていたのです。
知事座談会

書類の中に、講演風景の写真を送ってもらったものが入っていました。これは97年に稚内でやった「宗谷管内みどりの環境づくり講演会」の時のものです。このくらいになるとだいぶ慣れてきて、ある程度余裕を持って喋れるようになっていたように思います。それにしても立派な松の盆栽を横に置いて喋っていたものですねぇ。
稚内

その翌年には、月形町から「生涯学習まちづくり講座」の中にぜひ花を生かしたまちづくりの話をしてほしいと頼まれました。その少し前から、月形監獄への給水施設である「樺戸水道遺跡」保全の仕事のお手伝いをしており、町によく顔を出していたのです。
  月形

月形温泉に泊まった時、いつものように朝早く起きて町の中をあちこち写真を撮していたら、花の苗を売っているような店?を見つけて写真を撮していたのです。もちろん5時くらいですから誰もおりませんでしたが。
  月形1

でも寄せ植えやハンギングのセンスがいいので、なんだ切り花ばかりかと思ったのに、ちゃんとこういう人がいるじゃないと思ったのでした。
   月形2

そんな話を講座の中で話し始めた時に、あれっうちの店じゃない!と声を上げたのが梅木さんだったのです。お母さんがこの講座を受講していて、花の話があるというのでこの時だけ参加していたのです。

人前で話すのは今でも苦手だけれど、いろんな所から声がかかるたびに、少しでもお役に立てることができればと全道各地を渡り歩いたものでした。それまで誰も通らなかった道を切り開き、タネを播き続けてきたことにいささかの自負はありますが、こういう出合いがいくつもあり、それが私の財産になっているのだなぁと、しみじみ思いながらの片付けとなりました。

恵庭でシンポジウム

  • 2015.11.26 Thursday
  • 05:48
昨日は恵庭市で、公園の木や街路樹について考えるシンポジウムがありました。朝からさらに積もった雪がドボドボになり、地下鉄円山公園駅に行くのも大変で、まだ除雪が入らない道路はのろのろ運転の渋滞に。高速もあちこち止まっていましたが、さすがにこういう時のJRは頼りになり、ちゃんと定刻にやってきました。
JR

エアポートは満員電車並みの混みよう。この時期そんなに観光客もいるのですかねぇ。二駅目の恵庭で下りると、西口前に再開発ビルができ、ペデストリアンデッキで繋がっていました。エアポートが止まらない頃に比べれば、格段に賑わってきたように思います。
恵庭駅

駅周辺の街路樹を見たかったので、迎えを断って市民会館まで歩いて行きましたが、こちらも同じくらい大雪に見舞われ、歩道がけもの道になっていました。駅前通の街路樹がなんとエゾノコリンゴで、鈴なりに真っ赤な実が付いていて思わずにやり。今まで全然気付かなかったです…(^^;)
エゾノコリンゴ

恵庭大通に曲がっていくと、ここの街路樹のプラタナスはきれいさっぱりと剪定されています。プラタナスは落ち葉が大変で、苦情が殺到するのはどこも同じ。このため夏剪定を少し遅くさせ、秋口にバッサリと剪定して葉をなくしてしまう方法が、どこの町でも行われるようになりました。まるでオブジェのようですが、やむにやまれぬ方法として定着しているのです。
プラタナス

シンポジウムの基調講演は、室蘭工大の市村先生。まるで大学の講義を聴いているかのように、カチッと理路整然としたお話を聞くことができました。このようにしっかりと話していただくと、そのあとがとてもやりやすいのです。
市村さん

パネリストには、函館から折谷さん、室蘭工大の片石さん、苫小牧の後藤さん、そして地元代表の内田さん。みなさんとてもいい話をしてくれるので、思わず聞き惚れてしまい、コーディネーターであることを忘れてしまうほどでした。街路樹や公園樹は、一体誰のものなのか?役所が勝手に植えたものだと思っている人が多く、アラ探しばかりして苦情を言うのです。我が子であればいいところにしか目がいかないのに、よその子にはケチばかり付ける奴と同じでしょう。私たち市民の財産である公共空間の緑の質を如何に高めていくのか、これからは町の本気度が試される時代になってきました。
シンポ

シナリオでは、市長は公務のために退席と書いてあったけど、しっかりとメモしながら最後まで聞いておりました。確かに一部では問題があるかもしれないけれど、こんなシンポが必要ないくらい立派に維持されているし、いろいろと素晴らしい活動も盛んな町です。恵庭はますます魅力的な町になっていくことでしょう。
パネル

こんな機会を与えていただき、私もとても勉強になりました。恵庭市のみなさん、パネリストのみなさんありがとうございます〜

ちえりあ講座

  • 2015.09.30 Wednesday
  • 19:22
お知らせがあります。

一昨年にもちえりあの学習ボランティア企画講座で、「かけがえのない藻岩山・円山」という話をしたことがありましたが、今度は札幌の緑の環境と公園について、話をする機会が与えられました。一つは「札幌の町の成り立ちから見る主要公園の誕生過程」という話、もう一つは「百年を超えた札幌の公園旧御三家の魅力」で、いわば先日のワンデーマーチの中で話をした内容を、座学で復習するようなものでしょうか。

私の話だけでなく、モエレ沼公園の建設に深く関わったキタバ・ランドスケープの斉藤さんの話も聞けますので、とても魅力的だと思います。

申込みはこちらから。

ちらし1

ちらし2

春のイベントが続々と

  • 2015.03.19 Thursday
  • 05:54
事務所の前面の道路から、ほとんど雪が消えてしまいました。近くの庭先では、スノードロップやヘレボルス・ニゲルなど、花も次々と開いてきています。そんな春の到来に合わせ、この週末にはイベントが目白押しになってきています。

20日の夜には、ガーデンアイランド北海道(GIH)主催の「ガーデニングスキルアップセミナー」が開催されます。講師はイコロの森のガーデナーの高林初さんなので、すぐに役に立つ実践的なセミナーが期待できますよ〜 イギリスの土産話もありそうです。人数に限りがあるので、興味のある方は電話で申し込み下さい。

スキルアップセミナー

21日の午前中には、旭川で「北彩都ガーデンアカデミー」があります。このアカデミーは継続的に行うことになっており、私が2年半前に2回目をやったので、これが何回目になるのかな?北彩都ガーデンの設計者である高野ランドスケーププランニングの若き社長の村田さんから、「旭川を育む、旭川が育む 北彩都ガーデン」というテーマでの講義です。今年の夏にグランドオープンする北彩都ガーデンの、管理をサポートするガーデンサポーターの説明会もあるので、旭川近郊の方はぜひご参加下さい。
  北彩都

21日午後からは、恵庭市の「花と緑のまちづくり講演会」が恵庭市で開催されます。講師は藤川画伯で、テーマは「北海道のガーデニングと恵庭のガーデニング」となっております。場所は黄金のふれあいセンターなので、恵庭駅からだと東口に出て少し歩きます。
恵庭

会場では、イラストや絵付きの食器、ポストカードなどの販売もあるし、引き続き藤川さんを囲んでの交流会も予定されています。講演は申込み不要ですが、交流会は参加費500円でお茶とお菓子がつきますので、申込みが必要になります。きっと楽しい話が聴けることと思いますよ〜
申込先

21日は、私も植物関係の会の総会と講演会があり、この時期は本当に目白押し状態。はやる気持ちを抑えながら、準備運動にいそしみましょう。
なおえこりん村からは、早くもグリーンシーズンの営業案内が入ってきました。こんなに春の到来が早いと、施設の関係者はいろいろと頭をを悩ませてしまいそうです。花のまきばは17日から、銀河庭園のオープンは25日のようで、このあたりから各施設が一斉にスタートすることになるでしょう。
えこりん村

特別公開セミナー

  • 2015.01.28 Wednesday
  • 06:01
この時期恒例の「さっぽろ花と緑のネットワークパネル展」が、昨日からチ・カ・ホで始まりました。北一条と二条の間の東側で、パネル以外ではパンフレットを置いたショーケースが一つだけなので、広い空間ではあまり目立たないかも…
パネル展

このネットワークも、仕組みができてから5年経ち、市内各地で熱心な活動が繰り広げられています。個人登録しているタウンガーデナーが300人近く、団体登録されているものが28団体にもなりました。各団体の紹介パネルが28枚もあるので、一つずつ見ていくと結構大変かもしれません。身近なところだけでもぜひご覧になり、参加してみたい場合には連絡先も書かれていますよ〜
パネル
最終日の1月30日(金)は、10時よりハーブコーディネーターの狩野亜砂乃さんを講師に、ハーブを使ったクラフトイベントもあります。申込み不要ですが、先着50名なのでお早めにどうぞ。

午後からは、市内各地の公園を管理している札幌市公園緑化協会が、設立30年を記念して開いた特別公開セミナーに参加してきました。まずは協会理事長の淺川先生による「都市公園の再考」という講義です。
淺川
普段接している都市公園というものの歴史から、公園が果たしている機能や役割について、通り一遍の認識ではなく、これからは多面的な見方が必要なことをしっかりと説明いただきました。

続いては東京から招いた横山さん。私の2期先輩で、学生時代の接点はありませんが、地域づくりや暮らしに密着したランドスケープをこつこつと取り組んでいる方です。事務所のある多摩ニュータウンでの取り組みの中から、時間の経過と共に変化していく緑やコミュニティとの苦闘の日々の紹介でした…
緑の荒廃
中でもショックだったのは、入居してから40年以上経ったニュータウンでは、立派に育ってきた樹木が住民の目の敵になっており、次々と伐採されているという現実です。セミが鳴いてうるさいと、すべて伐採されてしまったメタセコイアの立派な並木。
メタセコイア
少し傾いていて危ないからと、根元から無残に切り倒されてしまったユリノキの大木など、かなりショッキングでした。造園関係者がたくさん住んでいるニュータウンですが、そのような圧力に対して説得できる「言葉」を持っていないことが問題との指摘もありました。うーーん、そうかなぁ…
ユリノキ

緑に関してはかなり暗い話題ばかりでしたが、地域のコミュニティの再生には、こつこつと実践されている取り組みによって、かなりの効果をあげているようです。
広場の復活
地域の中には様々な能力を持った方や、外国人を含む多様な人材がありながら、それらが表に出て結びつくきっかけがなければ、なんの形にもなりません。自分の事務所を核にして、そのようなきっかけを提供することにより、様々な活動や出会いの場が形成されていく様子が報告され、考えさせられることの多いセミナーでした。

RHSJガーデニングサロン

  • 2014.12.07 Sunday
  • 06:02
上川から家に帰り着いたのがシンデレラ状態だったけど、やはり4時には目が醒めてしまうし、こまめがちょっかい出してくるので超寝不足状態に・・・(>_<) それでも外に一歩出ると、キリッと目が醒めてしまうほどの寒気に包まれている札幌です。

午後からRHSJ(英国王立園芸協会日本支部)主催の、北海道地区ガーデニングサロンが かでる2・7でありました。途中で2箇所用足しもあったので、事務所から歩いて行くことにしたけれど、天気はピーカンに晴れているのに風の冷たいこと… 12月になったばかりだというのに、エゾシャクナゲの葉がくるくると巻き上がっていました。
シャクナゲ

北一条教会の前に植えられているプンゲンストウヒには、今年も松笠がびっしりと。ここ数年異常なくらいの結実ぶりです。弱ってきているのでしょうか?
北一条教会

日陰はとても寒いので、少しでも日が当たるような歩道を歩きながら、植物園の南側を歩いていると、温室の南側にあるサンシュユ(Cornus officinalis)に真っ赤な果実がなっていました。種小名がオフィキナリス(薬用の)となっているように、江戸時代に漢方薬の原料として中国からもたらされたものです。タネを取り除いた果肉を干したものが薬用とされ、強壮、解熱、止血などの作用があります。
サンシュユ

会場に着くと、なんだか見たことのある方ばかり。RHSJ会員だけでなく、ブレインズの会員にも呼びかけているので、先日の交流会のメンバーとほとんどかぶっているのです。講師は真鍋庭園の真鍋憲太郎さんと、大森農場の大森康夫さん。テーマが『新樹種に注目!』〜北海道の気候に合った新樹種を育てよう〜なので、真鍋さんから樹木を、大森さんから宿根草の最新情報を得られるのです。みなさんの期待が高いはずですね。
講師

真鍋さんからは、日本植木協会の新樹種部会副会長の立場もあるので、新樹種とは?という解説をていねいにしていただきました。カタログだけでなく、PPTをそっくり印刷していただいているので、とても勉強になります。
カタログ

コニファー類から緑化樹木、花木、果樹に至るまで、たくさんの例を示しながらの解説だったので、とても分かりやすい講義でした。
真鍋さん

大森さんからは、同じ種類でも、従来草丈が高くて使いづらかったものに対し、矮性の新しい品種が続々と作り出されている現状などを、一つ一つ比較しながら見せていただきました。これはあそこに使えそう!こんな使い方ができそうだ!とか、あれこれ考えさせられるものばかりでした。こんな話を聞かされたら、みなさんも春を待ちきれなくなるのでは?と思ってしまいます。
大森さん

40年前の学生の頃、RHSの機関誌である『The Garden』を見ながら、こんなたくさんの植物が自由に使えたらなぁ…と心底うらやましく思った記憶があります。2000年にオープンした滝野公園のカントリーガーデンの造成時でさえ、ほとんどの宿根草を輸入に頼るしかなかったことを考えると、お二人のような先進的なナーセリーが、道内各地に身近にあることの素晴らしさを改めて実感するのです。北海道のガーデンの底力は、ここから来ていると言っても過言ではないでしょう。

高山植物保護ネットワーク

  • 2014.11.30 Sunday
  • 05:53
冬の間には、時間的な余裕ができ次第、できるだけいろんなところに出かけて、話を聞くことにしています。会員である北方山草会からの案内で、北海道高山植物保護ネット主催の、2014年度市民フォーラム『お花畑は、いま・・2014』に行ってきました。会場は北大構内の地球環境科学院。
フォーラム

少し時間があったので、先に秀岳荘に寄って買い物をしてきましたが、店の前の植えますではキンギョソウがまだ立派に咲いていました。非耐寒性の一年草の中では最も寒さに強い植物で、先日の雪にもめげずにまだがんばっていました。
キンギョソウ

この保護ネットは、もともとは北海道高山植物盗掘防止ネットワークとして発足したものですが、幅広く活動するために、2010年からオーバーユース問題や外来種・エゾシカの増加、温暖化などにも取り組むネットワークとして活動しているものです。
基調講演には研究室の愛甲先生から、「山岳地の適正利用は実現できるか?」という話もあるので、興味もあったのです。もう一つの講演として、梅沢俊さんの「今夏、ヒマラヤの花・ダイジェスト」もありました。ヒマラヤに出かける数日前に偶然会っていたので、幻のピンクのメコノプシスに出会った話を聞けそうだとの期待もありました。9月の朝日新聞に記事が載っていたのです。
朝日新聞

そうしたら、前日の道新夕刊に、でかでかとこのフォーラムのことが出ていたので、これは大変なことにとなるだろうと会場に入ると、案の定メコノプシス目当ての方達であふれかえっておりました。昨年の講演会でもものすごいことになりましたからね・・・
会場
(梅沢さんはアナログ派なのでスライドプロジェクター使用。このためマシンの前面には座ることがで来ませんでした…)

事務局やっているNさんに聞いたら、夕刊が配られた頃から場所を確認する電話が殺到し、びっくりしたとのこと。ここの場所はあまり知られていませんからね。主催者もそのあたりは心得て、梅沢さんの出番は一番最後にし、それまでの話をしっかりと聞いてもらうようにしていました。愛甲さんの話はとてもタイムリーで、最も進んでいる大雪での乗り組みと、近年のブームで滅茶苦茶になってきている富士山の現状の報告など、みなさんも勉強になったことと思います。
このメコノプシス・テイラーイ(Meconopsis taylorii)は、60年前にイギリスの三人組が発見し、標本を自然史博物館に収めているだけという幻の植物。花の色もはっきりとは分かっていなかったのですが、今回赤からピンクまで幅広い花色を持っていることが確認されました。ヤマビルがうようよいる場所なので、ここまでたどり着くだけの勇気を持っている方も少なかったのでしょう。サッカーグラウンドくらいの草原にびっしりとこれが咲いているのを見て、死んだらここに散骨してほしいと思ったとのこと。うーーん。
道新

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