道庁庭園
- 2023.06.28 Wednesday
- 05:41
今年の『北の造園遺産』には3件が認定されましたが、そのうちの一つが道庁赤れんが庁舎前庭です。パネルを作るのに手持ちの画像を探しましたが、今一ついいのがないので撮しに行きました。赤れんがプラザからこれを見ると、工事やっていても見えるんだ!と観光客なら思ってしまいそうですが、ずいぶん精巧なシートができるものです。
門を入ってすぐ左には樹木マップがあります。開拓使の庁舎も火事で焼け落ち、燃えないように赤れんがで庁舎を建てた翌年には、消火のために池を掘った庭園が整備されました。かつては鴨々川から分流し、西5丁目通に沿って流れ下る新川が水源でした。
北の池から見ていこうと、反時計回りに歩いて行くと、木々のすき間から北側のビルが見えてきます。北側は緑地の幅が狭いので、あまり樹木が大きくなっていません。
かなり大きくなった雛を連れて、かあさんカモがスイスイ泳いできましたが、この後陸に上がって私の足元に。エサをねだっているのかな?あまり人慣れしすぎるのも困ったものです。
北の池にも小さな島があり、その辺りは全く手入れもされていないために全くの自然状態に。南風に吹き寄せられた花ガラや落葉が溜まり、こんな状態になっているんだとびっくりでした。
一番奥のところから正門あたりを臨むと、日生ビルと三井ビルがよく見えて、いかにも都心のオアシスという感じが分かり、このアングルでいくことにしました。
研究会の中で、流入する河川がなくなってから、どこから水を補給しているんだろう?という話が出ました。植物園の池は道庁からのもらい水だと聞いていたので、これもきっとそうなんだろうと思っていたら、やはり庁舎側から流入していました。冷房などで相当量の井水を汲み上げているので、その分はこういうところで排水処理していたのです。
赤れんが庁舎の右手には、イチョウの巨木が7本ありますが、これは道庁前に並木を植えるため東京から取り寄せたイチョウの苗が余ったので、1925(T14)年にここに植えたものです。イチョウ並木の太さに比べて、何倍もある巨木に成長していて、いい場所に植えてやればこんなになるんだと、改めて認識してしまいました。
門を入ってすぐ左には樹木マップがあります。開拓使の庁舎も火事で焼け落ち、燃えないように赤れんがで庁舎を建てた翌年には、消火のために池を掘った庭園が整備されました。かつては鴨々川から分流し、西5丁目通に沿って流れ下る新川が水源でした。
北の池から見ていこうと、反時計回りに歩いて行くと、木々のすき間から北側のビルが見えてきます。北側は緑地の幅が狭いので、あまり樹木が大きくなっていません。
かなり大きくなった雛を連れて、かあさんカモがスイスイ泳いできましたが、この後陸に上がって私の足元に。エサをねだっているのかな?あまり人慣れしすぎるのも困ったものです。
北の池にも小さな島があり、その辺りは全く手入れもされていないために全くの自然状態に。南風に吹き寄せられた花ガラや落葉が溜まり、こんな状態になっているんだとびっくりでした。
一番奥のところから正門あたりを臨むと、日生ビルと三井ビルがよく見えて、いかにも都心のオアシスという感じが分かり、このアングルでいくことにしました。
研究会の中で、流入する河川がなくなってから、どこから水を補給しているんだろう?という話が出ました。植物園の池は道庁からのもらい水だと聞いていたので、これもきっとそうなんだろうと思っていたら、やはり庁舎側から流入していました。冷房などで相当量の井水を汲み上げているので、その分はこういうところで排水処理していたのです。
赤れんが庁舎の右手には、イチョウの巨木が7本ありますが、これは道庁前に並木を植えるため東京から取り寄せたイチョウの苗が余ったので、1925(T14)年にここに植えたものです。イチョウ並木の太さに比べて、何倍もある巨木に成長していて、いい場所に植えてやればこんなになるんだと、改めて認識してしまいました。