インバウンド対応

  • 2017.03.16 Thursday
  • 05:48
冬の滝野公園では、外国人が8割近くになっているというのにはびっくりでしたが、はたして夏にどのくらい来ていただけるのか?爆買いはしないでしょうが、その動向が気になるところです。ガイドの研修会でも、インバウンド対応は切実な話題になってきているので、会話までは無理としても、ラベルだけでも対応が迫られてきていると思います。
そんな昨日、函館駅前花壇のラベルの相談がやって来ました。函館は新幹線効果もあって、今まで以上に多様な国からのお客さんが増えてきているようです。このためここの花壇のラベルは、当初から対応することになっていました。
花壇

初めのうちは、和名に学名と英名くらいでいいのかなと思っていたら、中国(簡体字と繁体字)、韓国もとなり、そんなに入るのかなぁ…と思っていたら、なんとロシアもということになったのでした。学名はラテン語なので、なんと7カ国語対応となった訳です。そんなラベルがあちこちに立てられるとさすがにうるさくなるので、市と業者さんが苦心し、現地にあるバス休憩所の壁を使って、花壇の案内サインが作られました。
看板

気になる人は、ここを見ればなんて花か分かることになるので、とても優れものでした。昨年伺った時に、これを眺めている外国人はおりませんでしたが、有力な解決法の一つだと思います。
ラベル

私は和名と英名、学名までしか分からないので、中国語二つ、ハングル、ロシア語については、間違いなく最終チェックまでお願いして下さいね〜としか言えません。
内訳1

繁体字まではなんとか分かるのですが、簡体字になると音でおき替えられているのでさっぱり…という文字も多く、大変だということが分かります。ここはそんなにたくさんの種類がないので、このような対応が可能なのはラッキーですが、滝野公園のように種類がメチャ多いと、はたしてどうやっていけばいいのでしょうか?頭の痛い問題です。
内訳2

少しずつ春が

  • 2017.03.15 Wednesday
  • 05:54
このところ夜の冷え込みも弱く、昼間も日が差すので、かなり雪融けが進んできました。なにより、夜明けがどんどん早くなり、ブログをアップする6時前には、東の山の端から朝日が昇ってくるようになりました。夏至の頃には、正面に見える三角形の神社山より左から朝日が昇るので、毎日少しずつ移動していくのです。
夜明け

先週買ってきたサクラの枝が、あっという間に満開になりました。日曜日が親父の命日だったので、この時期いつも桜を活けてます。
桜

朝食に合わせて果物をむくのは私の仕事で、いよいよ晩柑類の季節になりました。清美のような晩柑類は、スマイルカットで食べましょうね〜 こんなに明るくなると、気持ち的にも開放感が出てきます。
果物

昼に用足しに出かけると、円山のスクランブル交差点からはすっかり雪が消え、自転車もかなり走り始めていました。朝はまだあちこち凍っているので、横を通るのがかなり怖いのですが…
交差点

戻ってから、事務所前の氷割りを。建物の陰になるので、ここはいつも氷が厚く溶けません。ここだけがツルツルになるので危なっかしく、つるはしでなんとか空けることができました。
雪割り

日の当たるところの雪はどんどん融けていきますが、去年はどうだったかなと写真を探してみると、去年の方がかなり雪が少ないようです。今年はしっかりと固まったまんまになってましたからねぇ。一昨年なんか、16日にはもうクロッカスが咲いていたのでびっくり。今年は3年振りに遅い春の到来になっているようです。
前面道路 昨年の様子
       (左は今年の様子。 右は昨年の3月17日の様子。)

恵庭の講演会

  • 2017.03.14 Tuesday
  • 05:52
恵庭市では、毎年この時期に花と緑のまちづくり講演会が行われます。私も昔、呼ばれてお邪魔したことがあったなぁと調べてみると、2005年ですからもう12年前にお話ししたことになります。今年は誰かな?と思って探したら、なんと山本紀久さんのお話ではないですか!
恵庭講演会

私が山本さんと出会ったのは、1985(S60)年のことでした。まだ植木屋時代のことで、開発局にいた先輩から、現在計画中の国営公園の植栽基本計画を立てているのだけれど、東京のコンサルがこちらの植物に詳しい人を探しているので、手伝ってあげてくれとのこと。私はまだ30ちょっとの若造でしたが、山本さんは一回り年上なので、まさに脂の乗りきったバリバリの技術者でした。
滝野公園1

たいしたお手伝いにもならなかったのですが、こんなシーンにふさわしい植物はなんだろうと、寒冷地で育つものを当てはめていったくらいでした。でもこの時、山本さんに出会っていなかったら、今の私は絶対に存在していなかったのです。
滝野公園3

当時は植木屋に入って4〜5年目くらいで、ようやく現場にも慣れてきていたし、庭づくりや植木の管理などの設計や現場だけでなく、営業部長としてゼネコンの下請け工事や公共工事にも手を広げて、かなり大きな現場も手がけるようになっていました。でもこのまま一生植木屋を続けて行くのもなぁ…と悩み始めていた時だったのです。当時の道内のコンサルは、私に言わせれば「図面書き屋」でしかなく、まして植物をメインにしたコンサルがあるなんて、とても想像できませんでした。なので、山本さんの仕事ぶりを見ていて、「まぶしい」なんてものではなかったのです。
滝野公園2
(「積雪寒冷地における植栽技術調査」報告書より  昭和61年3月、北海道開発局・(財)公園緑地管理財団)

あのまま独り者で身軽だったら、山本さんを慕って東京に行っていたかもしれません。まもなく結婚して子供ができたことや、たまたま緑系のコンサル部門を作りたいという方に出会って、そちらにお世話になることに。その後山本さんの「愛植物設計」を目標に、道内ではどこにも負けない植物をメインにしたコンサルを造り上げることになったのです。なので、私の進むべき道筋を示していただいた山本さんは、私の恩人といえるでしょう。この時期なかなか時間が取れないのですが、万難を排して聴きにいこうと思っています。

   花と緑のまちづくり講演会「テーマランドに学ぶ花と緑まちづくり」
            株式会社愛植物設計事務所 山本紀久氏
     ■開催日 3月18日(土)13時開場、13:30〜
     ■場 所 恵庭市新町10番地 恵庭市民会館2F大会議室
     (詳しくはこちらから)

6年前

  • 2017.03.13 Monday
  • 05:48
6年前の3月12日は、朝から大混乱していました。地震や津波被害の全貌がまだ全然つかめないし、原発の被害もまさかこんなになっているとは誰も思っていなくて、日本全国右往左往状態だったかと思います。本当はこの日の10時半から、駅前通地下歩行空間の開業式典が行われるはずでした。もちろんこんな状況ですから、前日の夕方には式典中止の連絡が来て、12日の朝からなんの前触れもなく、通行が開始になりました。午前中開業記念式典、午後からシンポジウム、夕方から祝賀会と一日予定を入れていたので、せっかくだから利用状況だけでも見ておこうと、この時もたしか事務所から歩いて町まで出かけています。

物珍しさもあるのか、土曜日の午前中にしてはものすごい人の流れでした。天井にぽっかり空いている明かり窓は、やはりみんな見上げていました。
光窓

出口を示すサインは、LEDによっていろんな色彩やデザインが表現できるような仕様になっているのに、この時は5色(だったかな?)に変化していましたが、いまだかつて白以外になったのを見たことがありません。そんな機能があることすら知らないのでは?
光壁

札駅寄りには、それまでのスマートな細身の丸柱が、急にごつい四角柱になっています。これは、かつてここにあった機械室を北3条通に移転させたので、昔の四角の柱がそのまま残ってしまっていたものです。市の方は黙ってそのままスルーしてしまうつもりだったのを、私が見つけて問いただしたところ、これを壊して新しく作り直すと何十億の費用と、何ヶ月かの開業遅れになってしまうので、なんとかこれをそのままにさせて下さいと泣きつかれました。そこでこういうのに慣れている委員長が、柱をかえって太くしてサインボードが入るようにし、そこにこのようなアイヌ模様の展示スペースとしたものです。今度通った時には、通路の不自然さをなんとか苦労してカバーしている様子をご覧になっていただきたいものです。
四角柱

開業記念品は、紅白饅頭でも付くのかと思ったら、後日封筒が一つ送られてきて、式次第とマップ、そしてこの冊子が一つ入っていました。上田市長は、このような式典はできるだけ簡素にやるのがモットーだったので、まぁこんなものかと思いましたが。
記念品

この冊子を持って、中心部のあちこちを散策してほしいとの願いだったのでしょう。6年経って、チ・カ・ホの存在感はすっかり定着し、新しくできるビルがどんどん接続することにより、地上部と地下の連携も進んできたように思います。その意味からも、これの建設に関わることができたのは、本当に意義深いものがあったと思っています。
イラスト記念誌

滝野ガイドの研修会

  • 2017.03.12 Sunday
  • 06:03
昨日の朝には、一気にドカッと雪が積もり、家のあたりでは20cm以上にもなりました。車を置いてバスで下りる日だったのですが、除雪も入らないので短靴では間に合わず、長靴でもぎりぎりの有様。どうせすぐ融けるのだから、今さらこんなに降らなくてもいいものを…

午後から滝野のボランティアガイドの研修会があるので、事務所からとことこ歩いて行きましたが、ベチャベチャの水たまりだらけで、ようやく大通まで行くとロードヒーティングエリアになりました。教育文化会館は最近植木の手入れを全くやらなくなったので、荒れ放題になってしまったなぁと写真を取っていました。指定管理者制度になると、こんなことには全然お金をかけなくなってしまうのです。あれっと違和感を感じたのでよく見ると、旗がすべて半旗になっていました。
半旗

合同庁舎の隣に建ったタワマン。こんな所になんで建てさせてしまったんだろう…?といつも思ってしまいます。最近このようなマンションが公園に沿って建てられるにつれ、ビアガーデンとかイベントの音がうるさいと、大量の苦情が来るようになっているとか。ものすごく違和感を持ってしまいます。
タワマン

STVの角にあるアセビが、つぼみをかなり膨らませてきました。ここは私が昔いた植木屋で植えたものですが、なんでここにアセビを植えたのか、親方に聞いておけばよかったといつも思います。
アセビ

会場は、プロフェッサーKの大学のサテライトをいつもお借りしています。ここを借りられるのもあと2年かな…(^^;)
研修会

フラワーガイドボランティアのみなさんも春が待ち遠しいと見えて、会場がいっぱいになるほどの賑わいぶり。昨年研修を受けたばかりの6期生も,新たな戦力になっていただけるので、とても楽しみです。
ボランティア

研修会は、現在リニューアル中の「くらしの花園」の植栽内容について。2000年のオープン時の植栽内容から、どのように変化してきたかをずっと追っかけてみました。これはオープン四年目の2003年の様子ですが、びっくりするほど植物がもりもり育っているし、種類も今と違ってかなり多様性があるのです。今一度、昔の状態にリセットして、個々のハーブがどのように使われてきたのか、表示を含めて、魅力アップを図っていこうと思っています。
くらしの花園

終了後は近くのお店に場所を移し、和やかに懇親会を。最も古い一期生の方達とは、なんと18年目のお付き合いになりました。最近ではガイドだけでなく作業の方も頑張っていただいているので、あちこちが見違えるほどよくなってきています。心強く、また頼もしい仲間達と、今年も楽しくやっていこうと思います〜
きりたんぽ鍋

植物の名前

  • 2017.03.11 Saturday
  • 06:00
早くも6回目の3.11。たくさんの犠牲者や行方不明者も出たけれど、今なお仮設に暮らしている人が一万人以上、故郷を追われてしまった方が十万人以上もいるという現実の方が悲しいです。それでもまだ原発に頼ろうと躍起なのですからあきれるばかり。一日も早く政治の無策振りを正し、被災地の方達が心安らぐ生活に戻れることを祈りたいです。

相変わらず仕事で煮詰まっている毎日。日ごろいろんな植物を扱っている中で、最近とみに頭が痛いのが、名前や分類がコロコロ変わることでしょう。雪解け後間もなく花が咲いてくるチオノドクサは、最新の分類体系では、いつの間にやらシラーに吸収合併されてしまい、属そのものがなくなってしまいました。雄蕊(おしべ)の花糸(かし)が合着するかどうかで分けると覚えていたのに、そんなのどうでもよくなってしまったのです。キオン(Chion)とは雪のことで、ドクサ(doxa)は輝き、まさに「雪の輝き」という意味です〜と解説できたのに、今度はスキラ(Scilla)とは、ギリシャ語で「海のネギ」という意味です〜となると、なんじゃい?と言われそうです・・・(^^;)
チオノドクサ

かと思えば、かつてはシラーの仲間で、学生の頃真っ先に覚えた記憶のあるシラー・カンパニュラータ(Scilla campanulata)は、まもなくシラー・ヒスパニカ(Scilla hispanica)に変わり、その後エンディミオン・ヒスパニクス(Endymion hispanicus)に変わっていたのでびっくりしていたら、今ではヒアキントイデス・ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)になっているのですから面倒くさい。和名である「ツリガネズイセン」があんまりいい名前ではないので、イベリア半島原産のブルーベルなんだから、英名(Spanish bluebell)をそのままもらって「スパニッシュブルーベル」を園芸名として流通させればいいのにと思っています。
ツリガネズイセン

園芸植物では、このように属の名前がコロコロ変わるものはよくあることで、「園芸名」という和名扱いになっているものが山ほどあります。たとえば観葉植物としてどこにでも置かれているポトスだって、大昔の学名が「Pothos aureus」だったので、この名前で流通していましたが、私が緑のセンターにいた頃には、呼び名はポトスでしたが、学名はスキンダプサス属(Scindapsus aureus)になっていました。その後しばらくして図鑑を見ていると、今度はエピプレムヌム属(Epipremnum aureum)とまた変わっているので、呼び名はやっぱりポトスのままの方がいいのです。
ポトス

こんなことは本当にどうでもいいことなんですが、植物リストを作ったり、ラベルを作る段になると、途端にシビアな問題になってくるのです。おまけに分類体系が大きく変わっている最中なので、たとえばチオノドクサもスパニッシュブルーベルも今ではユリ科ではなく、ツルボ科になっているので、どちらにするか?併記するか?いちいち悩まなくてはいけません。せっかく植物の仕事しているのに、なんでこんなことでストレス貯めこまなくちゃならないんだと、ぼやいてばかりの毎日です〜(>_<)

健康診断

  • 2017.03.10 Friday
  • 05:54
昨日は、年に一度の健康診断。午後からなので朝早くパン一切れ食べただけで、お茶も我慢。1時半からようやく受けることが出来ました。今年は冬中走っているし、スクワットやストレッチも気分転換に始終やっているので、昨年より体重も腹囲もかなり落とせました。この歳になると、日常的な体のケアはとても大切だと感じます。それにしてもまた2mm身長が減ったのは悲しいなぁ。20代より3cm近く減ってしまったよ…(>_<)

着替えていたら、採血痕につけた脱脂綿がずれたのか、シャツが真っ赤になってびっくり。再度がっちり抑え込んで、ようやくお昼を食べに行きました。向かいにある円山クラスに入ると、入り口の花屋さんではコブシとミモザが満開に。ここの修景はいつも素敵です。
花屋さん

店先のムスカリや水仙の鉢物、ミニアレンジなどがもう春だよ〜とばかり、空気を和らげてくれます。このところ引き籠もり状態が続いていたので、二日続けて暖かい花色に目が和みました。
ムスカリ

目指すは3階の杵屋さん。こりゃ夜は軽くしなきゃダメだなぁといいながら、桜海老の卵とじうどん定食をいただきました。空腹にはうどんが一番です〜♪
うどん

向かいの店先に、食品サンプルがむき出しに置かれていたので、間近でじっと観察してしまいました。よくテレビでやっているけれど、こんな細かい芸当は日本人でなければできないなぁ。
食品サンプル

花と緑のネットワークフェア

  • 2017.03.09 Thursday
  • 05:50
昨日は町に用事もあったので、チ・カ・ホで行われている花と緑のネットワークフェアを覗いてきました。札駅寄りにいつも展示されている室内緑化のデモンストレーション。今年で5年目になるけれど、だんだん簡素になっていくような・・・
立体緑化

大通寄りの東側にコーナーが設けられ、走川さんがデモンストレーションの準備をやってました。
走川さん

昨日だけ走川さんのアレンジメントが行われるので、きっと素敵な花がもりもりだろうと、ねらいをつけて行ったのです。まさにピンポーンで、暖かみのあるみごとなアレンジメントが飾られていました。
盛り花

この時期本当に花に飢えてしまうので、こんなもりもりの花を見るだけでも心が落ち着きます。こちらは実演の時にわっと出すつもりなのか、大きめの籠に賑やかな花たちが出番を待っておりました。実演まで見る時間がなくて失礼しましたが、今年は長沼にも遊びに行かなくては。
寄せ植え

パネル展も結構な賑わいぶり。いろいろ知人もやってくるのでどうしたのかと思ったら、道新に出てたので気になって〜とのことでした。中心商店街でも今年は一斉にプランターで花を飾るそうなので、ぜひタウンガーデナーを使って下さいね〜と宣伝しておきました。
パネル展

テーブルの上に、小さなアレンジメントがたくさん置かれているのは、タウンガーデナーの方達が準備したものです。パネル展の運営自体にも、たくさんのタウンガーデナーのみなさんが,黄色いスタッフジャンパーで活躍携していました。
寄せ植え

たちまち行列ができたのが体験コーナー。押し花を組み合わせてしおりやコースターを作れるので、大人気になっておりました。
体験コーナー

ここで使われる押し花も、昨年中ずっと手間をかけて、タウンガーデナーのみなさんが作り貯めて下さったものです。ていねいに指導をしてくれるので、とても素敵な作品が次々と出来上がってました。
押し花

本日は10時からこのコーナーが設けられてますが、材料がなくなり次第終了になってしまうので、パネル展を勉強がてら、ぜひお出かけ下さいませ。

根開け

  • 2017.03.08 Wednesday
  • 05:53
日がすっかり長くなり、日差しもどんどん勢いを増してきました。今朝もチラッと積もりましたが、札幌のこれまでの降雪量も、ここ5年平均値をようやく下回り、30年平均値では85%とかなり少なめの年になりつつあります。でも今年の冬は寒さが続いたせいか、年末からちっとも雪が下がらないまま80cm前後を推移していましたが、このところの暖気でようやく下がり始めたようです。しばらく暖かさが続きそうなので、このカーブのように下がってくれるでしょうか。
 積雪深

事務所前の雪壁も、スコップがはね返されるほどカチカチに凍っているけれど、さすがにこの日差しを受けて、電柱回りが融けて穴が開いてきました。
電柱

そろそろ根開け(ねあけ)が始まってきているので、お昼を食べたついでに近代美術館の前庭に出かけてきました。雪はすっかり締まっていて、上を歩いても全然下がりません。木の回りがぽっかりと雪が融けてきておりました。これを「根開け」とか、「根開き」と呼び、まさに春の到来を一番に教えてくれる風物詩です。
立木

樹液の流動が始まるので、木の幹が温まって融けるという説もありますが、電柱や街路灯、支柱の丸太でもちゃんと融けてくれます。日差しを受けて幹や支柱、電柱などが輻射熱を発生するため,周りの雪が融けていくものです。
支柱

イチイやトウヒ類などの常緑針葉樹では、枝によって根元に雪が溜まらない上に、日差しを受けてますます融けていくので、足元はすっぽり空いておりました。
針葉樹

彫刻が黒っぽいブロンズ製なので、回りは地面近くまで融けています。こうなるとこれから雪が積もっても、ふわふわ雪なのでどんどん溶かしていくことでしょう。
彫刻

帰り道、隣の管区気象台の構内を通ると、庁舎前のエゾヤマザクラと思しきサクラが(なんとなく違うような気もするのですが…)、2年前にひどい剪定をされていじけていたけれど、少し枝が伸びて格好が付いてきたようです。標本木のソメイヨシノも同様なので、今年はちゃんと咲いてくれるかな。
気象台

ダイヤ改正

  • 2017.03.07 Tuesday
  • 05:54
私は乗り鉄でも撮り鉄でもないけれど、昔から人一倍鉄道や乗り物には関心を持ってきました。今のJR北海道の苦境も、起きるべくして起こった事態なので、普段乗りもしないくせに廃止反対を叫ぶ首長さんを見るにつけ、どっちらけになってしまいます。
先週4日から運用されたダイヤ改正では、乏しい資源をやりくりをしている痕跡がにじみ出た内容になっていました。
ダイヤ改正

トップに上がっていた、札幌と稚内・網走間の特急が、半分旭川発着となり、乗り換えをしなければならなくなったのが、今回の改正では一番大きな影響を与えそうです。これは、オホーツクやサロベツに使用されているキハ183系の車輌が、もうだませないほど傷んできているので、高速運転を余儀なくされる札幌・旭川間をできるだけ走らないように,旭川で打ち切りにしたものです。国鉄時代の製造から30数年使い続けてきているので、主要機器は交換されているとはいえ、満身創痍で走っているのですから。でも乗り継ぎのおかげで、結構不便になったと利用者からは苦情が出されている様子。乗り換えてちゃんと座れればいいけれど、自由席なら保証はされないですから。今年も上川に通わなければなりませんが、去年は車の運転ができなくて、ずいぶんJRの世話になりましたからねぇ…
オホーツク

もう一つの目玉が、札幌・旭川間に「ライラック」が復活したこと。以前から気になっていた、新幹線の開業に伴って不要になったスーパー白鳥の車輌が、ライラックとして転属になってきたのです。これによって、スーパーホワイトアローで使われてきた古い781系電車(前面が流線型でない、四角い顔の電車)と入れ替わり、カムイの5両編成に比べてライラックは6両編成になるため、乗り継ぎ用などにはライラックで対応させることになったのです。いろいろと苦心のあとが見てとれます。
ライラック

一番下に、「◆ご利用の少ない駅を廃止します。」と、たった14文字で書かれた一文では、先週末に各地でさよならイベントが行われていました。どこも乗り降りしたことはもちろんなかったし、多分1日に一人も乗り下りしない駅なので、特に反対運動も起きなかったようですが、こんな駅はこれから続々と出てくることでしょう。気になっていた「北剣淵駅」が入っていなかったので、まだ誰か通学に使われているようです。利用しそうな子供が、将来にわたっているのかも全部調べるようですから…
無人駅

確かに基盤施設である橋梁やトンネルの維持にはものすごくお金がかかるし、豪雪地帯を走るためには、単に機械除雪だけでなく、ポイント回りなどは人力でコツコツと除雪がされています。安易な廃線にはもちろん組みする気はありませんが、実態を踏まえて、前向きの議論をしっかりと行ってほしいと思います。沿線の利用だけに頼っていては絶対に無理なのは分かっているのですから、こんな記事だって目からうろこだと思うのですがねぇ。

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