秘密の花園

  • 2017.10.10 Tuesday
  • 05:58
滝野公園からホテルまで送迎中も、いろんな話で盛り上がりました。現在首都圏から大量の見物客を送ってきている旅行会社が、武市後も陽殖園をどうやって維持していけるのか、重役クラスが役場に乗り込んできていろんなアイデアを出してくるそう。でも武市さんは「そんなもん知らん。自然に還るのが一番だ」と首を振らないので、そこから話が進まないわけです。いろんな思惑はあるでしょうが、武市さんが淡々と植物と向き合っている空間にこそ意味があるのですがねぇ。

町中に近づいて来たときに、私の息抜きは「秘密の花園」で黙々と作業をすることだと言ったら、そこ見たい!というので、北大の圃場まで連れて行きました。植物はたいしたものはないけれど、あれ欲しいなぁとか、これいいなぁとか、眼がキラキラと輝いてきます。
バラ

真ん中にある小屋のところに来て、説明文を見ていたら、「この小屋オレとほとんど同じ歳だわ。オレのうちもこんな板張りだったんだわ」と盛り上がりました。この小屋は戦争中に建てられたもので(1942〜43(S17〜18)年頃)、大学の財産台帳に載っていない幽霊小屋です。3年前に改修していただいたお陰で、なんとか倒壊から免れましたが、高齢であることは間違いありません。
小屋

そんな圃場で昨日は半日作業してました。積雪までにやっておかなければならない作業がたくさん残っており、人に任せられないものが結構あるのです。支部大会が終わり、頭の切り替えもしなければならないので、しっかり作業をして汗をかくとすっきりしてきます。朝のうちの曇ったままかと思ったら、ピーカンに晴れて暑いくらいでした。今年はエゾヤマザクラやナナカマドの紅葉が、一際鮮やかなように感じます。
ナナカマド

ナナカマドの足元には、フェンス際からタネが運ばれたと見えて、アメリカヅタが這い上がろうとしています。でもナツヅタと違って吸盤がないので、ナナカマドのつるつるした樹皮をどうやって這い上がっていくのかな?
アメリカヅタ

作業の後半は、先日やり残した紅シダレの剪定を。5年くらいほったらかしにしていたので、ぼうぼうに伸びた枝が鬱陶しいくらいに繁っています。あんまり繁らせていると、積雪で枝が折れるのでもう限界に来ていたのです。
紅シダレ

脚立やはしごから、時には木に登って黙々と枝を透かしていくと、みるみる涼しげな枝振りになっていきます。植木屋時代には、個人庭園や料亭の庭などの手入れを一手に引き受けていたので、多少時間はかかるものの、腕はまだ落ちてないなと、一人にんまりしておりました。
剪定後

考えてみればこの圃場だって、私が関わっている間はなんとか維持していけるでしょうが、私がやめればとても維持していくことはできません。ここは自然に還す訳にはいかないので、樹木だけ残して芝生広場にでもなるのでしょうか。武市さんは150歳まで生きるといってるけれど、こりゃ武市さんと長生き競争しなくちゃならないようです。

武市さん滝野へ

  • 2017.10.09 Monday
  • 06:00
武市さんは、この時期札幌に出てきたことがなかったので、翌日夕方まで空けてあるとのこと。それならと滝野公園を案内することにしました。裏街道から行くのもなんだからと、支笏湖線から向かおうとしたら、石山陸橋を下りたところで早くも渋滞に。こりゃダメだと引き返し、やっぱり駒岡経由で公園に向かいました。連休の渋滞のことなんか考えもしませんでした…

滝野公園は家族連れで大賑わい。駐車場もかなり満杯になり、ゲート付近も賑わっていました。せっかくなのでガイド室をご案内すると、ガイドさんたちは活動中で不在でしたが、開花マップを見てこりゃ便利だなぁと感心しきり。
開花MAP

夏色花壇の額縁を見て、うちには似合わんけど、面白いことやるんだなぁ… 武市さんは、風景よりは植物のことが気になるらしく、このセンニチコウはいいなぁ、このサルビアはなんていうんだい?と質問攻め。
夏色花壇

下のコスモスをじっくり見て、最近は一年草を全く扱わないから、今流行りの品種は全然分からないけど、こんな珍しい品種が普通に植えられるようになったんだと、感心しきりでした。花の行商からスタートし、苗の通販までやっていたので、花卉全般の知識は本当に幅広く、毎度感心させられます。
コスモス

一緒に行った滝上町のBさんは、観光の担当係長だけに、この時期いかにして観光客を引き付けるかを模索しているとのこと。芝ざくら園やハーブガーデンの魅力づくりにコキアなんかいいんじゃない?っていうと、やってみたいけれどちゃんと栽培できるかなぁと心配するので、こんな簡単なものが栽培できなくてどうするの!!来年は一度作ってみなさい!とけしかけておきました。
コキア

水の広場回りはすっかりカエデ類が色付いているので、二人ともうらやましいなぁ〜 町周辺の紅葉が毎年汚くなり、本当に困っているとのこと。こりゃ林業試験場にでも調べてみる必要がありそうです。
紅葉

パレット花壇のダリアが満開になり、たくさんの方がぐるぐる回りながら花を楽しんでいるのを見て、Bさんはうちでもぜひやってみたいと大乗り気に。技術的なアドバイスをなかなか求める機会がないので、今度はガーデンの担当者を連れてこようと張り切っていました。
パレット

中央口まで下りて、それからずっと峠の庭まで歩いてきたものだから、やれ疲れたとベンチに座ると、いや〜いい眺めだなぁ。テレビでは何度も見ていたけれど、こんなにいいところとは知らなんだ。今日は本当にいいもの見せていただいたと嬉しいお言葉をいただきました。
峠の庭

帰り際にガイド室に寄ったので、明日みなさん出てくるから一筆書いてよ〜とお願いすると、こんな汚い字で申し訳ないけれどと、一言書いていただきました。
書き置き

武市さんの植物との付き合い方、陽殖園という不思議空間の存在している意味など、いろんなことを勉強することができたし、素晴らしい時間を過ごすことができてよかったです。まだまだがんばるといっているけれど、決して無理の効かない体なので、また来年元気で会おうと力強く握手してお別れしました。

支部大会

  • 2017.10.08 Sunday
  • 06:34
昨日は造園学会の北海道支部大会。高橋武市さんをお迎えしての講演会があるので、張り切って北大に向かいました。天気予報では晴れだったのに、なんだか雲行きが怪しくなってきました。会場は農学部です。
支部大会

午前中は研究発表。興味のあるものをいくつか聞いて、昼前に札駅横のホテルへ急行。なんと姪の結婚式と重なっており、ちょうど12時から挙式だったので、それにだけ出席してきました。義弟のところは女三人なので、これから続くのかな。
結婚式

写真撮りを済ませて再び北大に戻り、武市さん達と打合せを片付けて4階の大講堂へ。会場の回りには、現在30件を認定している『北の造園遺産』のパネルがずらりと並んでいました。
パネル展示

午後の部の第一番は、私の造園学会賞受賞記念講演です。春の全国大会で、「札幌都心部再整備事業に関わる、造園からのデザイン監修」というテーマで学会賞をいただいてきました。これを冥土の土産にしないために、これからもしっかりとがんばっていこうと、あらためて思っております。
学会賞講演

その後は講演会ですが、初めに本部から来ていただいた小野先生から、「ランドスケープ遺産とは」というテーマで解説いただき、その次に私から、「北の造園遺産の取り組み」について報告させていただきました。
『北の造園遺産』

そうしていよいよ武市さんの登場。聞いてみるとこのような人前での講演はほとんどやったことがなく、道内では初めてとのこと。さすがに初めのうち緊張気味でしたが、だんだんいつものだじゃれも出始めて、とても意味深く楽しいお話を聞くことができました。
武市さん

例年の支部大会では、参加者が100名を越えることはなく、一応150席を用意したけれど、どれだけ来てくれるかな〜と思っていると、来るわ来るわ、補助席をどんどん出しても追いつかず、スタッフ入れると200名近くにまでなりました。その時の写真を撮し忘れましたが、支部大会始まって以来の大盛況。このブログを見てご来場いただいた方には、心よりお礼申し上げます。
会場

最後には、コテージガーデンの梅木さんと、高野ランドスケープの村田さんと私でのトークセッション。一番最後に私でないと聞けないなぁと「武市さん、あんた死んだら、陽殖園はどうすればいいのよ?」と。するとしばらくの沈黙のあと、「今までも自然に任せて植物の思うがままに育ててきたものだから、そのまま自然に任せておけばいいんでないかい〜」とのお言葉をいただきました。武市さんは150歳まで生きるらしいので、まだ折り返したばかりだからこんな心配はしなくてよさそうだけれど、いつまでもお元気でいてほしいです。
トークセッション

名古屋

  • 2017.10.07 Saturday
  • 06:00
名古屋には今まで二回行ったことがありますが、関西とも関東とも全く違う文化圏だということはよく分かりました。住んでみたいとは思わなかったけれど、もう少しじっくり回れると面白かったのになぁ…と思ってました。少し前にブラタモリが名古屋を訪れるというので、地元ではかなり盛り上がったようですが、自分たちの知らないことをすらすらと読み解くので、意外とやるじゃないか!ということになり、その経路をまとめたマップを作ったという記事をネットで見つけたので、さっそく送ってもらいました。
  ブラリMAP-1

数日して送られてきた封筒は、厚くてずっしりと重たいもの。何十部も送られたって・・・と思ったら、本体は意外とぺらぺらなリーフレットで、それ以外に、名古屋の主要観光地やら食文化の紹介やらのパンフレットが入っていたのです。しかも返信用の切手まで返送され、ぜひ名古屋に来て下さい!とありました。こういう心遣いは本当にうれしいです〜
  ブラリMAP-2

名古屋といえば、独特の食文化でしょう。薄味で育った瀬戸内育ちには、ちょっとくどさもあるのですが、こってりとした旨味を楽しむにはこれがいいのかもしれません。私の知っている名古屋人は、どっしりと落ち着いて動揺せず、着々と仕事をするタイプ。さすが英雄をたくさん輩出したお国柄なんでしょうか。
  なごやめし-1

こうしてみると美味しそうなものばかり。見てくれでなく実利を尊ぶからこそ、このような食文化を作りあげてきたのでしょう。普通の観光パンフレットより、こんなものの方が興味をそそられてしまいます。今年は九州にいく予定があるけれど、来年はここも候補地にしておこうと思います。
なごやめし-2

手稲初冠雪

  • 2017.10.06 Friday
  • 05:42
今朝の盤渓では、山の上にぽっかりと巨大な満月が浮かんでいました。今年の十五夜は満月の前なので、明日あたりが本当の満月になるそう。でもこれだけ煌々と輝いていると、端の方が欠けているかなんて見分けられません。なんか得をした気分になります。

昨日手稲山に初冠雪があったというニュースにはびっくりでした。どうりで昨日朝の盤渓は寒かったはずです。平年より11日も早いというので、今年の冬は足早に近寄っているのでしょう。昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。寒いけれど日差しがあるのでなんとかなるだろうと北口に向かうと、逆光の中にもりもりと育っているのがよく分かります。
北口花壇

さすが ‘カクテル’。多少アブラムシが付いていましたが、途切れることなく花を咲かせ続けておりました。今年もまた、つるバラとの格闘をしなければならないようです。
カクテル

北口にはアスター類がないので、シュウメイギクが花のしんがりに。この時期とても見事な花を咲かせてくれるのですが、じわりじわりとその勢力圏を広げつつあり、そろそろコントロールが必要になってきています。
シュウメイギク

土木センターからたくさんいただいたダリアの球根からは、一向につぼみが上がらないのでもうダメかと思っていたら、ようやくちらほらと花が咲いてきました。なんで毎度遅くなるのかなぁ。
ダリア

参加者の中に新人が二人おりました。このようなハサミを使うのが初めてのようで、恐る恐る刈り取りをやっていましたが、すぐに慣れてきたと見えて、次はどれを刈ればいいのでしょう?と、元気に声がかかりました。
新人

それに比べれば、1年以上通ってくれているベテランは慣れたもの。刈り取り対象の植物を一つ教えておけば、自分で探してどんどん作業を進めてくれます。今月3回の作業日で刈り取れるよう、バランスを考えながら刈り取ってもらいました。
ベテラン

端っこにホスタ類をたくさん植えているところがあるけれど、これまで二度除雪屋に掘り返されてしまい、株がぐちゃぐちゃになっておりました。品種によって生育の違いもあるので、次回に植え直すことにしているけれど、葉がなくなるとなんだか分からなくなるので、混じっているものを掘り上げて仮植えしておきました。
掘り上げ

北口に回ってこちらもたくさんの刈り取りを行い、落ち葉もきれいに掃いてすっきりとさせることができました。雪が降らないうちにうまく片付けられるでしょうか。
北口の清掃

秋晴れの十勝ヒルズ

  • 2017.10.05 Thursday
  • 06:00
昨日は,今年最後の十勝ヒルズの現場でした。トマムのタワーを見ながら、昨日も来てたんだよなぁ〜と不思議な気分。天気は回復したものの、気温がグッと下がってかなりの冷え込みになりました。

ヒルズのアプローチに列植したフリーマニーカエデは、いよいよ真っ赤に紅葉し、ちょうど来ていたツアーの一団が、わいわい言いながら落ち葉を拾っていました。ここは無料区域なので、あと二〜三年したら、これだけ見に来る人が増えるのではないかと心配になるくらい。
フリーマニーカエデ

スカイミラーのブルーサルビアも、秋の深まりと共にますます色濃くなってきました。今年は今までになく大きく育ち、手前の紫はちょうど1mにもなったので、特に人気が高いとか。ところが真ん中の空色が50cmもなく、うまくグラデーションにならなかったのは計算外でした。生産者の○○に文句言わなきゃなりません〜(笑)
スカイミラー

ローズガーデンに行くと、まだちらほらとバラの花が残っていました。昨年は何度も台風に襲われ、無残に花を吹き飛ばされていただけに、今年の秋バラは最高のパフォーマンスを見せてくれました。先月末にもう霜が降りたとのことですが、それにもめげずに咲いている花が見られたなんて。ここでも今年の冬の到来がかなり早そうです。
バラ

ガーデナーのみなさんが、咲き終わった部分からバラの剪定を行っていました。秋の作業は目白押しだし、千本ものバラがあるので、出来るところから作業を進めていかなければならないのです。デスカンプシアのブッシュを背に作業をしていたOさんは、まるで孔雀のようになっておりました。
孔雀みたい

お昼は久しぶりにヴィーズで。反対側に団体が入っており、こちらもほとんど埋まっていたので、天気さえよければ結構お客様に来ていただけるようです。体が冷えたので、暖まるレチョーをいただきました。
レチョー

午前中から日が差したり曇ったりを繰り返していましたが、日が差すとスカイミラーのサルビアは本当に見事。あとわずかの期間ですが、できるだけたくさんの方に見ていただきたいです。
窓の風景

そのあとホームセンターに行って、柄付きの枝切り鋏を購入。バラのブッシュがあまりにも絡まって、鋏での刈り取りが難儀していたのです。これでひざの高さくらいまでザクザクと刈り取ると、剪定作業が格段にやりやすくなりました。
ザクザク剪定

このところの冬は、毎年かなりの積雪があるので、そんなに厳重な冬囲いが必要ではないのですが、本来の十勝の冬は今年の岩見沢のような寡雪(かせつ)状態となり、地上部がほとんど枯死してしまいます。このため、出来るだけ枝を守るために、金網で補強した麻袋の筒に枝を入れ、モミガラを充填して囲っています。この作業がやりやすいよう、不要枝を徹底して抜き取り、出来るだけ細く枝折る(しおる)ので、この剪定が必要なのです。こうしてやることにより、年数がたっても毎年同じ大きさに株を維持することができるのです。
剪定

一通り作業をやり、園内を一回り確認して残りの作業を確認してスカイミラーに戻ってくると。傾いた日差しが真横から差し込み、なんとも言えない光景を演出してくれました。このガーデンの空間の広がりは、四季を通じて様々な表情を見せてくれるので本当に楽しみです。
夕陽

十勝ヒルズは15日で閉園となりますが、10月いっぱいは無料で公開されています。霜に当たってしまえば花はもうなくなってしまうけれど、紅葉や清々しい晩秋の風景は十分楽しむことができます。かわいいブタちゃんもおりますので、ぜひお越し下さい。

初トマム

  • 2017.10.04 Wednesday
  • 05:49
このブログの記事が、昨日でちょうど2,000件に達していました。スタートしたのが2012年4月24日で、今日で1,988日目。無人島調査などで何度か抜けているので、複数回投稿した日がかなりあったようです。その間のアクセス数がなんと130万回にも達しておりました。私の備忘録にたくさんの方がおつきあい下さり、貴重な時間を費やしていることに対して、なんともお礼のいいようもありませんが、嫌になれば読まないだけのことなので、これからも気楽に書いていこうと思います。m(__)m

昨日はトマムの現場を見に行きました。高速の占冠PAでは、紫竹さんデザインのハイウェイガーデン花壇が、最後の花を咲かせていました。強い霜が来ればあっという間に融けてしまいそうな場所だけに、いい状態で見られてよかったです。
占冠PA

雨はなんとか上がったものの、まだどんよりと雲が垂れ込め、紅葉真っ盛りの山もあんまりきれいには見えませんでした。
紅葉

トマムに来たのは全くの初めてで、いつも列車や高速から見ているタワーを間近に見ると、確かにユニークな外装です。この外装に変えてからもう10年経っており、開業からもう30年以上経っているので、あちこち手直しが盛んに行われているようです。
トマム

施設間を結ぶスカイフォークからは、間近に紅葉が楽しめるので、盛んに写真を撮していました。エゾマツとトドマツの林の中に、そんなに大きくないハウチワカエデがたくさん生えていて、見事な紅葉を見せているのです。向こうから見ると後ろは工事現場なので、こちら側の方がいい写真になったはずです〜(笑)
スカイウォーク

かなりの大きさのエゾマツとトドマツが生えており、エゾマツはほぼすべてが切り株更新したために、根上がり状態になっています。エゾマツのタネは、地面に落ちると様々な菌類にやられてしまうのに対し、苔むした倒木や切り株の上に落ちると、安全に芽を伸ばして成長し、やがて切り株が朽ちてしまうと、このような根上がり株になってしまいます。森のガーデンにもこんな状態の木がたくさん見られますが、ここではやさしい肌のトドマツに荒々しいエゾマツが寄り添っているものが見られ、ちょっと悩ましい姿になっていました…(^^;)
エゾマツ

道路からちょっとはずれた沢に向かって、ミズナラの巨木が枝を伸ばしていました。奥に見える紅葉はオガラバナです。直径が1m以上もあり、幹はすっかり苔むしてものすごい貫禄ぶり。ササを刈って見学コースでも作れそうな雰囲気です。
ミズナラ

現場を確認して駐車場に帰ろうと歩いていると、道端にエゾリンドウがひとかたまり咲いていました。わざわざ植えたものではなさそうなので、草刈りにもめげずに生き残った自生株のようです。リンドウは大好きな花なので、こんなところで見られて嬉しかった〜
エゾリンドウ

特急で帰ろうとトマムの駅まで送ってもらうと、昨年ここで何回も代替バスに乗り換えたなぁ…と、思い出してしまいました。あんな災害は本当にご勘弁です。2台のバスから続々と降りてきた観光客は、ほとんどが中国からの方たち。一両しかないスーパーとかちの自由席は、たちまちぎゅう詰めになり、スーツケースやベビーカーで埋まってしまいました。これだけたくさんの方が来訪し、ご満足いただけるのですから、さすが「星野リゾート」というべきなのでしょう。
トマム駅

10月です〜

  • 2017.10.03 Tuesday
  • 05:46
相変わらず4時に起きて盤渓までひとっ走り。ついこの間まで、家に帰る頃には朝日が昇っていたのに、まだ街灯が灯っている暗さになりました。そんな暗闇の中、最近のトピックがフクロウの出現。見えるものがなくなる分聴覚が鋭くなるのか、近くの森で鳴いているフクロウに気付きました。春にはクマゲラのドラミングが響き渡っていたのに対し、秋の気配がする頃から近くにフクロウがやって来て、毎晩のようにホーホーと鳴いているので、しみじみ札幌の自然の豊かさを実感してしまいます。

本当にあっという間に10月となり、まもなく雪の季節だなんて… 昨年暮れの、悪夢のような雪の降り方が思い出されてなりません。今年はどんな降り方になるのでしょうか。植原さんのカレンダーを見ると、本州の秋だなぁ〜としみじみ思ってしまいます。このイエローマジェスティーのような原種系のサルビアは、この季節になると生き生きと花を咲かせてきます。北海道では絶対に見ることのできない風景で、これは群馬県館林市にある、東武トレジャーガーデン館林で撮されたものでした。
植原さん

藤川さんの花カレンダーは、まさに今、山野で見られる紅黄葉と様々な木の実。こうしてみると、花は地味でも実はよく目立つものばかりです。
  花カレンダー

野菜カレンダーだけど、10月はイネ。町で暮らしていると、イネに触れることが全くなくなってしまうので、お米がどのようにしてできるのか分からない人が増えているとか。お米に限らず、様々なものが生産過程をすっ飛ばして手元にあふれているため、ますますもののルーツが見えなくなっていくことでしょう。こういうカレンダーは、トイレに貼っておき、じっくりと子どもに見せるとよいのかも…(^^;)
  野菜カレンダー

藤川さんの滝野公園での展示が、クマ騒動で吹き飛んでしまい、新たに新調した展示用のパネル台が寂しくホールに置かれていました。また来年を期待しましょう。

母と滝野公園へ

  • 2017.10.02 Monday
  • 06:04
今年も春からバタバタなので、なかなか母を連れて花を見に行く暇がありません。春のチューリップの時期を逃してしまったので、ようやく昨日コスモスを見てもらおうと滝野に行って来ました。ちょうど無料入園日だったこともあり、東口駐車場はほぼ満杯、中央口も半分くらい埋まっていました。クマ騒動の臨時閉園がなければ、もっと稼げたでしょうに。新幹線も前半は雨にたたられ、最後に臨時閉園になってしまったので、昨日が最後の賑わいになったようです。
新幹線

94歳になる母は、杖なしではほとんど歩けないので、もちろん電動カートに乗ってもらい、私が横から運転して歩きました。意外と安定しているので安心して乗ってくれました。コスモスのあたりは園路一杯に歩いているので、結構大変でしたが。
電動カート

黄花コスモスの‘クサントス’は、気温が低くなってきたこともあり、昨年のような汚い黄色ではなく、すっきりと色づいてくれたようです。霜の降りるまでのわずかな期間ですが、十分見どころになってくれそう。
クサントス

昔の人なので、コキアとは言わずやはりホウキ草ですが、こんなにたくさんのホウキ草を見たことがなかったので、感激していました。半分くらい色づいており、今年はいつもより早く真っ赤になりそうです。
コキア

坂道をぐんぐん登ってくれるので、電動カートは本当に助かります。20年前の開園時にこれを導入するため、あの手この手で説得材料を積み上げて、ようやく3台導入できたことを思い出してしまいました。パレット花壇のダリアを見てもらい、ハギの小径ではソメワケハギが咲いてきていました。これは初めて見たようです。
ソメワケハギ

花のテラスには、シュウメイギクくらいしか花がありませんでしたが、カートでも通れることを実感してもらおうと、アオダモのアーチを通り抜けてみました。普段あんまり通ることがないけれど、こうやって歩いてみるとまた違うものが見えてくるものです。今度は自分がカートに乗ってみて歩きたいなぁ…(^_^;)
アオダモのアーチ

秋の花と共に

  • 2017.10.01 Sunday
  • 06:02
あらら…という間に9月が終わり、今日から10月になりました。今月も盛りだくさんな予定がぎっしりなので、心してかからなければなりません。昨日は北大の圃場整備。さすがにイチョウ並木の黄葉は始まっておりませんが、なんとなく黄ばんできたようです。圃場に入ると目の前にピンクの固まりが落ちているかのようなイヌサフラン(Colchicum autumnale)。これは昔からあったので、多分原種だと思います。近くにある‘ザ・ジャイアント’の方はもうくたびれてきていました。花としては,シンプルな原種の方がすっきりして見栄えがします。これもユリ科からイヌサフラン科に移りました。
コルチカム

すぐ横の草むらには、秋咲きのクロッカスがすっきりした花をたくさん咲かせています。これは植物園情報から、クロッカス・プルケルス(Crocus pulchellus)としています。今年は開花数が少ないようですが、天候の性なんでしょうか。植物園のバラ園脇では、一面の花畑が見られるけれど、最近この時期に見に行ってないなぁ。
秋咲きクロッカス

一番奥にある花壇では、ひっそりとコハマギクが咲いて来ていました。これは密かにわが研究室のシンボルと思っている植物なので、次回の作業日にもっと目立つところに移植する予定です。
コハマギク

最近は参加してくれる人がほぼ固定し、ちょうど七人の侍になっております。私が若い方から3番目なので、かなり高齢化が進んでいることは間違いありません。最長老は74歳なので、軽めの仕事をと、カツラ生垣の刈り込みをお願いしました。
生垣刈り

元気な二人には、イチイの大刈り込みを。ハシゴや脚立に登る仕事は、体育会系で鍛えているものでなければ危険です。もうすっかり慣れているので、きれいに刈り込んでくれました。
イチイの刈り込み

私は庭木の剪定を。何年かに一度、しっかりと枝透かしをしてやらないと、お互いが競合してワヤクチャになってしまいます。この青枝垂れも、きれいに散髪してあげたので、久しぶりにすっきりした形になりました。
青枝垂れの剪定

圃場整備のボランティアを始めてから、あっという間に10年経ってしまったけれど、私もあと10年くらいはできそうなので、それまではしっかりこの圃場を守っていこうと思っています。

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