雨のち寒気

  • 2018.06.10 Sunday
  • 05:51
札幌は30ミリほどの雨になったので、土はしっかりと水分を含んでくれました。しかしながら、なんという気候の激変振り。4日には真夏日を記録し、7日までは夏日だったというのに、昨日は冷たい風が吹きすさんで、気温も12〜3℃しかありませんでした。せっかく衣替えしたのに…(^^;)
今朝も内陸部や道北では、軒並み氷点下近くまで下がっているので、農作物などに被害が出なければいいですが。

昨日は北大の圃場整備。小屋の前のバイカウツギが開き始めて、甘い香りが漂っていました。ちょうど曇っていたので、緑をバックにきりっとした花が、一際引き立って見えました。最近流通しているのは白ペンキ塗ったようなセイヨウバイカウツギばかりで、本物のバイカウツギがあまり見当たらないのは寂しいです。
バイカウツギ

圃場の南の端には、木々に挟まれて樹形がいびつになってしまったけれど、昔からあるアカバナヤエサンザシ(Crataegus laevigata 'Pauls Scarlet')が満開になっていました。私が学生時代にもうかなりの大木だったので、かなり昔に植えられたものでしょう。今はなくなってしまいましたが、円山や宮の森にも同じくらいの大木があったので、苗木が導入された時期があったのかもしれません。カントリーガーデンにも何本か植えられています。
アカバナヤエサンザシ

小屋の中には、先日納品された新しい芝刈機が入っていました。エンジンもかけやすく、軽いので取り回しが楽だけれど、刈り幅が狭くなったので、それだけたくさん歩かなければなりません。これまでの芝刈機も使える間はまだまだがんばってもらいます。
芝刈り機

芝刈り隊長のFさんがさっそく芝を刈ってくれました。刈りくずが袋に入るので、後始末はいらないけれど、すぐに一杯になってしまうのが難点だとか。でも刃がよく切れるので、とってもきれいな芝生になっていきました。
芝刈り隊長

先輩の女性陣には、猛烈に生えて来るヒメスイバやワスレナグサなどの除草をお願いしました。外周などは除草剤を使って手間を省いてきているのですが、花壇内は抜き取りしかできず、これが一番大変な作業になっています。
除草隊

今年卒業したばかりで、秋にイギリスに留学するため待機中のYさんが参加してくれたので、チューリップの球根掘りを手伝ってもらいました。圃場内のあちこちに生き残っていた球根を、今は引退した先輩が、何回も植え替えながら品種を揃えてくれたものが植わっているのです。今回は、私の恩師が交配して作っていた、カウフマニアナ系の育成品種と、フォステリアナ系の‘レッドエンペラー’の2種を掘り上げました。
球根掘り

もう6〜7年も植えっぱなしなので、そろそろ分球しないと衰退してしまうのです。よく見ていくと、ドロッパー(垂下球)がいくつか見つかって懐かしかったです。学生時代は、先生の手伝いで毎度チューリップの球根掘りをやっていました。原種の血が濃いこれらの交配種は、すぐに新球が真下にもぐり込んでしまうので、掘り取りがなかなか大変だったのです。
ドロッパー

風は冷たかったけれど、力仕事が多かったので結構汗だくに。毎度参加していただいているみなさんには、本当に感謝です。昼食を食べに学食に歩いていると、横の草地からめぇぇぇという鳴き声が。毎度ポプラ並木のすぐ手前の草地にヒツジが放牧されているのです。今年はかわいい子ヒツジがたくさん混じっていてにぎやかだけど、この子たちもやがては肉にされてしまうのかなぁ…(^^;)
ヒツジ

恵みの雨

  • 2018.06.09 Saturday
  • 05:54
ようやくまとまった雨が降り、乾ききった大地に恵みの雨となりました。先日植えたばかりのブドウの苗も、これで一息つけたことでしょう。しっかり活着できることを祈りたいです。

昨日も朝から滝野公園。予報では午後から雨だったのに、行く途中から雨がぱらつき始めました。渓流ゾーンの現場なので鱒見口から入っていくと、人っ子一人いなくて静まりかえっている中に、まだ見ごろのレンゲツツジに囲まれて、ヒオウギアヤメが咲き始めていました。
レンゲツツジ

昨日は午後からボランティア作業を予定していたけれど、雨の中ではやりたくないので、午前中に予定を変更。最低限どんな作業ができるか、エリア内をチェックしていくと、思わずなにこれ?とびっくりしたのが、こんな巨大なノビネチドリです。普通の倍くらいのサイズでした。
ノビネチドリ

最近は管理費削減のため、だんだん手がかけられなくなったエリアが増えつつあります。するとたちまちササやフキに覆われて、園路がなくなってしまうのです。さすがにここはまずいと、カマを取りに戻って園路幅を確保しておきましたが、この先どうなることやらです。
刈り取り前 刈り取り後

こんな天気なので、参加人数が少ないだろうと、みなさんが来る前にできるだけ作業をしておくことに。これまでの作業で外来種の除去はかなり進んできたけれど、ヒメジョオンとオオアワダチソウだけはなかなか根絶できません。30分ほどの抜き取りで、たちまち草の山ができました。
外来種

直前の時間変更で参加できなくなった方もいたけれど、毎度参加して下さる方たちが完全武装で参加してくれました。幸い作業中は雨も降らず、予定したエリアを、一つずつしっかりと抜き取ることができました。
抜き取り作業

最後に、毎年カントリーガーデンの中に播いている、カタクリのタネの採取を行いました。こもれびの庭はもう十分すぎるくらいのカタクリが咲くようになり、最近はもっと上の疎林の小径に播いています。ここでもそろそろ花が咲きそうな株が育ってきています。
カタクリのタネ

予報通り、午後からは強い雨が降ったり止んだり。お客さんもほとんどいなかったので、雨の合間にカントリーガーデンの中を一回りしてこようと、ガイドのNさんと出かけました。カントリーハウスの横を歩いていて、石積みの前になにか赤い花がと思って近づいてみると、トドマツの足元にびっしり生えているベニバナイチヤクソウに、びっくりするくらいたくさんの花が咲いていました。こんな密度で咲くことは珍しいです。
ベニバナイチヤクソウ

ようやく雨が降ったので、水分がたっぷりほしいメコノプシスも喜んでいるだろうと行ってみると、何と一番花が咲いていました♪ こんな雨の中、花を見に来ていた女性の三人組も、素晴らしい花の色に大感激。
メコノプシス

私のブログをいつも見ていただいているというので、園内の穴場を2人案内することに。サルメンエビネやギンラン、ジンヨウイチヤクソウ、ギンリョウソウなどは、案内されなければ見つけることはできませんからね。時折強く降る中、あちこちの見どころをご案内することができました。

勇造ライブ2018

  • 2018.06.08 Friday
  • 05:56
6日の夜には久しぶりにライブに行きました。若い頃にはあれほど入りびたっていたのに、50歳を過ぎたあたりから、とんと足が向かなくなったのは、歳のせいもあるけれど、ちょっと忙しくなりすぎたからねぇ… かろうじて行っていたのが、友人がやっていたスカイドッグブルースバンドや、今回の豊田勇造くらいでしょうか。勇造さんのライブは、わりとマメに行っていたのですが、このところの会場が東区の外れで、とても行きにくい場所だったので、しばしご無沙汰。ところが今年は北大病院前の「みんたる」に!ここは、娘が学生時代入りびたっていたところなので、面識もあったのです。
 案内葉書

記憶にあった場所と違っていたので、あとで聞いてみると、娘が信州に移り住む時にここで盛大な送別会があったのですが、その後まもなく現在のところに移ったのだそう。
みんたる

勇造さんは多少白髪が増えたものの、相変わらずどっしりとした存在感。柔らかい京都弁が独特の雰囲気で包み込んでくれます。すごくソフトな当たりだけれど、ひとたびギターを持つとその印象がガラッと。さすが、50年近くプロとして生きてきただけあって、そのパワーにはいつもながら圧倒されました。
勇造さん

勇造さんとの出合いは、76年5月6日に大谷会館であったライブから。これでいっぺんに虜になってしまいました。デビュー盤がこの「さあ、もういっぺん」で、翌年にも「走れアルマジロ」というLPが出され、6月にまたライブをやっています。久しぶりにLPを引っ張り出して聴いてみましたが、めちゃ懐かしかったです。
走れアルマジロ

勇造さんは京都の『拾得(じっとく)』というライブハウスを建設時から関わっているので、いわばここが本拠地。聞いてみると、京都にいるのが1/3、ツアーに出るのが年間約百回なので1/3、それと友人のいるタイに1/3近く滞在しているのだそう。15年前に出したアルバムも拾得のライブです。京都だからこういうライブハウスも生き延びて来られたのでしょう。
拾得ライブ

勇造さんは三つ歳上なので、来年7月にはなんと古希を迎えます!!60歳の時には「豊田勇造60歳6時間60曲フリーコンサート」を円山音楽堂でやっているので、来年には「豊田勇造70歳7時間70曲フリーコンサート」をやるんだそう。やる方も大変だけど、ずっと聴いてる方も大変そうです〜(^^;) いつまでもお達者で、ええ唄聴かせてね〜

カントリーガーデンの花たち

  • 2018.06.07 Thursday
  • 05:47
現在のカントリーガーデンで目立つ花は、なんといってもベニバナトチノキ(Aesculus × carnea 'Briotii')です。今までになくたくさんの花を咲かせてくれ、遠目にもよく目立っています。カントリーハウス前に植えているトチノキにもたくさん花が見られるので、見比べるのに便利です。これはセイヨウトチノキ(マロニエ)に、アメリカ原産の赤い花を咲かせる低木性トチノキ(A.pavia)を交雑して作られた園芸品種です。北4条西20丁目以西にある龍谷高校前の街路樹も見事ですよ〜
ベニバナトチノキ

こもれびの庭では、クマガイソウ(Cypripedium japonicum)が満開に。7〜8年前に5株植えたものが、今年は25株に花を着けました。地下茎でどんどん増えていくので、そろそろ周りの植物を被圧し始めており、株分けしなければならないようです。
クマガイソウ

ヤマシャクヤク(Paeonia japonica)も満開(といってもこのくらいですが…)に。タネを播いたものからもどんどん株が増え、小さな株からもたくさん咲いてきています。ところが、この花茎に卵を産み付けて、花を咲かせることができなくしてしまう害虫が最近見つかったらしく、その研究者がこの日も採取にやって来ていたそうです。そう言われてみるとつぼみが途中で落ちてしまった株がたくさんあり、本来もっと咲いていたのですね。まだ苫小牧と滝野公園だけでしか見つかっていないとのこと。広がってほしくないです〜
ヤマシャクヤク

こもれびの庭では、園路になんとサルメンエビネ(Calanthe tricarinata)が咲いています。これは植えたものではなく自生していたもの。ここを造成して間もなく、園路の端っこに株があるのが見つかりました。厳重に囲われておりますが、さすがに滝野公園では盗掘されないようです。今年も3本の花が満開になっておりますが、そんなに猿の顔に似ているのかなぁ…?
サルメンエビネ

こもれびの庭よりさらに上には、「疎林の小径」と名付けられた自然林内の散策路があります。そのあたりではベニバナイチヤクソウ(Pyrola asarifolia subsp. incarnata)がちょうど満開になっていて見事でした。昔はイチヤクソウ科でしたが、現在はなんとツツジ科になっているのです!イチヤクソウやジンヨウイチヤクソウ、コイチヤクソウ、ウメガサソウなどの仲間も、これからあちこちで花を咲かせてきます。
ベニバナイチヤクソウ

ベニバナイチヤクソウの群生の中などに、小さな白い花を咲かせているギンラン(Cephalanthera erecta)がたくさん見つかります。今のところササバギンランやクゲヌマランは見当たらず、ギンランだけでした。一番下にある唇弁(しんべん)の底に距(きょ)と呼ばれる突起があるのが特徴です。
ギンラン

峠の庭も花盛りですが、兵庫から来ていた花好きのグループを案内していて、一番受けたのがこのサギナ・スブラータ(Sagina subulata)。「苔になにかもぐり込んで花が咲いとるわ!」というので、苔じゃなくてサギナそのものだよ!!といってもなかなか信じてもらえません。地面に這いつくばって花をじーーっと見つめてようやく納得していただけました。大島で繁殖しているアライドツメクサ(S. procumbens)など、サギナの仲間は本当に苔にそっくりで悩ましいのです。
サギナ

カントリーハウスの玄関先の、ミズナラの足元に咲いているのがツマトリソウ(Trientalis europaea)。Wikiによれば「和名の由来は、花弁の先端にしばしば淡い紅色の縁があり、その色の入り方が鎧の威色目(おどしいろめ)の一つである褄取り(つまとり)に似ているため」とありますが、これは真っ白の花でした… これもサクラソウ科からヤブコウジ科に移されています。滝野公園周辺には自生がなく、この木を持ってきた幕別町の山に生えていたものが、根鉢と共に持ち込まれたものでしょう。玄関左手の牧柵の中にある、ミズナラの足元をぜひご覧になって下さい。
ツマトリソウ

カントリーガーデン花盛り

  • 2018.06.06 Wednesday
  • 05:55
昨日も朝から気温が上がり、8時過ぎに園内に入った時にはすでに22℃を越えていました。気になっていたメコノプシスの様子を見に行こうと、花のテラス脇を上っていくと、ここではまだまだライラックが見ごろ。町中に比べれば、一週間から10日くらいは遅い感じでしょうか。独特の覆輪が印象的な‘センセーション’は、ちょうどいい感じの花が満開でした。
ライラック

メコノプシスはつぼみがニョキニョキと伸びていましたが、残念ながらすべての株に花芽が着いている訳ではなく、ちょっとがっくり。5〜6年経った株でも、このように4本も花茎を伸ばしているものもあれば、葉ばかりで全く花の咲かないものもあるのです。この「打率」を7〜8割に上げるのが当面の目標です。
メコノプシス

下のメコノプシスを見に行こうと斜面を下りていくと、イングリッシュブルーベルがいい感じに。でも不思議なことにまず上半分が咲き、それが終わり始めると下半分が満開になってくるのです。なんでこんな咲き方になるのでしょうか?せせらぎに沿って生えているオシダやイヌガンソクは、すべて自然に生えてきたものです。
ブルーベル

もう一つ気になっていたキングサリを見に行くと、手前の方から花が開き始めていました。最近花着きが悪かったのは枝が混みすぎたせいだろうと、昨年大幅に間引きをして、枝によく日が当たるようにしました。この花の着きようだと、来年には昔のような花のトンネルになってくれそうです。
キングサリ

園内では、今年カエデ類やアオダモなどにアブラムシが異常発生しています。先日自然観察会をやった富丘西公園でも、カエデ類からアブラムシがぼとぼと落ちてきて大変だったし、盤渓の道すがらを見てもやはりアブラムシだらけ。こんな異常発生は今まで経験したことがないので、ちょっと気味が悪いです。
アブラムシ

昔小別沢の山中で見つけた斑入りのオオイタドリは、園内のこもれびの庭と棚田の2箇所に植えてあります。ところが棚田の方の株は、毎年作業員に草刈りされて株が息も絶え絶えだったのを、きつく言い渡して刈らないようにしたら、ようやく株が大きくなってきれいな葉を広げてきました。これなら鑑賞に堪えられるでしょう。
斑入りオオイタドリ

この暑さで、まきばのチューリップも花が傷み始め、早く咲いたものはハラハラと散っています。遠目に見ればまだなんとか見られるかと。週末には掘り取り体験があり、たくさんの参加で大賑わいになることでしょう。
チューリップ

お客さんからスズランはどこ?と何度も聞かれました。一番メインのところに作っているスズランの花壇には、花の大きな‘ドリーン’という品種ものを1万株オランダから導入して昨年植えたのに、なんと全く花が咲かなかったのです。輸入時によく起きる「ブラインド(花飛び)」が起きてしまったようです。今年は株の養成に努め、来年の花に期待していただくしかありません。m(__)m
スズラン

モミジあれこれ

  • 2018.06.05 Tuesday
  • 05:56
今年の天気はなんとも極端。まだ6月初めだというのに、いきなり真夏日になってしまいました。札幌は14:28に30.7℃まで上がったそう。昨日は事務所でおとなしく、終日デスクワークをしていたので、そんなに暑くなった気がしませんでしたが、お昼に出かけようと外に出たらムッと暑くてびっくりでした。

こんな日には冷たい韃靼蕎麦を食べようと、角を曲がったところで、ようやくモミジも元気になったなぁと。管理人にとっては落ち葉を少しでも減らしたいのか、数年前に無残に切り詰められてしまったノムラモミジでしたが、枝が少し伸びて格好が付いてきました。
玄関

玄関の真ん前に洒落た鉢が置かれ、その中に斑入りのモミジが植わっていたのです。こんな趣味を持っているなら、もう少し木をいたわってやればいいものを!
鉢物

モミジの品種ものは、北国では枝が傷みやすくてあまり普及しておりませんが、こんな鉢物なら楽しむことができそうです。調べて見ると、こんな斑が入るのは‘紫式部’という品種のようです。
紫式部

足元の苔の中に植えられているのはメアカンキンバイかなぁ?こんなじめじめしたところに植えると、根腐れを起こさないか心配してしまいましたが… ちゃんと石付きにして植えられているので、それなりの腕を持った人が作ったのでしょう。
メアカンキンバイ

左のノムラモミジの株元には、強く頭を切り詰めた反動でひこばえがたくさん発生し、もこもこになっている横に、見慣れない緑のモミジが植えられているのに気付きました。
株元

こんな細い葉をしたモミジがあったのに、昨日初めて気付きましたが、モミジを集める趣味があるのかなぁ?これは‘占の内(しめのうち)’(別名を‘青七五三’)という品種のようです。
占の内

こちらを通るのは、郵便局に行く時くらいだったので、こんな狭い空間にいろんなものが植えられているのを、まったく見落としていました。油断はできないものです。

富丘西公園の観察会

  • 2018.06.04 Monday
  • 05:54
昨日は富丘西公園の自然観察会。暑くなる予報だったけれど、朝のうちは涼しくてちょうどいいかなとスズランの咲き具合を確認に行きました。するとスズランを見に来たご夫婦が、なんだもう終わってしまったのかいと。いやいやちょうど満開なんですけれどと、葉をかき分けて花をご覧に入れると、これでかい…と苦笑い。みなさんドイツスズランの花をイメージしているようです…(^^;)
スズラン

参加者は40数名とかなり少なめでしたが、観察会としてはちょうどいい人数でした。あんまり多くなると列が長く伸びてしまうので、このくらいが限界なんです。
参加者

いつものように私と近藤先生が保全区域の中に入り、木道の上にいるみなさんに保全作業のやり方や植物の様子を解説していきました。フキとオオヨモギが随分増えているのにちょっとびっくり。来月からの作業内容がはっきりして、作戦が立てやすくなりました。
保全区域の案内

そのあとは全体を半分に分け、近藤先生と2班に分けて園内の観察を始めました。私は時計回りで園内を案内して行くことに。この頃から空模様が怪しくなり、雨がパラつき始めたので、あわてて林内に入って大きなミズナラのところでこの森の履歴をお話ししました。
森の案内

1954(S29)年に撮された航空写真では、このあたりはまだ広々した牧草地で、このミズナラなどは草地の中にまばらに点在していたことが分かります。(左の赤い矢印の場所がこのミズナラあたりです。)私がこの公園に携わるようになったのはこの写真から40年後だったわけですが、その時既に立派な森になっていたので、意外と早く木が育つものだと感心してしまうのです。
S29航空写真

林内の植物は花が咲き終わっているものが多く、代わりにいろんな花のパウチを用意して、こんな花が咲いていたのですよ〜と案内していきました。クルマバツクバネソウがなんとか見られてよかったです。
クルマバツクバネソウ

林内にはこのサイハイランや、コケイラン、クゲヌマラン、ギンランなど、ランの仲間も少しながら咲いていました。でもこの近くのサイハイランは最近盗掘されたばかりだというし、本当に油断も隙もありません。都市内のこういう自然の保全は、本当に難しいものです。
サイハイラン

予定の時間を少々オーバーして、元の広場に戻ってきました。あまり暑くもならず、さいわい雨にも当たらずにすんでよかったです。この観察会は、事前の調査や道案内をしっかりとやっていただいた、地元のKさんとSさんのおかげで実り多いものとなったことに、この場をお借りして改めて感謝したいです〜本当にありがとうございました。

にれの木ものがたり

  • 2018.06.03 Sunday
  • 05:46
NPO法人 ことばのひろば五億の鈴の音 が企画している朗読劇「にれの木ものがたり」に、わが札幌ハルニレプロジェクトも協力することになり、昨日はその第一回目のオリエンテーションがありました。
  にれの木ものがたり

会の冒頭に、少し時間をいただいて『私たちの町札幌とハルニレ』というテーマで、札幌の町の成り立ちやハルニレのこと、その関係性などを簡単に説明させていただきました。主役は小学生の高学年なので、言葉遣いや用語の使い方に、人一倍神経を使うものです。準備が結構大変でした。
解説

この朗読劇の元ネタが百田宗治(ももたそうじ)の『にれの町』だったことから、ハルニレについての活動をしている私たちのことを知り、協力を求められた経緯がありました。以前ある高校の放送部が制作した『札幌のチャチャ』というビデオ作品にも協力していますが、その時の顧問の先生がNPOの理事になっているのにまたびっくり。世の中狭いものです。
にれの町

言葉や画像だけではハルニレを実感できないだろうと、自宅で鉢植えにしているハルニレを持ち込み、ちょうどたくさん舞い落ちているハルニレのタネも、昨日集めてきて触ってもらいました。理事長の五十嵐いおりさんの発声練習はさすがで、みなさんめきめきといい声になっていくのが分かるほどでした。
発声練習

昼に終了後、また北広島に移動。先日植樹の下見をやった場所が、当日使えないことが分かり、同じく北広島市内にある別の施設を植樹場所にすることになったのです。今度はうんと開けたところなので、芝生内のシンボルツリーになるよう、2本の位置をすぐに決めることができました。植樹の本番に参加できないのが残念ですが、楽しい植樹会になることでしょう。
植樹の下見

この建物の裏に、真っ赤な花の咲いている大きな株ものがあり、近づくとなんとボケでした。2mくらいのボケはよく見かけますが、3mを越すほどの大ボケは初めてです。いろんなものがあるものですねぇ…
大ボケ

もう6月です〜

  • 2018.06.02 Saturday
  • 06:00
今年も恐ろしい速さで時間が過ぎていくようです…(>_<) 早くも6月になり、21日の夏至を過ぎれば、なんともう日が短くなっていくというこわ〜い現実があります。とはいえ、目の前のことを一つずつ片付けていくしかないので、ポカのないように、日々チェックリストとのにらめっこが続きます。(最近物忘れが多くなったので、メールや予定、電話、買い物リストなどでも、こまめにチェックリストに書き出して、一つずつ消していかなければやり残しが出てくるのです…とほほ)

ふと目を休めるのに最適なのが、藤川さんの花カレンダー。たった一言なのに、そうなんだよなぁ…としみじみと絵を眺めてしまう一時が、とっても新鮮です。今月はいわみざわ公園での展示があるようですが、うまくバラの開花に合わせての開催になるのでしょうか。でもなかなかこの時期には行けないのよねぇ…(^^;)
  花カレンダー

野菜カレンダーは、なんとトウキビでした。最近流行のやたら甘たいトウキビは好きじゃないので、あんまり食べたことがありません。その昔、隣の空き地を耕して作っていた、ゴールデン クロスバンタムのもぎたての美味しさが、やっぱり最高でした。余市の畑が落ち着いたら、片隅に菜園でも作りたいですねぇ。
  野菜カレンダー

植原さんのガーデニングの花は、なんと沖縄竹富島のブーゲンビレアです。本島までしか行ったことがないけれど、先島諸島まで行けば、植生がさらに熱帯に近くなっているのでしょうね。うーーん 台湾にも行きたいのに、全然身動きが取れないぞっ!
ガーデニングの花

6月最終週は、この30年必ず渡島大島の調査が入ってしまうので、それに合わせて他の予定が窮屈になってしまいます。まだまだこれから逃れられないので、難儀な6月が続いてしまうのです〜

まん丸のツツジ

  • 2018.06.01 Friday
  • 05:50
昨日西区のあるお宅を探していた時、角っこの家の庭に真っ赤なツツジが満開になっていました。大学の卒論をツツジでやったために、ツツジの花には体が敏感に反応してしまいます。今の時期ならレンゲツツジだけれど、こんな大きな木だし、これだけ真っ赤なカバレンゲはなかなかないので、つい写真を撮そうと車を止めてしまいました。
レンゲツツジ

そんなに高い塀ではなかったので、庭の中までよく見えてしまい、その隣にきれいに刈り込まれた紅白のツツジが目に入りました。赤花は‘日の出霧島’だけど、その向こうの真っ白いかたまりはなんじゃい?
紅白のツツジ

毎度のことではありますが、いつ通報されてもおかしくない挙動不審者なので、そんなにしげしげと覗いているわけにもいかず、もう数枚写真を撮してからすぐに車に乗り込みました。でもこんなツツジ見たことないし、葉が見えないので調べようもないぞ!と、画像を見ながらしばし頭を巡らせてしまいました。開花期からすればキリシマツツジの品種に間違いなさそうだけど、ここまで綺麗に刈り込まれ、こんなにびっしりと花が咲いた姿は感動ものです。
まん丸ツツジ

車を発進してすぐに、数軒隣の家の庭で、またツツジセンサーがビンビン反応してまた急停車。奥のオレンジのツツジはヤマツツジとして、手前にはピンクのツツジが、同様にまん丸く刈り込まれていました。道内で栽培されるツツジには、この時期このような明るいピンクのツツジは珍しく、思い当たる品種がなかったのです。花や葉の大きさからすればクルメツツジではなくやはりキリシマ系なのかなぁ…?
ピンクのツツジ

こういう珍しいものに偶然出合うのは、やっぱり嬉しいもの。そのあとで伺った花好きのお宅で、画像を見ながら花談義に盛り上がってしまいました。

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