カナディアンワールド

  • 2018.12.03 Monday
  • 05:47
なくなってしまったガーデンシリーズ第二弾。数日前のWEBニュースで、芦別にあるカナディアンワールド公園が、来年度末で閉鎖という報道がありました。おや、まだやっていたのかぁ?という思いもありましたが、ここの植栽設計をやったのに、全然行かなかったなぁ…という後ろめたさも少しありました。
道新記事
  (道新WEBニュースから拝借…m(__)m)

設計をやったのがコンサルに転職してすぐの1989年、その翌年7月にオープンという、かなりタイトなスケジュールだったけれど、施工を請け負ったのがハウステンボスもやった東急系の○○エクステリアだったので、うまく納めたようです。この写真を撮したのが1993年7月24日で、確かオープンして初めて見に行った時だったかと。写真に写っているのがうちの子供たちです。
時計塔

確か石炭の露天掘りの跡地を公園化したはずで、大きな木が1本もなく、そこにラベンダーが植えられていたけれど、熱した中華鍋に入っているようで、暑くて頭がくらくらした記憶があります。
ラベンダー

それぞれの家の前にボーダー花壇を造りましたが、滝野公園のカントリーガーデン造成の10年前ですから、植物材料探しが大変でした。あんまりたくさんあるので、設計もうんざりしました。植栽後3年経っているので、一番いい時だったかもしれません。
宿根ボーダー

コンサルに転職してすぐの仕事で、先輩の事務所の下請けでやった仕事なので、いまいち記憶もはっきりせず、資料類やパンフレットも全く残っていません。そんなこともあったので、あまり足を運ばなかったのでしょうか。どういう管理体制だったかも全く記憶がないけれど、このあたりまではきちんと一年草も植えられていたし、管理もしっかりしていたと思います。
一年草

鳴り物入りのテーマパークだったけれど、やっぱりアクセスが悪いので、入園者数はずっと伸び悩んだままでした。この当時から、なんだか安っぽいなぁ…映画のセットみたいと感じていたけれど、よく30年近くももったものだと思います。来年は最後の営業をすることになっているけれど、悲しくなるから、あまり行きたくありませんねぇ…(>_<)
デッキ

ちざきバラ園

  • 2018.12.02 Sunday
  • 05:45
先日、花やガーデン関係のパンフレットをぎゅうぎゅう詰め込んでいた箱を整理しました。重複しているものは捨てたり、同じ地域のものはまとめたりしてかなり片付きましたが、その際に懐かしいものが出てきました。ちざきバラ園のパンフレットです。2種類あり、一つは普通の三つ折りのものですが、もう一つは、複雑に折り込まれていて、開くとバラの花が開くようになっているのです。こんなに凝ったパンフレットは見たことがありません。
ちざきバラ園

これには園内の地図がついており、当時のバラ園の様子が思い出されてきました。急な傾斜地に造られているので、テラスガーデン風になっていたのでした。
マップ

このバラ園は、道内有数のゼネコンだった地崎工業の当主、(三代目)地崎宇三郎氏が1967年に個人庭園として造成し、1970年からは有料庭園として公開されました。この上に屋敷があり、地崎御殿と呼ばれていましたねぇ。
パンフレット

画像が残っているか探してみると、2002年6月29日に撮したものがありました。ピーカンに晴れていたので、向きによっては飛んでしまってます。デジカメに切り替えた翌年だし、当時のデジカメの性能はまだまだ初期のものなので、不安定なものが多くあります。
ピーカン

なんでここに行ったのかと手帳を調べて見ると、当時滝野公園の仕事は、東京の財団経由で出ることが多く、金曜日の打合せの翌日、その頃の担当者で大阪府から出向していたYさんと大通公園で待ち合わせ、その後ここに回ってきたようです。ここはバラもよかったけれど、とにかく眺望がいいので、人気のスポットでした。
眺望

バスだと、バス停から坂道を延々と登ってこなければならず、車でないと大変な場所ではありましたが、観光バスには人気だったと思います。でもこの頃から会社の経営が傾き初め、2007年には岩田建設に吸収されていきました。
市街地

バラ園の背後には梅林があり、その時期には行ったことがありませんが、賑わっていたのでしょうか。この上の御殿もまもなくなくなってしまい、2009年に閉園したようです。
梅林

今はどうなっているのか、ぐぐって(Googleで探して)みると、上には結婚式場ができているようですが、バラ園の跡はまだそのままになっているようです。せっかく結婚式場になったのだから、もう少しきれいにすればいいのに、もったいないなぁ…
跡地

12月です〜

  • 2018.12.01 Saturday
  • 05:56
今日から12月。とうとう師走まで来てしまいました。今年は怖いくらい時間が経つのが早く感じます。この一ヶ月もあっという間に過ぎて行きそうだけど、歳のせいだけでもないでしょうねぇ…

12月になると、ラジオからはクリスマスソングが朝から晩まで鳴りっぱなしで、頭の中に染みついてしまいます。ウィンドウのディスプレイも、クリスマスモードに切り替わっていることでしょう。植原さんのガーデニングの花カレンダー。これは浜松フラワーパークの温室内のディスプレイだとか。イルミネーションと植物の両方が入るよう、わずかの時間帯に撮したものだそうです。
植原カレンダー

藤川さんの花カレンダーも、なんとなくクリスマスモードになってます。今年もずいぶん、日本中で展示会をやられたようですね。さすがに今月は道内かな?
  花カレンダー

毎月のカレンダーは、掛け替えるまでは見ないようにしているので、そっと取り出す楽しみがあります。今回は完全に肩すかしを食わされて、思わずえっ!っとつぶやいてしまいました。なんとカレーの材料のオンパレードです♪野菜だけでなく、スパイスも細かく描かれており、今までの最高傑作ではないでしょうか。まだ注文していないので、早く頼まなくては。(注文はこちらですよ〜)
 野菜カレンダー

梅沢さんの隔月カレンダーは、現在イワガラミになっています。この時期らしい構図で、「虫を呼ぶための飾り花が、虫のいない厳冬期には私を誘っているよう」とのコメントがあります。相変わらず渋いですねぇ〜 この時期でもカメラを持って撮影に歩いているのでしょうか。
梅俊カレンダー

毎日バタバタと忙しく過ごしていると、「心を亡くして」しまいそう。毎日毎日先送りしないで、きっちり片付けていかなくては。

チェルシーフラワーショウ

  • 2018.11.30 Friday
  • 05:51
英国王立園芸協会(RHS)が主催するチェルシーフラワーショウは、1913年に現在のチェルシー王立病院の敷地で開かれるようになって、既に百年以上も続く世界最高のフラワーショウといわれます。私が30年近く前にロンドンに行ったのは、9月だったのでこの場所には何もなく、すぐ近くにあるチェルシー フィジック ガーデン(薬草園)を見学してきました。

チェルシーフラワーショウ

その中でも一番人気があるのが、世界中の園芸家や造園家が腕を競うガーデンショウで、そこに十勝から若い二人(柏倉一統さんと佐藤未季さん)が挑戦していましたが、28日夜に最終審査結果が公開され、めでたく選ばれたのです。(赤い枠のところ) 本当におめでとうございます〜 我が国からはもう一人、チェルシーではもうおなじみになっている石原和幸さんも選ばれてました。(黄色い枠)
ショーガーデンズ

応募のカテゴリーが、Artisan Gardens (職人の庭?)、Show Gardens (魅せる庭?)、Space to Grow (育む庭?)の三つあり、Space to Grow にチャレンジしていました。
漢方の庭

テーマは『Kanpo no Niha』(漢方の庭)私たちを癒してくれる様々な薬草や薬木を中心に構成されるけれど、こちらから植物を持ち込める訳ではないので、実施においてはかなりの苦労が偲ばれます。
コンセプト

会期はたった5日間、5月21日,22日の2日間はRHSの会員のみ、23日〜25日は会員と一般の入園が可能ですが、チケットを早く入手しないとすぐに売り切れてしまうそうです。見学ツアーが早速組まれると思いますが、すぐに応募しないと間に合わないかも。それに向けて約2週間の製作期間内にすべてを仕上げなければならず、不慣れな土地だけに現地のスタッフのサポートなしではとても造り上げることはできないでしょう。
そこで問題になるのが資金です。実はまだ目標額には届いておらず、このままでは完成することができません。先ほどの紹介ページにも、sponsored by Kanpo no Niha 300 sponsores とあるように、たくさんの方からの支援の申し込みによってここまで来ています。あと一歩、みなさんからの応援が必要なので、どうか力を貸してください。
our team

申し込みは、こちらのページから二人のサイトに入り、右上の問い合わせフォームから連絡を入れて下さい。このような紙にサインする必要がありますので、その後の手続きを確認して下さい。
スポンサー

今年はよくないことばかり続いたけれど、最後になって素晴らしい話題が飛び込んできました。二人のチャレンジが実を結べるよう、私たちで精一杯応援していきたいです。どうかよろしくお願いします。

中国のお土産

  • 2018.11.29 Thursday
  • 05:51
先月大通高校で、中国から来た高校生たちに、ハルニレの話をやりました。その時にいただいたお土産をじっくり見ないまま、本棚の隅に置いたままでしたが、最近事務所にいることが多いので、手に取ってよ〜く見ることができるように。どんなものかも分からないのも失礼なので、少し調べて見ました。一つは書の拓本です。現在の西安碑林博物館の前身は、1087年に設立された『西安碑林』で、文書だけでなく千基もの石碑を収蔵しているのだそうです。
西安碑林

ただのコピーではなく、本物の拓本で、墨の匂いがまだプーンと漂います。この拓本の題は『蘭亭序』となっており、行書なので読みやすく、意味はよく分からないけれど、確かに見事な筆だなぁと思っていました。
蘭亭序

この『蘭亭序』とはなんだろうと調べてみると、なんと書聖とよばれる王羲之(おうぎし)の書の中でも最高のものとされているのだそうです。ちゃんと調べてみるものですねぇ。加筆や書き直しがあると思ったら、酔っ払って書いたものなんだそう。
wiki

真筆はもう残っていないと言われ、この碑文も筆跡の中から行書の文字を拾い集めて石碑にしたものだとのこと。その石碑が西安碑林に残されているようです。ネットで調べていくと、書き下し文も見つかったので、じっくり読んでみようと思います。

王義子

もう一ついただいたのが、『剪紙』(せんし)と呼ばれる切り紙細工。そういえば、春節の時期に、窓ガラスに赤い切り紙を貼り付けている風景を見たことがあります。
剪紙

ただこれは、わざわざ「藝術」と謳っているだけあって、かなりの大きさもあり、絹に貼り付けて軸装された立派なものです。くれぐれも湿気には気をつけてくださいといわれたので、はがれる恐れがあるのでしょう。今年の正月に、部屋に飾ることにしましょう。
剪紙芸術

もう一つ、別れ際に高校生からいただいたのが、この印材でした。紅瑪瑙とあり、とても堅そうな材質です。はんこ屋さんのHPを調べてみると、「開運、豊作、長寿、健康をもたらし、勇気と行動力を養う力があるとされる水晶です」とあるので彫ってみたいけれど、持ち込みでもかなりかかりそうなので悩んでいます。それにしても、なんで私にくれたのかなぁ…?
印材

道の駅と駅逓

  • 2018.11.28 Wednesday
  • 05:52
昨日は久しぶりの現場。寒いのは嫌だなぁ…と思っていたら、びっくりするほど暖かい日に当たってラッキーでした。時折雨に当たりましたが、午前中で樹木確認は無事に片付き、道と川の駅「花ロードえにわ」に寄ってみました。野菜の直売所「かのな」がもう閉まっているので、かなり閑散としていました。夏場なら、車を止めるのも一苦労ですからねぇ…
花ロード恵庭

野菜が買えないので、人気のベーカリー工房カリンバに行くと、さすがにここは大人気。棚も半分以上空になり、奥からどんどん焼きたてが運ばれていました。真っ赤なリンゴパンには、角切りしたリンゴが入って美味しかった。
カリンバ

入り口のパンフレット置き場に行くと、なんとガーデンアイランド北海道(GIH)で今年作ったパンフレットが山積みに。副理事長の内倉さんの地元だけに、せっせと置きにきているのでしょうか… さすがにこの時期なので、ほとんど手にする人もいませんでした… あらら…
パンフレット

帰り道、せっかくなので昔の道の駅みたいな駅逓に寄ってみることに。国道から分かれて島松沢に降りていくと、でっかい旧島松駅逓所の建物が見えてきます。昔はここが国道だったので、両側の坂道でトラックがスリップし、ものすごい渋滞がしょっちゅう起きていたことを思いだしてしまいました。
島松駅逓

ここにはクラークが帰国に際して、見送りに来た学生たちに、「Boys, be ambitious.(青年よ、大志を抱け)」と呼びかけて分かれていった場所のため、こんな記念碑が建てられています。ここに来たのも30年振りくらいかなぁ…
クラーク

この場所は、中山久蔵によって道央地域で初めての稲作に成功した場所としても知られ、立派な石碑が建てられています。西洋式畑作農業を広めに来た、クラークたちお雇い外国人の足跡のすぐ目の前で、稲作発祥の地にもなったのは、なんとも皮肉な関係です。
中山久蔵

すぐ横には小さな田んぼが作られているので、きっとここで「赤毛種」のイネが栽培されているのでしょう。秋に来て、赤い毛が生えているのか確認しなくてはいけません。
田んぼ

裏山には、駅逓処の巨大な石碑や、明治天皇の行在所(あんざいしょ)だったことを記念する石碑などがたくさんありました。
駅逓碑

いつも高速で移動するため、下道を走ることが少なくなっているし、たまに走っても新道ばかりで、こんな旧道に寄ることもほとんどなくなってしまいました。そろそろスピードを落として、じっくりと見て歩くようにしなければいけませんねぇ…

知事公館

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 05:47
先週自転車をしまおうとして、出張中に雪が積もってしまいました。ようやく融けたので、しまう前に最後のお出かけをと、お昼にうどん屋に行きついでに、知事公館に寄ってきました。ここは30日の金曜日で閉園になってしまいます。村橋久成の胸像には、ノムラモミジの葉っぱが、ワッペンのようにくっついていました。これは、ビール園かファクトリーに建てた方がよかったのに。
残響

ちょうど冬囲いの作業をやっていましたが、建物のファサードを観察するには、葉の落ちたこの時期が一番でしょう。公館自体は、冬季間も平日には公開されていますが、ずいぶん寒かったような・・・
知事公館

館内には入らず、建物の左の木戸から庭園に入ると、芝生の上に雪の塊が点々と。先日雪が積もったときに、誰かがせっせと雪だるまを作って遊んだのでしょう。安田 侃さんの「意心帰」にはカバーが掛けられていましたが、フォルムはそのままなので、まねて作ったのかもしれません。
芝生広場

大きなカラマツの前には、今年亡くなられた流 政之さんの「サキモリ」が一対置かれています。2000年と2002年の製作だけど、設置されたのは2005年となっているので、どんな経緯があったのでしょうか?
サキモリ

常緑広葉樹の大きな木があるので、なんだろうと近寄ってみたら、ツルマサキの大木でした。自分では立てないものだから、ほかの木にしがみついてなんとか4mくらいまでよじ登り、宿主に遠慮してその高さから枝を広げたみたいです。こんな樹形とこれだけの枝張りは珍しいです。
ツルマサキ

その奥にはユリノキの大木がありました。上の方にはたくさんの果実がまだくっついているけれど、松笠のようにぼとりとは落ちないで、種子が少しずつ剥がれて、遠くに飛んでいくようです。赤丸の中にとんがっているのが、果実の真ん中の軸です。
ユリノキ

ここは本来キムクシメムと呼ばれた湧水地帯なので、ハルニレを主体とした樹林だったはずですが、本州以南からの移入種や外来種、園芸種など、実に様々な樹木が植えられています。庭園内部はほとんどがこのような樹種になっており、自生種は北側西側のほんの一部に限られています。真ん中あたりにある高みには、ブナかな?と思って近づいてみると、ケヤキでした。ケヤキもハルニレの親戚なので、このような立派な根張りを持っていて、絶対に風倒しないでがんばれそうです。
ケヤキ

冬囲いされた低木から、白い実がぶらぶらと風に揺れていました。俗にシラタマノキと呼ばれて困るのですが、正しくはセッコウボク(雪晃木)(Symphoricarpos albus)です。英名が Snowberry なので、こちらの方がピンと来やすいでしょう。あんまりあちこちに植えられてはおりませんが、地味ながら風情のある低木です。こんなところにも植えられていたなんて、全然気がつきませんでした。
スノーベリー

この暖かさも数日で終わり、週の後半からはまた寒気が入ってきそうです。週末からもう12月なので、そろそろどかんとやってきそうです〜

フローラ ヤポニカ

  • 2018.11.26 Monday
  • 05:40
北大では、総合博物館で12月9日まで行われている『フローラ ヤポニカ北海道植物画展』を見てきました。総合博物館はもとの理学部で、重厚な造りが博物館にはピッタリです。館の外にまで、展示の案内がありました。
総合博物館

昨年イギリスの王立キュー植物園で開催された、ボタニカル アート展「Flora Japonica」が好評だったことや、それの帰国展が国立科学博物館で行われ、これもまた大変好評だったことを受けて、道内から選ばれて展示されていた早川尚さんと、福澤レイさんのお二人の作品を中心にして、この展示が企画されたものです。
案内

玄関を入ってすぐ目の前にある受付案内の左手を通り、暗い廊下の向こうにぽっかりと広がる部屋が、展示場所になっていました。会場内は撮影禁止なので、残念ながら紹介できませんが、お二人の素晴らしい植物画が40点も飾られています。

展示会場

お二人とのつきあいは、20年ほど前に芸術の森で行われた植物画の制作以来で、毎年の展示会もなるべく見に行ってます。早川さんは植物園後援会の会員で、植物園の植物を描いたポスターや、今回も展示されている、須崎忠助植物画集の解説の一部を担当されていました。

  須崎忠助

福澤さんは、ちょうど今年「野の花の調べ」という素敵な植物画集を出されたばかりです。自然雑誌 faura に5年も連載されたものをまとめたもので、書店に並べられていますので、ぜひご覧になっていただきたいです。(3,000円+tax)
  野の花の調べ

会場にはお二人の作品だけでなく、須崎忠助の作品や、舘脇操先生が描いた花を分解したスケッチも展示されていて、なかなか興味深いです。館内の展示はじっくり見れば半日はかかるほどですが、興味深いものもたくさんありますので、天気のいい日にぜひお出かけ下さい〜

お花畑は今

  • 2018.11.25 Sunday
  • 05:56
昨日もこの時期恒例の、高山植物保護ネットによる、『お花畑は今 2018』の市民フォーラムがありました。クラーク会館で昼食を取り、北に向かって歩いて行くと、スカッと晴れた青空をバックに、古河講堂が格好よく輝いていました。いい場所に建てたものだと、いつも思ってしまいます。
古河講堂

旧昆虫学・養蚕学教室裏にある、多分構内で一番大きなハルニレは、9月の台風で右側の枝がかなりやられていました。こういうのは葉が落ちないと分からないものです。樹勢はまだしっかりしているので、また枝を吹いてくれることを期待したいです。
ハルニレ

構内にはアカナラがたくさん植えられており、一番最後まで葉っぱが残っていましたが、この雪で一斉に落ち始めました。茶色の葉なので、あまり美しくはありませんが、雪の上にかわいいシルエットを残していました。
アカナラの落ち葉

このフォーラムは、講演と若手研究者による研究事例発表会があるのですが、目玉には梅沢さんによる花旅の紹介があります。このため広い教室が、毎年埋まるほどの盛況になります。
高山植物保護ネットワーク

梅沢さんはいつも早く来るので、先日ようやく購入した新版の『北海道の草花』に、サインをしてもらいました。この「うめしゅん」がないと、やっぱりさまにならないですからねぇ。この本の情報量はものすごいけれど、完全にAPG体系に準拠しているので、なかなか使いこなせません。本当に大変です…(>_<)
うめしゅんサイン

今回のブータンとネパールの旅では、体力などと相談して、とうとうデジカメに切り替えたのだそうです。大きさも重さも半分くらいになって、とても楽になったけれど、いろいろとまだ使いこなせなくて大変だったとか。
デジカメ

たくさんのメコノプシスが登場した中で、初めて見つけたのがこのマナスルエンシス種だそうです。マナスルの山麓のある一角だけに咲いており、首尾よく見つけたものの、図鑑に載っている姿とは全然違っていて、本当かなぁ?と困惑している姿でしょうか?こんな色のメコノプシスもあるのですねぇ。
メコノプシス・マナスルエンシス

本邦初公開の植物が、この赤く色付くレウム(セイタカダイオウ)(Rheum nobile)です。高山の冷気や強風から花を守るために、白い苞葉が暖かくテントを作るので、温室植物とも呼ばれます。今回の旅で、赤く色付いているものが4株あったそう。標高5,000mにチャレンジしての収穫ですが、ヒマラヤ通いはまだまだ続くのかなぁ…
赤いレウム

北国のガーデナー交流会

  • 2018.11.24 Saturday
  • 06:09
昨日はこの時期恒例、Brains による『北国のガーデナー交流会』。会場は毎度‘かでる2・7’なので、7丁目でバスを降りて向かいましたが、道路はいきなりツルツルになり、とても危険な状態になっていました。
アイスバーン

午前中は、各地のガーデンやオープンガーデン巡りの報告と、ブレインズのチャリティなどの報告と提案がありました。毎度感心するのは、全道にこれだけ素晴らしいガーデンが存在し、しかも年々グレードアップしていること。ブレインズが果たした横のネットワークづくりが実を結んでいることが実感されました。3.11ガーデンチャリティでは、今回の胆振東部地震の被災地に対して、球根植えなど新たな取り組みを始めることが報告されました。
ガーデン巡り

蒸留器を持っていて、ハーブやコニファーなどを蒸留し、いろんな芳香水を作っている方もいて、会場にも回って来ました。それぞれが、様々な植物の楽しみ方を見つけられていることが、北海道のガーデン界の厚みになっていると感じます。
芳香水

会場を飾る花は、今年はちょっと小振りになりましたが、相変わらずセンスのいいアレンジメントです。毎度作っているのは Britta の乾さんで、現在百合が原公園で開催されているクリスマスディスプレイ展も担当されています。12月2日までですのでお早めに。
花

午後からは、まずチェルシーフラワーショウに挑戦している柏倉君と佐藤さんからの報告が。十勝ではかなり大きく取り上げられているようですが、日本からは、今までガーデン界の大御所が入るくらいの狭き門に、基盤も資金もない二人が果敢にチャレンジし、現在最終審査待ちのところまで来ています。これが通れば画期的ですが、実際にチェルシーに造りあげるまでには、まだまだたくさんの試練も待ち受けています。ブレインズ挙げての支援を続けていかなければ。
チェルシー

二つ目の講演は、3年連続で住友化学園芸の草間さんのお話。今回は趣向を変えて、大学を出てから二年間アメリカで修行してきた時の話から。私もその頃はあんなことやっていたなぁ…と、しみじみ思い出しながら聞いてしまいました。若い時に果敢にチャレンジすることの大切さを、今回は改めて実感した会でした。
草間さん

懇親会は、いつものガーデンパレスのレストラン。最近定着した和服のあゆ・まゆコンビによる司会で始められました。交流会の参加人数はかなり減少気味だけれど、懇親会は毎度大盛況。今年は天候不順や台風被害、地震にブラックアウトなど、散々な年ではありましたが、最後にいいニュースが聞けて、気持ちも明るく来季を迎えられそうです〜
あゆまゆコンビ

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