もう8月かぁ…

  • 2019.08.03 Saturday
  • 05:34
今年の7月は、渡島大島の調査が大幅にずれ込んでしまったことや、滝野公園にクマの親子が侵入して閉園になってしまったりして、なんだかバタバタしているうちに、あっという間に過ぎて行った感があります。朝の4時はもうかなり暗くなり、街灯が消えるのが4時半近くになるほどです。なんだか切なくなりますねぇ…

それにしてもこの暑さ。気持ち少ししのぎやすくなったとはいえ、昼間はまだまだ30℃越えの日が続きます。そんな暑さにピッタリなのが、植原さんのガーデニングの花で取りあげられたサルスベリでしょう。解説にも「夏の空に咲くサルスベリは、暑さに強いというより暑さが好きな花で、暑ければ暑いほど元気になる。いい雲が出て夏らしくなった。写す方は強い日差しでたまらない。」とありました…(笑)
ガーデニングの花

サルスベリなんか北海道には無縁な花かと思っていたら、3年前に下手稲通を走っていて、高木のサルスベリを見つけて急停車。北大植物園に4mくらいの木があるので、市内にあってもおかしくはないけれど、実際に花を見るとびっくりでした。大通公園の一才サルスベリも、今年はたくさん花を咲かせていることでしょう。
サルスベリ

藤川さんの花カレンダーは、なんと「ナイトガーデン」でした。ちゃんと先取りして描いていたとは、さすがです。先日のニュースで、定山渓ファームでは今年からナイトガーデンが始まったとあったので、これからはこのような楽しみ方も考えていかなければならないのでしょうか。十勝ヒルズでは、ヴィーズのディナーを予約すれば、夕暮れの風景やアプローチの照明に浮かぶボーダーの花が楽しめるようになっているけれど、私はまだその時間に行ったことがありません…(>_<)
花カレンダー

野菜カレンダーの方は、この時期の定番野菜であるトマトです。コテージのトマトイベントが昨年で終わってしまったので、いろんなトマトに挑戦する機会が減ってしまったなぁ… せめてカレンダーの中で味わっていきたいです。
野菜カレンダー

梅沢さんのカレンダーは、シロウマアサツキとハイオトギリの組み合わせ。「高山帯のネギ坊主の引き立て役はオトギリソウ。開花前でなおよかったようです。」とありました。オトギリソウの花が咲いたらまた違う見方もできるでしょうが、この一瞬は確実に梅沢さんによって写し取られてしまったようです。
梅俊カレンダー

炎暑の作業

  • 2019.08.02 Friday
  • 05:36
昨日は富丘西公園の作業日になっていて、暑さで中止する訳にもいかず、用意を調えて早めに公園に向かいました。ところが旧国道5号が琴似のあたりで大渋滞。先の方を見るとパトカーが止まって事故処理をやっている様子だったので、少し遠回りして脱出しました。西町でも反対車線で事故処理をやっていて、この暑さで朝からぼーっとしているのでしょうか。

ようやく公園に着くと、夏らしくセミの大合唱。既にエゾヤマハギが満開になり、ツリガネニンジンは盛りを過ぎている様子。今年の花暦は、相変わらずかなり早めに動いているようです。
エゾヤマハギ

スズランの株数や開花数を計測している永久方形区では、区によって夏の盛りに刈り取りを行わなければなりません。背丈を超えるススキやエゾヤマハギの中にもぐり込み、汗だくになってなんとか刈り取りを済ませました。オミナエシは木道近くにはあまりないけれど、このあたりにはかなりの数が生育し、花を咲かせていました。今年は花が終わってしまったキキョウと共に、外部から持ち込まれたものです。
オミナエシ

刈り取りを終えて木道に戻ると、あれれ?うちのこまめが!!と思ってしまうほどよく似たネコがおりました。野良なのか飼い猫なのか分かりませんが、この暑さの中たくましく生きているようです。
ネコ

みなさんが集まるまで時間が空いてしまったので、一角に見つけたオオヨモギの群生の抜き取りや、木道脇に生えて来るヤマグワなどの木本の刈り取りなど、一仕事がんばりました。どうせ汗だくなので、体を動かしている方が気が紛れるのです。
オオヨモギ

20分くらい前になると、パラパラと参加者が集まってきました。「中止の連絡待ってたけど、来なかったので仕方なく・・・」なんておっしゃりながらも、結局10名もの参加者がありました。
集合

参加者の平均年齢は70歳を越しているので、絶対に無理はできません。この時期はスズラン保全区域の高刈りを行っており、とても全域はできないので、ある程度の面積ずつを毎年刈り取って、6〜7年で回るようにしています。今年はカンカン照りの場所を避け、少し半日陰になる区域にしました。
抜き取り開始

増えすぎたヨツバヒヨドリは地際から刈り取り、かなり混生しているオオアワダチソウの抜き取りを先ず行いました。それから全域の高刈りを。高刈りとは、スズランの葉よりも高い高茎草本を、ひざの高さで刈り取って、勢いを弱めていく作業です。これによってススキやアキカラマツなどがかなり弱ってくれるのです。
高刈り

30分ほどの作業で予定した面積の刈り取りを終え、片付けまで行うことができました。えっ!もういいの?なんて、心にもないことをおっしゃる方がおりましたが、これが限界です!と打ち切って、たっぷりと給水していただきました。
片付け

みなさん年々高齢化していくものの、こんな暑さでもちゃんと参加していただけるのですから本当にありがたいことです。また来月もお願いしますね〜

夏の見どころ

  • 2019.08.01 Thursday
  • 05:51
札幌は、とうとう新記録となる三夜連続での熱帯夜。初日の27.4℃は日最低気温の新記録だそうで、さすがに初日は寝苦しかったけれど、昨日今日は疲れていたこともあり、爆睡して気になりませんでした。朝もしっかり走ってきてたっぷり汗をかくと、却って暑さは気にならなくなります。しかし毛皮を着ているこまめは気の毒…(>_<) ちょっと歩いてはくたぁ…と横たわり、なんともやるせない表情で訴えてきます。せめて夜だけでも涼しくならないかなぁ…

滝野公園は、約一ヶ月近く休園していた間に、ラベンダーは誰にも見られることなく、今年の花を終えていました。来週から刈り取りに入るので、業者と刈り方の確認をしていきました。品種を一つずつ見て、株の大きさによって刈り高を変えたりしているのですが、今年は肝心の新芽の伸びがほとんどなく、かなり危機的な状態であることが分かりました。花後の刈り取りによって新芽が分岐し、秋までに一回りも二回りも株が大きくなっていくのです。ところが今年の少雨による異常乾燥で、新芽の伸びがほとんどなく、このままでは株の太りようがありません。びっくりだけど、これは困りました。
ラベンダー

休園中も、花畑に植えられていた花苗はすくすくと育っており、夏の目玉である「天の川ガーデン」は順調に花が咲いてきていました。左のマリーゴールドと真ん中のサルビア‘ミスティック スパイヤーズ ブルー’は昨年と同じですが、右側はニコチアナ+ジニアからヒマワリ‘サンフィニティ’に替わっています。
天の川ガーデン

このサルビアの濃い紫は本当に素晴らしく、株の大きさもブルーサルビアは倍以上あるでしょう。ヒマワリの花が大柄なので、組み合わせとして適当なのか、今後の生育を見ていきたいところです。
サルビア

一つ下の畑では、昨年‘サンフィニティ’の試作をしたところですが、天の川ガーデンに「出世」したので、その代わりに別の会社から売り出されたヒマワリ‘サンビリーバブル’というものが試作されています。こちらは茎が立たずに地面を這う感じで、花もやや小さく芯が茶色なため、まるでルドベキアの花みたいです。千輪咲きが謳い文句だけれど、どんな評価になるか、今後の生育を見ていきたいところです。
さビリーバブル

花のテラスから花人の隠れ家に向かう回廊では、クレマチスに替わってアメリカアジサイが咲いてきました。灌水をしていなかったようで、花のサイズが一回りも小さく、‘アナベル’と‘インビンシベル スピリット’のサイズがあまり変わらないようです。これなら雨が降っても倒れる心配がないかもしれません。
回廊

大雪森のガーデンでも今年アナベルを植えているので、あまり足を向けない「アナベルの丘」に行ってみると、ちょうど咲き揃ったというところでした。これを楽しみにしている方が多いようで、「これを見たくて何度も電話していたけれど、なかなか開園されないので気が気じゃなかった。まだ見ごろでよかった〜」というおじさんが来ておりました〜
アナベルの丘

ここはかなりの勾配がある斜面なので、下からみると広がりがよく見えません。ここはやっぱり上からの眺めがよさそうだけど、上川はどんな具合になるでしょうか?
下から

カントリーハウス周りのベンチにコンパネが立てられ、いろいろと絵を描いていました。スタッフに聞いてみると、カントリーハウス付近をアートで彩るイベントの一つで、「みんなde〜Loveアート」というものだとか。ここは例として事前に描いてあり、左側は藻岩高校の美術部、右側はプロのイラストレーター?のようです。3日と4日はみんなで自由に書き込むことができるそうです。
ペイント

この時期の滝野公園は、子供連れで遊びに来るイメージがありますが、花もたくさんの見どころがあります。この猛暑もそろそろ一段落のようなので、ぜひご覧になって下さいね〜

真夏日の作業

  • 2019.07.31 Wednesday
  • 05:41
7月も終わりなので暑くなるのは当たり前としても、こんなに夜温が高いのは辛いです。事務所から帰る時に車の温度計を見ていると、だいたい3℃の違いがあるので、まだ我が家はしのぎやすいのかもしれませんが、昨日記録した札幌での最低気温は、史上最も高かったという記録的な寝苦しさ。それでも夜中に起き出して窓を全開にして、ようやく一息つきました。今朝は少し風があったのでそれほどにも感じませんでしたが、週末までこんな天気が続くのでしょうか…(>_<)

29日から無事に再開できた滝野公園。5日に追い出されてから25日振りに正式に入園しました。8時半に着いた時には既に29.9℃を示していた温度計は、昼過ぎには31℃を越えていきました。それでもたくさんの来園者で賑わい、ホッとしました。
温度計

4週間遅れになってしまった作業日だったので、久しぶりにこもれびの庭に下見に行くと、ゲラニウム‘ロザンヌ’が多少徒長気味ながら、たくさんの花を咲かせていました。ガウラ、ホスタ、フウチソウとの組み合わせにしているのです。
あぷろーち

こんな暑さにもかかわらず、7名ものボランティアが参加され、さっそくガウラの補植から行いました。もっと涼しい時期に植え込む予定だったので、これからの水やりなどケアが大変です。
補植

メコノプシスは、ちょうど花が終わる時だったのでよかったのですが、そのまま放置されていたので、久しぶりに見に来てびっくり。ツリフネソウとキツリフネ、あるいはノゲシやタチカタバミなどの雑草などが繁茂し、メコノプシスの葉が見えなくなっていたのです。Kさんに慎重に抜き取りをお願いしました。
メコノプシスの除草

作業のメインは、メコノプシスの左側に何も植えられていない区画があるため、ここに補植をすることにしたのです。以前植えていたものが衰退して、雑草だらけになっていました。
補植

高茎のカリガネソウとタリクトルム・デラワイーは元気に残っているものの、足元が寂しかったので、ペルシカリアやアスチルベ、ダルメラ、カラミンタなどを補植しました。今年は株をしっかり育てて、来年楽しめるようにしたいものです。
完了

直射日光の当たらないこもれびの庭でも、汗が滝のように流れ落ちて、みなさん上着は汗でぐっしょり。一段落した時に合わせるかのように、ガイドが給水に来てくれました。本当にありがたい心遣いです。
給水タイム

まだ少し時間があったので、エリア内の花がら摘みや除草など、一月間放置されていたエリア内をすっきり片付けて作業を終わりました。暑い中、本当に本当にお疲れさまでした。
掃除

ラベンダーの手入れ

  • 2019.07.30 Tuesday
  • 05:57
昨日は午後から大通高校へ。昨年10月に、中国の高校生達と植えたラベンダーを、刈り込まなくてはいけないのです。受付で先生を待っていて、ぼんやり書の作品を眺めていても、はて?なんて書かれているんだろう?目が慣れてくると、どうやら「花園の美」と書かれているらしいので、近くに寄ってみると高校3年生の作品でした。添え書きには「白壁に花咲き薫るコルドバの街」とありますが…?立派な書の先生がいると聞いてましたが、すごいものです。
作品

3階の屋上に上がると、一面に植えられているタイムがほとんど枯れかけていて真っ茶色。ラベンダーは緑を保っているけれど、あれ?もう刈り込んでいるのかな?と思ってしまいました。
屋上

よく見ると、確かに花は咲いていたけれど、バイオレットメモリー特有の長い花穂ではなく、寸詰まりの短い花穂で、しかも花数が少ないのです。新芽の伸びも止まっているので、既に刈られているような姿に見えたのでした。春からの乾燥で、十分な水分が得られなかったのでしょう。根はしっかり張っていたようで、枯れなかっただけでも幸いとしなくては。
花数

刈り込みは本当にあっという間。10分ほどですべて刈り込むことができました。奥の方の株ほど乾燥害が厳しく、枯死寸前のものも。見回すとホースリールが奥の方にあったので、ついでに灌水しておくことにしました。
刈り込み

水やりをお願いしても、恐らくさぁっと水を撒いて終わりでしょうから、しっかりと地中まで浸みるほどやっておかなければ。地表に水が溜まるほどたっぷりやっても、土を掘ってみるとせいぜい2cmくらいしか浸みません。
灌水

往復しながらその都度穴を掘って確認していくと、4往復すると10cm以上浸み込んでいることが分かったので、とりあえず一安心。一度カラカラに乾燥してしまうと、本当に大変です。
穴掘り

屋上が終わってから、記念植樹したハルニレの足元に植えたラベンダーも見てみると、さすがにこちらは地面に植えられているので、屋上ほどは乾燥害は起きなかったよう。樹木の陰になるので、少し徒長気味に伸びていたので、こちらも軽く刈り込んでおきました。いつになったらしっかりした雨が降ることやら。本当に厳しい状況が続きます。
地植え

平岡樹芸センター

  • 2019.07.29 Monday
  • 05:36
今年の冬に30年目を迎えた研究会では、毎年夏に現地研修会を企画し、いろんな公園や緑地などを見て歩くことにしています。昨年7月にも予定していたのですが、私は夏風邪をこじらせて臥せってしまい、ある者は午前中に買い物に行く途中で車をぶつけられて大破したり、身内に不幸があったりと、わずか3名の参加となってしまいました。今回はそのリベンジとして、再度同じ場所に行くことにし、平岡樹芸センターに集まりました。

ここは、庭木の生産をしていた竹澤三次郎氏から、札幌市に土地1.6ha、樹木8千本が寄贈され、それを元に隣地も買収して、1984(S59)年に開園したものです。私が豊平緑のセンターにいた1979年にこの寄贈が決まり、寄贈を受けた樹木の台帳作りをお手伝いしたので、私にとってもいろんな思い出のある場所です。
日本庭園

三次郎氏はモミジ類の接ぎ木が得意で、1本の木にいろんな品種を高接ぎしたり、枝にいたずらして変に絡んだ枝を作ったりと、いろんな接ぎ木ものが残されています。このオオモミジには、ハウチワカエデの‘舞孔雀’が2箇所に高接ぎされていました。
モミジの接ぎ木

イチイ類の刈り込みものが最もたくさん寄贈されており、その中でいいものが整形庭園に残されています。今ではこんな刈り込みものは流行らないので、生産自体もほとんどなくなってしまいましが、ここまで仕上げるには大変な年月と手間を必要とするので、お金に換算したらびっくりするほどの金額になったことでしょう。
オンコ刈り込み

その中には、普通のイチイではなく、より枝葉の緻密なキャラボクの刈り込みものもいくつか混じっています。このサイズなら数十万円という、びっくりするほどの価格になっていたはずです。
キャラの刈り込み

ハイビャクシンの枝を、支柱を立てて上に引き上げていき、立木のように仕立てていくのも三次郎さんの得意技でした。あまり大きなものは無くなったようですが、名残の木がいくつか園内に見られます。今ではほとんど絶滅したといわれるシンパクも、巨大なサイズのものが足元にごろごろ転がっていました。
ハイビャクシンの立木仕立て

珍しい樹木もたくさん植えられており、日高方面にしか見られないというミツデカエデがありました。実物を見たのは初めてです。ただ、園内の樹名板には間違っているものが少なくなく、せっかくの場所なのできちんと正しいラベルを付けていただきたいものです。
ミツデカエデ

真ん中を貫通する園路沿いに植えられているのが、ここのシンボル的な景観を形づくるノムラモミジの並木道。秋の紅葉時期には、インスタ映えする景観を求めて、たくさんの人が押しかけるようですが、人が歩かなくなるのをみんな順番待ちするのかなぁ…?
野村のトンネル

終了後新札幌に移動し、夕方からは懇親会を行いました。30℃近い中を3時間近く歩いたので、ビールの美味しいこと♪ぐいぐいとジョッキが空になっていきました。今回は会の30周年記念と、会の呼びかけ人で初代の代表を務められたSさんが、年内に娘さんのいる関東に移られるとのことなので、その感謝の集いも兼ねての実施です。30年間、会のバックボーンを支えていただいたことに心より感謝申し上げ、みんなで名残を惜しみながら、心地よい時間を過ごすことができました。
懇親会

滝野公園 開園へ!

  • 2019.07.28 Sunday
  • 05:56
5日より緊急閉園となっていた滝野公園は、24日振りにようやく開園できる見通しになってきました。今日までに安全確認が完了すれば、明日からようやく再開園となります。ベアドッグという、クマを探知し、しっかりと追い払う特殊能力のある犬を導入して、園内にクマが潜んでいないか、この暑さの中がんばってくれているようです。
プレスリリース

朝日新聞の記事によると、最初に撮影された親子グマは、やはり母グマがフェンスをよじ登って内部に侵入し、子グマは外に取り残されてしまったけれど、必死で穴を掘って中に逃げ込んだとのこと。必死になるとこのくらいのことはできてしまうのですねぇ。
朝日記事
 (朝日新聞DEGITAL より拝借…m(__)m)

この写真が公開された時に、どう見ても親子がフェンスに隔てられていると思ったのは、やはり正解でした。フェンスの向こうから、おかあさぁん!と見つめている子グマの必死さが伝わってきたのです。
クマの親子

導入されたベアドッグは、長野県軽井沢のNPOが連れてきたとのことですが、写真を見るとずいぶんとかわいい犬なのでびっくり。カラフト犬のようないかつい犬を想像していたのです。
ベアドッグ

この犬がどんな特殊な犬なのか、調べて見るとやはり朝日新聞の昨年の記事に、このタマちゃんが六匹もの子犬を産んだという記事を見つけました。フィンランドのカレリア地方で使われている特殊な犬で、我が国にはタマちゃん一家しかいない貴重な犬のようです。
タマ
 (朝日新聞DEGITAL より拝借…m(__)m)

滝野の森の中だと、少しは涼しいかもしれませんが、この暑さの中、一所懸命にクマさがしをしてくれているタマちゃんには本当に感謝です。明日から無事に開園できますように〜

料理と庭

  • 2019.07.27 Saturday
  • 05:46
先日の十勝ヒルズでは、次に来る時にはもうビクトルがいないというので、ランチをヴィーズでセットしていただきました。諸般の事情で東京に移ることになったのだそうです。私はグルメではないので、フレンチとハンガリーがどう違うのかもよく分かりませんが、素材へのこだわりや身近な野草を徹底して使う姿勢が面白く、いつも感心してみていました。
メインディッシュ

ビクトルは、ここのリニューアル以前からいるので、変化していくガーデンをずっと見ていました。そんなに話はしなかったけれど、どんどんよくなるのが嬉しかったようです。私にしてみれば、せっかくこんな素晴らしいシェフがいるのだから、それにふさわしいガーデンにしなくてはと、心の中では常に張り合ってきたといえるでしょう。私は昔から、「幕の内弁当型庭園から、フランス料理風の伸びやかなガーデン造り」がモットーだったので、その昔柳生真吾さんとトークショウをやった時に、その話で大いに盛り上がりました。ここのリニューアルは、まさにそのまんまの変身ぶりを遂げているのです。

リニューアル

一番先に手を付けたのは、カート動線と歩行動線の分離で、アプローチの石畳を通さないで、ガーデンのトイレの前を抜けるカート園路を造りました。それと並行して整備したのが、トンボ池に安全に下りることができる階段です。濡れている時など、この斜面をずり落ちるように降りていたのを見て、これはいかん!一番魅力的な空間には、もっと気持ちよくアクセスさせなあかん!と、枕木でしっかりした階段を設置し、両側にギボウシを植えました。
階段

かつての格子状園路には、両側にすべて枕木が埋め込まれていたので、それを撤去したものが大量に出てきたのです。池の回りにはいろんなところから水が沁み出して、靴がぐちゃぐちゃになるほどだったので、枕木を半分にカットし、池の回りを周遊できる園路を回しました。ようやく安心して、トンボ池を楽しむことができるようになったのです。
周回園路

かつてここには、まっすぐ突き抜ける園路があったなんて、今では全く分からなくなりましたが、常に視線の先にポイントになる樹木や風景があるように、私が気持ちよく歩ける経路が新しい園路になりました。
アルフレスコ

かつてバルブフィールズという、オリエンタルリリーが群植されていた場所は、回りに植えられていたたくさんの低木をすべて移植し、数千立米の土を入れて地形を直しました。ここがガーデン全体の中心になる空間なので、フレキシブルな利用ができる広々としたローンにする必要があったのです。そしてローンの中には、小さなアイランドボーダーを。実はこの花壇は、上から見ると会社のシンボルである豆の形をしているのです。
ローンと園路

それはまさにこのデザートのプレートそのものでしょう。ガーデンから摘み取ってきたワイルドストローベリーやユスラウメ、カシスなどに、ポタジェやいろんなところから集めて来た花をちりばめていて、ガーデンのエキスのようでした。
デザート

最後にビクトルには、あなたの素晴らしい料理にふさわしい空間づくりを目指してきたからこそ、ここまでやってくることができたと感謝したら、ビクトルからは、ガーデンがどんどんよくなるので、とても楽しく仕事ができて本当にうれしかったと言ってくれました。東京には、こんな伸びやかな空間はないし、摘み取れる花もないのが心配だけど、彼の嗅覚ならきっとそんなフィールドを見つけそうな気がします。
ビクトル

雨乞い気分

  • 2019.07.26 Friday
  • 05:45
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。朝少し雨がぱらついたけれど、アメダス値ではたったの0.5mm。時折ぱらつく雨は、なんとなく効果がありそうな気分にさせるだけなので、却ってタチの悪い降り方です。まずは北口に回ると、相変わらずもりもりと咲いていて、折り重なっているものばかりでした。バラの花ガラ取りは、きっと大変だったことでしょう。
北口花壇

昨年の台風で傾いてしまったスモークツリーは、その後しっかりした支柱を取り付けてくれたので、もうぐらぐらしなくなりました。ようやく枝の暴れ方も収まってきたようで、モクモクと煙を吐いています。
スモークツリー

自由通路から見下ろした南口花壇は、以前に比べればかなりの生育ぶりで、バスを待つ人達もよく見入ってくれるようになりました。でもこちら側は乾燥がひどいので、近寄るまではドキドキでした。
南口花壇

ぱっと見ではよく育っているのですが、特に土壌の薄いレンガ壁近くの植物は、ほとんどが葉を巻く寸前で、かなり危機的な状態です。週末雨の予報だけど、灌水は気合いを入れてやってもらわなくては。
マルバ・アルケア

南口には2箇所、北口には1箇所の散水栓があり、ホースも3セットあるので、それぞれ全開にして水やりをお願いしました。任しといて下さいと、ジャーと水をやっているので、しばらくそのままにしておきました。
水まき

どうだい具合は?と見に行くと、たっぷりあげてますから大丈夫です!!と胸を張っているので、どれどれと土を掘ってみました。すると1cmも水が浸みてなくて、中はまだ真っ白のまま。これでは水やりにはならないんだよ〜というと、びっくりしてました。一度乾燥してしまった土には、なかなか水は浸み込みにくいし、しとしとじっくりと浸みさせなければ、中の方までは行き渡らないのです。
カラカラ

鉄棒で穴を空けたり、剣先スコップで割れ目を作って水を浸みやすくしたりと、みなさんには汗だくになるほどがんばってもらいました。金曜から土曜にかけて少し降る予報だけど、その後はずっと30℃超えが続くようなので、気が気ではありません。
穴あけ

花がら摘み班は、初めての子もいたけれど、みんなで教え合いながら、どんどん片付けてくれました。40リットルの大袋に四つもあったので、かなりの量の摘み取りをやったことになります。
花がら摘み

あんまり黙々と作業してもつまらないだろうと、植物の特徴や花の名前なども教えたりしているのですが、タチアオイを「コケコッコ花」と言っても数人が聞いたことある程度。それならと、花弁を開いて鼻に乗っけ、コケコッコ〜と鳴いてやったら、みなさん納得してくれましたぁ…(^^;)
コケコッコ花

さて今日は、フラワーマスターの講習会。昨年に引き続き札幌一箇所での開催です。全道からやってくる30数名の方たちのため、精一杯お話しさせていただきますが、今年で26年目。いつまでやらなきゃならないのでしょうか…

どんよりな十勝

  • 2019.07.25 Thursday
  • 05:58
昨日は久しぶりに十勝ヒルズへ。トマムまではピーカンに晴れていたのに、峠を抜けて新得側に入ると、お日様は消えてしまいました。十勝はずっとどんよりした曇り空が続き、「あおぞら」なんてほとんど見たことがないとのこと。午後からは気温が少し上がったので、蒸し蒸しと汗ばむ陽気でした。
ヒルズに着くと、アプローチに列植したフリーマニーカエデが、すっかり大きな樹冠を形成していました。昨年枯死したり、台風で倒れてしまって植え直したため、不揃いになったのは残念でしたが、秋には見事な紅葉でみなさんをお迎えしてくれることでしょう。
ウェルカムサイン

ゲート前のボーダーは彩りもよく、ウェルカム花壇の役割をしっかり果たしてくれています。リニューアルから3年、ようやく落ち着いてきた感じがします。
ウェルカム花壇

釧路八重の足元にある宿根ボーダーも、日陰に合わない植物を少しずつ入れ替えてきたので、しっとりとした雰囲気ながらメリハリの効いた彩りに仕上がり、これなら安心してご案内できるアプローチになったかな。
宿根ボーダー

真っ先に向かったのはバラのところです。凍害でダメになった枝はすべて切り落とし、そこから再生してきた枝を、株のサイズによって6~8本程度残して芽欠きしました。さらに残した枝もそのまま花を咲かせず、50cmくらいでカットして枝の充実を優先させました。せっかく満開のバラを期待してきた方には申し訳なかったけれど、やむを得ない措置であることをお詫びの文章にして、入園者に配布してきたのです。夏の一番花は咲かなかったけれど、これから咲いてくる二番花はものすごくたくさんあるので、来月のバラにはご期待下さい。
バラ

バラ園に設置したポールには、クレマチスを2種ずつ植えているのですが、これがものすごいことになっていてびっくり。一体いつの間にこんな大株になったのか、数え切れないほどの花を咲かせていました。よほどこの環境が合っていたのでしょう。
クレマチス

バラ園の外周には、もともとここにあったハイブリッド・ルゴサの株を、侵入防止の目的で列植しました。これも株が落ち着いてきたので、無数の花を咲かせてくれました。既に盛りは過ぎていましたが、まだまだ楽しめるボリュウムです。
HRg

バラの横では、ラベンダーの試験植栽もやっています。十勝でも、ある程度雪さえ積もれば越冬は可能ですが、さすがに今年は枝が傷みました。それでもこれだけ咲いてくれば十分かな。来年はもう少しいい場所に植えてあげなくては。
ラベンダー

午後からは、園内をくまなくチェックして、可能なものはすぐに手直ししていきます。このルブルムカエデは、今まで一度もハサミを入れたことがなく、ムダな垂れ枝や絡み枝がレストランからの視線を遮っていました。ちょっと手を入れるだけで、どのくらい効果があるのか、二人のガーデナーに実感してもらいながらの作業です。
枝払い

相変わらず人気のトンボ池。ここを見渡す土手の上にはセイヨウシロヤナギ‘トリスティス’の大木があります。ここのベンチからの眺めは最高なのですが、前髪が不揃いに垂れると視線の邪魔をしてよろしくありません。必ず前髪を切り揃えて、すっきり見えるように散髪してもらいました。
散髪

リニューアルオープンから3年。イベント前日上川からの移動中に、大雪の山中で居眠り運転のため車を大破させ、結局車を入れ替えることになって、今日その車検を迎えます。車検のたびにそのことを思い出さざるを得ないのですが、リニューアルから何年経ったか、区切りを忘れられないので、却って印象深く感じます。三年経ち、本当にいい庭になっていると思います。

バス出勤の道すがら

  • 2019.07.24 Wednesday
  • 05:47
昨日はお酒が入るので、車を置いてバスでの出勤でした。途中にある花好きのお宅では、歩道にまで花がこぼれだしてすごいことになっています。既に盛りは過ぎてしまいましたが、バーズフットトレフォイル(セイヨウミヤコグサ)が歩道のすき間からだんだん広がってきて、歩くところがかなり狭くなりました。
バス停への道

フェンスに絡まっているのは、宿根スゥィートピー(Lathyrus latifolius)。確かにきれいだけれど、この繁茂ぶりを見れば怖いと感じるはずです。北大の圃場でも、隣の畑で猛烈に増えてきて、大変なことになっています。かなり危険な外来種の一つでしょう。
宿根スイートピー

道端に半開きの花を咲かせようとしているのは、セイヨウヒルガオ(Convolvulus arvensis)。なぜか町内には2箇所で見ることができます。昼間しか花が開かないので、なかなか花を見る機会がありません。とてもきれいな花だと思いますが、これも一旦侵入すればとても手強い雑草になってしまうでしょう。
コヒルガオ

バス停裏にある公園に面して、法面に植えられているハギがもう花を開き始めました。最初にこれを見つけた時には、なんでもう花が咲くの?!と、びっくりしましたが、いろいろと調べていくとこれがケハギらしいということが分かってきました。「ミヤギノハギモドキ」と名付けたいくらい、化けてあちこちに植えられています。
ケハギ

別に悪いハギではないけれど、ミヤギノハギのような枝先の繊細さがありません。最近ミヤギノハギを設計に入れると、これが入ってくることがしばしばで、本当に困っています。来月日本植木協会の研修会で話をするので、ちゃんと本物を生産してね!と釘を刺しておかなければ。
草姿

終点の一つ前でバスを降り、事務所まで歩いて行く途中、思わず足を止めた不思議な植えますがありました。よく見ると、クサヨシがあまりに密生しているので、花茎を伸ばせなったのかもしれません。もしくはある程度伸びたものを、地際まで刈り取ってしまったので、伸びた新芽がこのように生え揃ったものか。この近くにはミントや斑入りイワミツバなどが密生している植えますもあり、手がかけられないのなら、こんな状態もありなんでしょうかねぇ…
クサヨシ

電柱の足元に生えているのはキササゲで、なんとつぼみまで付いていました。この近くに親木は見当たらないけれど、このような子生えはよく見かけます。タネは軽くて風に運ばれやすいので、こんなところに舞い降りたものでしょうが、北電が抜きに来ない限り、どんどん大きくなるのか、将来が楽しみです〜
キササゲ

リンデンバウム

  • 2019.07.23 Tuesday
  • 05:51
昨年からおつきあいしている新琴似まちづくりセンターの事業では、昨年樹木調査を実施し、リストと配置図を作りました。今年はそれを元に、小学生の夏の事業として樹名板作りをやることになっています。ところが、外国産のシナノキの仲間として不明のままになっていた木があり、これを確定しなければなりません。昨日打合せの前に再度見てきました。
全体

樹高は20m近く、幹周が120cmと、植えられて30年くらいは経っていると思います。今年はシナノキ類も花着きがよかったので、この木にも鈴生りに果実がぶら下がっていました。
結実状態

ところがこの木には下枝がなく、全然枝に届きません。校内に恐る恐る入り込み、木の下で見上げていた時に、ごぉっと強風が吹いて枝が大きくたわんだのです。素早く枝先を掴んで、一枝いただくことに成功しました。ラッキー。
枝の採取

こういうサンプルは、写真を撮しても細かい特徴がうまく撮せません。私がいつもやるのは、コピー機のスキャン機能を使い、データ化するのです。必ず葉の表と裏が写るようにし、強めに押さえつけてスキャンしてしまえば、こうすると葉の裏の毛までよく見えるのです。
スキャン

外国産の樹種の調査では、上原敬二の「樹木大図説」が古いものの、いろんな記載が載っていて便利ではあるけれど、図や写真がないので、ある程度目星が付いてから確認するために使うことが多いのです。一番分かりやすいのが、いつどこで買ったのかも記憶がないけれど、「Field Guide to the TREES AND SHRUBS of BRITAIN」という本です。これを見ていくと、ヨーロッパで最も普及しているセイヨウシナノキ(Tilia × europaea)がまず候補に浮かびますが、葉の裏の毛や果実の特徴(円形でなく五肋あり)などの特徴は満たしているものの、葉の鋸歯の入り方など細かい点が違うような…

セイヨウシナノキ

我が国にもよく植えられるフユボダイジュ(T.cordata)は、果実が円形で肋がない点で明らかに違い、もう一つよく植えられるギンヨウボダイジュ(T.tomentosa)が、「綿毛のある」という種小名の通りの葉裏だし、鋸歯の入り方もそっくりだし、果実の特徴も似ています。

ギンヨウシナノキ

シナノキの仲間には、○○シナノキか、○○ボダイジュという名前が付けられており、上原図説でセイヨウボダイジュやギンヨウシナノキでない理由はよく分かりません。この仲間は英語ではライムツリー(Lime Tree)だし、ドイツ語ではリンデンバウム(Lindenbaum)なので、限りなくギンヨウボダイジュに近いけれど、ここではシューベルトの歌曲にも出てくるリンデンバウムとしておきましょう。それにしても、この木がなんでここに植えられているのか?どなたか記憶がある人はいないでしょうかねぇ…

少雨傾向

  • 2019.07.22 Monday
  • 05:33
先日松前に行った時に、いつも泊まる民宿近くの海岸に、まっすぐ向かいました。ここ10年近く、ある植物の動向を観察しているのです。いつものように船揚場に通じる砂利道を下りていき、車から降りてびっくり。あたりの草が干からびて枯れ始めているのです。最も乾燥に強いはずの海岸性の植物が干からびるとは…
二越海岸

民宿の主人に聞いても、雨なんか全然降ってないよ!とのことで、島で行われている仮設道路工事が心配になったのでした。そちらの方は業者さんの努力でなんとかしのいでホッとしましたが、データを集めてみると、本当にひどい状況であることが分かったのです。濃い青色が平年値(1981〜2010年の30年平均値)で、オレンジが今年の降水量です。渡島・檜山の海岸部にはあまり農業地帯がないので、特に被害があったとのニュースも聞きませんが、灌漑ができる水田はともかく、畑作ではかなりの被害が出そうです。

松前の降水量

先週の日曜日、待機待機でくさっていたので、珍しく庭仕事をしていました。買ってきた苗を植えようと、スコップで穴を掘ったら、前日に少し降った雨で5cmくらいは湿っていたものの、その下は徐々に白くなり、10cmから下はパサパサの完全に乾いた土しかありませんでした。雪融け以降、心土までしっかり浸みる雨が降っていないため、地下水との分断が解消せず、表面のわずかな湿り気だけで生きていたのでした。
庭の土

札幌では、冬の雪も例年に比べてうんと少なく、雪融けも記録的に早く進みました。その後も平年値の半分くらいの降水量で推移し、6月にはようやく平年値を上回る雨が降っていますが、根本的な水不足の解消には至らなかったようです。昨年は記録的な降水量で、農作物に大きな被害が発生したのに対し、今年はその反動のような少雨傾向が続いているのです。本州の梅雨がうらやましい…なんて言ったら叱られそうですが、抜本的に解消できる雨が本当にほしいです。

札幌の降水量
続きを読む >>

圃場整備+お疲れさま会

  • 2019.07.21 Sunday
  • 05:48
夏至から早一ヶ月。夜明け前後から活動しているので、確実に日が短くなっていくのを実感させられます。前日の過酷な出張明けではありましたが、ちゃんと4時前には目が醒めるもので、しっかりと汗をかいて却ってすっきりしました。車の運転が一番疲れるけれど、肉体的にはなにも負荷がかかっていないので、こういう時には体を動かした方が疲れが取れると思います。

昨日は圃場整備と学生実習があるので圃場に着くと、入り口脇では‘ロートホルン’が咲いていました。これも今年は植え替えてやらないと、かなり元気がなくなってきました。
ロートホルン

サンクンの周りに植えているネペタは、もういよいよ最終盤の状態でしたが、両脇に植えている‘フォルトゥーナ’がもりもりと満開になり、いい感じに。ネペタはもう切り戻さなければならないようです。
フォルトゥーナ

学生実習にはたくさんの学生・院生が参加してくれたので、あちこちに分散して作業してもらいました。こちらの班はまだ刈り残しになっている生垣刈りを。前回もやっているので、それなりに進めてくれたので早く片付きました。
生垣刈り

今回も芝刈り隊長が休みなので、交代で芝刈りを。古い大型機では大変なので、軽い新型機を使ってもらいました。刈り幅を被せていなかったので、かなりトラ刈りになっていたので、さすがに手直しをやってもらいましたが。
芝刈り

イチイの刈り込みは、だいたい一年おきにやっているので、今年は小屋の陰にあるイチイを刈り込むことに。こちらは刈り込み隊長のS氏に任せて、ていねいに説明しながら片付てくれました。
イチイの刈り込み

生垣刈りを終えた者から、ネペタの切り詰めを。それぞれ刈り方の違いがあって、こういうところにも個性がでてくるものだとおかしかったです。この子はとてもていねいな刈り方でした。
ネペタの刈り込み

間もなく夏休みに入るので、前期の最終には終了後にお疲れさま会をやっています。椅子が足りないので、小屋にあった垂木でベンチを作ってやると、ええ〜こんなんで大丈夫かなぁ…と騒いでましたが、意外と丈夫なのにびっくりしてました。
ベンチ

こういう圃場をもっているのは、学内ではもちろんここだけなので、ある意味一番のぜいたくでしょう。春に卒業して都庁に就職したSさんも参加して、大変盛り上がりました。
お疲れさま会

実はみなさんジンギスカンをやったことがほとんどなく、まして七輪に炭をおこすことも初めてのため、結構手取り足取りで教えながら焼いていきました。ホルモンや焼き鳥、はてはアサリの酒蒸しまで登場し、すごくぜいたくなお疲れさま会になりました。みなさんお疲れさま、そしてご馳走さまでした♪
ジンギスカン

30年目の大島

  • 2019.07.20 Saturday
  • 06:03
渡島大島に通い始めて、ちょうど30年目となりました。まさかこんなに長く関わることになろうとは、初めの頃はまったく思わなかったですが…(>_<) 昔は予報の精度が低く、松前に入っても船が出せず、三日も停滞してしまったことがあります。お陰で暇つぶしに松前の寺巡りをしたり、江差や福島の植物を見て歩いたりしたので、道南特有の植物にもずいぶん詳しくなりました。今は波浪予測の精度が高まったので、事前の予測がだいたい着くようになったのと、交通船として外洋航海が可能で船足の速い「第八近海号」を使うようになったので、ずいぶんと楽になったのです。その船をずっと操船してきたI船長が急逝し、いつもサブで付いていたKさんが急遽代わりの船長となって、島まで運んでくれました。
操舵室

二日前に島から帰り、船から岸壁に上がって10mくらい歩いたところで急に倒れ、そのまま亡くなられたのだとか。航海の途中でなくてなによりでしたが、若い頃からずっと船に乗り続けてきた海の男らしい最後だったのかもしれません。まだ壁に掛けられていたヘルメットがあったので、ご冥福を祈らせていただきました。
ヘルメット

6時に松前を出港した時にはかなりの雨模様でしたが、途中で雨は上がってくれてなにより。でもどんよりの雲が垂れ込め、相変わらず島を望むことはできませんでした。
大島

ずっと時化が続いていたため、工事船も渡ることができず、ようやく海が落ち着いたので、早朝から作業をしているそうです。12時に松前を出航し、4時に島に到着。夜明けと共に作業を始め、2時か3時に作業を終えてまた松前に帰ることを繰り返すのです。
港内の作業

桟橋に上陸してびっくり。床に貼られたグレーチングが下から突き上げる波に持って行かれて、半分くらい破損していたのです。春に来た時にはこれほどでもなく、ちゃんと補修していたのですが、その後来た大時化で一気に破損してしまったとか。もう銹がひどくて全面貼り替えしなければと言っていたところでしたが、これは危険なので早く直してほしいです。
桟橋破損

島での滞在時間は3時間半。今回は造られたばかりの仮設道路の、植生復元が適切に行われているのか、問題があればどうすればよいのかを調べるのがメインなので、なんとかその時間内で工事区域全体を足早にチェックしていきました。メモする暇がないので、ICレコーダーに吹き込んで、テープ起こしをしていくのです。声がカラカラになってしまいましたが、なんとか4週遅れの調査も無事に終了。途中から雲が晴れて強い日差しが戻り、上に雲はかかっていたものの、島の全貌がよく見えました。
さよなら大島

松前から札幌まで340kmの道のりを走破して、夜には無事到着。こんなメチャクチャなスケジュールはもう御免ですが、30年目の大島行きも無事に終わってホッとしました。

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM