青柳庵日記2024-03-28T18:19:46+09:00笠 康三郎が、日々感じたことを記した日記です。JUGEM初現場http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43802024-03-28T05:44:00+09:002024-03-27T22:10:27Z2024-03-27T20:44:00Z昨日は朝一の特急で十勝ヒルズへ。今年初めての現場です。7時前の特急に乗るためには、5時半には家を出て事務所経由で札幌駅に行くことになり、途中のコンビニも開いていないので、前日に朝食を買っておいて正解でした。
ヒルズは意外と雪が多く、除雪している園路...こまめ十勝ヒルズ
ヒルズは意外と雪が多く、除雪している園路以外はまだ真っ白。葉を落としたフリーマニーカエデの枝がとてもすっきりしていて気持ちよかったです。今年も素晴らしい並木景観を作ってくれることでしょう
今回の目的はリンゴの剪定。ここのリンゴはアーチに固定しているので、一種のエスパリエ仕立てです。あまり手をかけていなかったら枝が暴れてひどいことになり、3年前からこの時期に来て剪定をしています。まず私が説明しながら剪定を進め、そのあとでみなさんにやってもらいました。初めは戸惑ってなかなか進まなかったけれど、慣れてくるとスムーズに進むようになりました。
午前中は雪が締まって作業しやすかったのですが、午後からは気温が上がって雪がぬかりはじめ、ひざ丈までズボズボ埋まりながらの作業で難儀することに。今年はパートのスタッフも4人参加してくれたので、手数が多くなり、わいわいと賑やかに作業を進めることができました。
ショップの中は、オープン前の仕込み中で大忙し。頭の上からは、昨年刈りとったノリウツギやいろんな花がドライになっていて、なかなか壮観でした。結構売れたそうです。
午後からは気になっていたバラの様子を見に行きました。今年は全然雪が積もらず、かなり枝枯れしている可能性が高いと覚悟していましたが、品種によっては傷みの少ないものもあり、もう少し様子を見ていく必要がありそうです。
ヒルズは昨年予想以上のたくさんの来園者で賑わいました。何か目玉があるという訳ではなく、居心地のいい空間が広がっていることが評価されているのでしょう。ガーデンだけでなく、ショップやニワカラのスタッフのがんばりで、今年もいい結果が残せることを願っています。
]]>少しずつ春にhttp://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43792024-03-26T18:14:00+09:002024-03-26T20:48:41Z2024-03-26T09:14:00Z日差しは暖かいものの、気温があまり上がらないので、手袋をしない手が冷たく感じます。それでも歩道の雪は少しずつですが融けてきました。ネコヤナギ(バッコヤナギ)のつぼみも少しふくらみ始めています。
昨日の午前中は、いろいろな用足しで円山をうろうろして...こまめ青柳庵
昨日の午前中は、いろいろな用足しで円山をうろうろしていました。マメに雪かきしているところは雪も融けているけれど、無精な店の前は分厚い氷が残り、朝晩はまだ注意が必要です。この一角だけ円山の古い家並みが残されているけれど、あと何年残っているのでしょうか?土地が細切れになっていれば、意外としぶとく残っているのかもしれません。
この建物の一階には、旧円山市場の名残の店が入っているけれど、この三階に母がお世話になっていた施設があります。母が亡くなって二年経ち、ここを通ることもめったになくなりましたが、ちょっと懐かしく思ってしまいます。
スクランブル交差点で信号待ちしていたら、スーパーの壁と歩道のすき間にミチタネツケバナの花が咲いていました。在来のタネツケバナはやや湿った場所に生えているのに対し、帰化種の本種はこの様な場所でしぶとく生きています。誰も気が付かないでしょうが、開花確認第2号なのでちょっと嬉しくなりました。
]]>ササの開花http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43782024-03-26T05:28:03+09:002024-03-25T20:28:03Z2024-03-25T20:28:03Z昨年の6月に、R273を通って上川から滝上に向かっていると、道路から見える山の中のササが一面に開花して黄色っぽくなっていました。滝上の町中に入っても、至る所のササが開花しているのです。札幌近辺ではこんな咲き方はしたことがなく、ちょっとびっくりでした。
...こまめ植物一般
陽殖園に行き、武市さんにこんなにササが咲いたの見たことあるかい?と聞いたら、オラも初めてだから、70年以上は咲いていなかったんでないかい!とのこと。園内のササもすべてが開花しており、花茎の密度がまたすごいのです。あらゆる節から枝が伸び、一斉に開花しているのです。
この頃から、林業関係や植物関係の学者や研究者が一斉に調査に入っていたようで、8月14日の北海道新聞に、このような記事が載っていました。一面ササに覆われている宗谷丘陵まで、ササの開花によって真っ黄色になっているようでした。ササは数十年から百数十年の間隔で開花するといわれていますが、そんな昔のことを記録していないので、はっきりしたことは分かっていませんでした。日高などにも自生のあるスズタケが、120年周期で開花したことが最近分かったくらいで、今回のクマイザサの開花周期が分かるのは、百数十年後のことになるのでしょう。
(北海道新聞 2023.8.14 より拝借…m(__)m)
今回の開花について北海道の林業試験場が学会に報告した記事がありましたが、石狩や空知、胆振や日高などではほとんど開花しておらず、かなり偏りがあるようです。寡雪寒冷地の道東の平地にはクマイザサの分布は少ないので、この方面は白抜きになっています。これでササが枯れていれば、シカの越冬に必要な食べ物がなくなり、樹皮をかじられたりするものの、増えに増えたシカが飢え死にする可能性があるし、ササがなくなって明るくなった林床には、たくさんの稚樹が生育して森林が復活する可能性もあります。これからどんな報告が出てくるのか、本当に楽しみです。
(北海道新聞 2024.3.21 より拝借…m(__)m)]]>ハナミズキhttp://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43772024-03-25T05:29:59+09:002024-03-24T20:29:59Z2024-03-24T20:29:59Z笠 康三郎の 続・さっぽろ植物記 その10 ハナミズキ
道内ではハナミズキは育たないので、ヤマボウシで我慢する…というのが定番でしたが、最近はそうでもなくなってきました。札幌ではハナミズキそのものは問題なく越冬していました。一番早く気付いたのは道庁赤れん...こまめ続・さっぽろ植物記笠 康三郎の 続・さっぽろ植物記 その10 ハナミズキ
道内ではハナミズキは育たないので、ヤマボウシで我慢する…というのが定番でしたが、最近はそうでもなくなってきました。札幌ではハナミズキそのものは問題なく越冬していました。一番早く気付いたのは道庁赤れんが庁舎の前にあるもの。80年代に気付いて何度も見に行きましたが、いじけた花ばかりでなかなか4枚の苞葉がきれいに開きません。ハナミズキのつぼみは裸のため寒さに傷みやすく、苞葉がいじけてきれいな形に開かないのです。(1990.5.22)
これと同じタイプの木が北大の圃場にもあります。樹高は5m近くあり、毎年花か咲くのですが、まともに苞葉が開いたことがありません。ただ、3年前だけびっくりするほどたくさんの花が開きましたが、特に暖冬だったわけでもないのにどうしたのでしょう?(2021.5.21)
これに対して札幌市役所前にある株は、昔から紅白の木がちゃんと咲いてくれます。国旗掲揚台の横で、あまりいい場所ではないため木の勢いがありませんが、いじけないできれいな花を咲かせてくれています。早い年ならゴールデンウィーク中に開花していますが、普通なら5月の中旬が見ごろです。(2007.5.15)
ところが最近、事務所のある円山近辺や自宅のある宮の森の一番奥でも、普通に咲いているハナミズキを見かけるようになりました。この木は3m以上もある大きなものです。
ハナミズキの白花品種は ‘クラウド・ナイン’がポピュラーなので、こちらの木はこの可能性が高いのですが、まだピンクの株は市役所前以外では見かけません。でも最近はホームセンターでも苗木が売られているので、いずれ出回ってくることでしょう。地球温暖化の影響は、こんな身近なところからも実感されるようになりました。
]]>道具の手入れhttp://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43762024-03-24T05:41:38+09:002024-03-23T20:41:38Z2024-03-23T20:41:38Zいよいよ現場が始まるので、仕事道具の手入れを行いました。春の恒例行事です。剪定の道具類は、植木屋時代からずっと使っているもので、植木鋏のサックは4〜5年前に交換しましたが、剪定バサミとノコのサックとベルトは40年前から変わっていません。革製品は丈夫...こまめ造園素材・道具類
植木鋏は京都の河原町三条にある菊一文字のもので、普通の鋏よりかなり大きく重たいので、その分よく切れます。剪定鋏は岡恒の21cmで、普段使いは18cmを使っていますが、木の剪定だとこちらの出番です。これは刃こぼれしたので、途中で買い換えています。ノコはアルスのもので、三年くらいで刃を交換しなければなりません。
まずは真鍮のワイヤブラシで汚れを落とします。真鍮製だと傷がつかないで、汚れだけを落とすことができるのです。
以前は小さな砥石を使って研いでいましたが、ハサミをばらさないと刃の奥までうまく研げないので、今はダイヤモンド砥石を使っています。この方がはるかに楽だし、しっかり研ぐことができるのです。
剪定鋏で、柔らかいティッシュペーパーがサクサク切れるようになれば大丈夫。植木鋏だとちょっと怖いくらいの切れ味になります。
これらをストーブの前でしっかり乾かし、マシン油を薄く引いてよく磨けば完成。さっそく今週から出番があるので、いよいよ今年もシーズンが始まります。
]]>春の日差しhttp://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43752024-03-23T05:42:00+09:002024-03-22T20:42:37Z2024-03-22T20:42:00Z毎朝4時台はロードワークで一汗かき、戻ってシャワーを浴びてから、ブログの更新をやっています。ふと横から日差しを感じ、東の山を見ると朝日が上がり始めていました。ここは山の陰になるので日の出は町よりも遅くなるのですが、5時40分で朝日が拝めるようになったので...こまめ季節・時候・歳時
5分もしないうちに完全に顔を出し、暖かい日差しが降り注ぎ始めました。外気温はまだ−5℃くらいですが、日差しがあれば暖かく感じます。
ブログの更新の後、朝食を食べながら新聞を読むのですが、もうブラインドを下ろさないと眩しくてかないません。冬の間にベンジャミンゴムノキの枝がかなり伸び、ブラインドが引っかかってしまうので、今度剪定してやらねば。
昼前に近くの病院でいつもの薬を出してもらいましたが、待合室で待っていると目の前の斜面も、ようやく幹の回りが凹み始め、根開けが始まってきたようです。
駐車場に出ると、奥三角の上には抜けるような青空が。気温はそんなに高くないけれど、しばらく日向ぼっこをしたいくらいの暖かい日差しです。このところ北海道を覆っていた寒気がようやく抜け、札幌の二週間予報から雪マークがなくなりました。これで遅れていた雪融けも進んでくれることでしょう。
]]>面白半分http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43742024-03-22T05:37:01+09:002024-03-21T20:37:01Z2024-03-21T20:37:01Z先日自宅のロフトにある本を探していたら、懐かしいものが出てきました。ロフトは物置代わりに使われていて、壁際の本棚はほとんど段ボール箱に埋まっていて、なかなか見ることができないのです。ここにあるのは70年〜80年代に読んだ本がほとんどのため、最近は日の...こまめ芸術・音楽・文化
この月刊誌は、72年〜80年にかけて発行され、半年おきに編集長が交代していきます。初代は吉行淳之介で、以降は野坂昭如、開高健、五木寛之、藤本義一、金子光晴、井上ひさし、遠藤周作、田辺聖子、筒井康隆、半村良、田村隆一と続いています。この創刊号はAmazonでは71,218円の値がついているけど、本当かなぁ…?
創刊号の目次を見ると、編集長に頼まれれば断れないのか、錚々たるメンバーが並んでいます。当然ながら、ほとんどの方が鬼籍に入り、時代の流れを感じてしまいます。
野坂や五木は数冊ありますが、なんといっても筒井康隆のものはすべてあります。本来半年で交代するはずが、馬鹿売れしたので12ヶ月編集長を務めて、傾きかけていた出版社が持ち直したとか。
執筆者は当然筒井の遊び仲間が中心なので、山下洋輔さんも「全冷中顛末記」を書いています。これはなぜ冷やし中華は夏しか出してくれないのか!一年中食べさせろ!という活動をしていた団体で、当然私もシンパの一人でした。坂田明さんが来た時には盛り上がったような記憶が…
この号には、2年前に洋輔さんが博多で『発掘』したタモリも文章を書いています。70年代はキワモノ芸人扱いでしたが、80年代になると徐々に裾野を広げていき、押しも押されぬ知性派芸能人になっていったのでした。今こんなのを読んだら目を背けることでしょう…(^^;)
]]>筒井康隆http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43732024-03-21T05:38:34+09:002024-03-20T20:38:35Z2024-03-20T20:38:34Z年末の夕刊に、筒井康隆の「最後の作品集」の紹介記事がありました。まだ20台だった70年代には、夢中になって読みあさっていたけれど、81年の『美藝公』を最後に本は買っていませんでした。来年90歳になるという筒井さんの最後の作品なら…と、本だけは買っておいたのです...こまめ芸術・音楽・文化
(朝日新聞 2023.11.22 夕刊より)
仕事の目途が付き、ようやく本を読む気が出てきたので、最近ちらちらと読み進めています。新聞にも「長いのは書く気力がないし、短編もね、アイデアは思いつくんですが、よく考えたら、どれもこれも前に書いたものばーっかり。別の形で書く気にもならない。」と書いてあるけれど、これを読むと彼独特の躍動するような世界観がよみがえってきます。
今からちょうど50年前に出た『暗黒世界のオデッセイ 筒井康隆一人十人集 』は、何度も読み返してかなりボロボロになっています。これをエイトにあった旭屋書店で買って、当時行きつけだったエルフィンランドで飲みながら読んでいたら、山下洋輔さんが飲みに来ました。いろんなミュージシャンが出入りし始めていたのです。
洋輔さんが私の本を見て、「いつも飲んではドンチャンやっている仲だから、オレが代わってサインしておいてやる!」といってサインしてくれたのでした。あの頃はなんでも吸収することができて、何を読んでも何をやっても面白くて仕方がなかった毎日だったけれど、今はなかなかそうはいきません。せめて入り口だけは錆びつかないよう、意識的に刺激を与えていかなければならないようです。
]]>雪融けの遅れhttp://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43722024-03-20T05:36:20+09:002024-03-19T20:36:21Z2024-03-19T20:36:20Z昨日も明け方に湿った雪が降り、事務所に着いてから重たい雪をよけて車を入れました。ところがその後また雪が降り続き、昼までにまた真っ白に。でももう雪雲が消えていたので、2回目の雪かきをしておきました。気温は上がらなかったけれど、日差しがあったので、事務所の...こまめ手稲区公園
手稲区の担当者から、星置緑地に下見に行ったら雪が全然融けてないので、4日に予定している大掃除をどうしましょう?と連絡が入りました。送られた写真を見ると、まだ一面雪に埋もれています。
ここ数年は、3月半ばから気温がグッと上がり、雪融けが急速に進んでいました。なので、この状態は本来の雪融けの進み具合と考えるしかありません。木道の上には、まだ50cm以上の雪が残っています。イベントの予定表にも、一週遅れの11日に予備日として入れてあるので、それならなんとかなるでしょうと答えておきました。
札幌市の雪対策のページを確認すると、星置緑地にほど近い手稲区土木センターに設置されているマルチセンサーのデータでは、累計降雪量は平年より少し多いですが、積雪深は今年は全然減っていないことが分かります。昨年の今頃にはほとんど消雪していたのに、今年はなんと71cmもあるのですから。いずれは融けるわけですから、辛抱強く待つしかありません。
]]>あり方検討会http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43712024-03-19T05:36:15+09:002024-03-18T20:36:15Z2024-03-18T20:36:15Z昨日は今年度最後の公務でしたが、その前に文房具等を買うためにセントラルへ。4丁目の交差点を渡ろうとしたら、函館の知り合いにバッタリ会ってびっくり。こんなところで出会うのも珍しいです。ふと見上げると、4プラ跡地にはもう新しい建物が着々と建ち上がり始めてい...こまめ公園・緑地・緑道
会場が中島公園横にあるホテルなので、地下鉄で中島公園まで行き、豊水通に向かって歩いて行くと、歩道が雪融けでドボドボになって歩きにくいこと。南10条西1丁目は札幌で一番小さな「町」で、この木下彌八郎顕彰碑とニオイヒバが数本立っているだけです。旧ミカド(→旧キリンビール園)跡地には、豪華ホテルが姿を現していました。
会場はライフォート札幌。ここはかつてホテルアカシヤだったところで、今から53年前の1971年3月に大学の受験で泊まったところです。できたばかりの地下鉄に乗って中島公園で降り、ここにたどり着くまでに10回くらい転びました。四国には冬靴というものがなかったので、ツルツルの革靴で来ていたのです。周りに誰も知り合いはおらず、3日間滑りっぱなしで受験もすべってしまった苦い経験があります。翌年は、現役で入った友人に札幌駅まで長靴を買ってきてもらい、無事にうかったのですが、この場所は苦い記憶がこびりついているのです。
「大通公園・中島公園あり方検討会」の第3回目。大通公園に2時間、中島公園に1時間半かかり、さすがにくたびれ果てました。この検討会は来年度も続くので、ようやく折り返しだけれど、落としどころがまだ全然見えてきません…
帰り道は少し遠回りになるけれど、パークホテルの向こう側を回って菖蒲池を見ながら帰りました。池はまだ真っ白だし、回りの雪もかなりのもの。今朝もまだ雪が降り続いているので、この調子だと雪融けは例年より遅くなってしまいそうです…
]]>緑のセンターの花http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43702024-03-18T05:14:28+09:002024-03-17T20:14:28Z2024-03-17T20:14:28Z2週続けて豊平公園の緑のセンターに行きました。地下鉄の出入口から公園に入ると、暖かい日差しを浴びてハシドイの?果の殻が輝いていました。これによって「キンツクバネ」という別名が付けられています。
館内の展示スペースでは、アザレアがほとんど退場し、大株...こまめ公園・緑地・緑道
館内の展示スペースでは、アザレアがほとんど退場し、大株仕立てのオオムラサキ(大紫)とその八重咲品種‘センエオオムラサキ(千重大紫)’が満開になっていました。まるでヨドガワツツジのような花です。
アザレアの代わりに登場しているのがアマリリス。まだほとんどがつぼみの中に、怪しく美しい花を咲かせているのがこれ。なんとこれは園芸品種ではなく、ブラジル南部が原産のアマリリスの原種だそうです。1960年代に発見され、パピリオ(Hippeastrum papilio)という種小名が付けられています。
先週はつぼみだったエンゼルズトランペットは、オレンジ色の花をぶら下げていました。これは以前はダツラ属でしたが、現在はブルグマンシア属になっています。この花だとプルグマンシア・ウェルシコロール(Brugmansia versicolor)かな。
園内のウメやサクラの枝を水につけているものに、ちらほら花が開いてきました。剪定枝や雪折れした枝でしょうか。こういうのを見ると、本当に春が待ち遠しくなります。
売店に超豪華なコチョウランが!!選挙で当選した時や大臣になった時に使われるような豪華版で、値札を見ると7千円!!ここでこんなものが売れるのかなぁ…(^^;)
]]>フラワーガイド研修会http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43692024-03-17T09:28:01+09:002024-03-17T00:28:01Z2024-03-17T00:28:01Z昨日は滝野公園のフラワーガイドボランティアの研修会。当初は私の都合が付きそうもなかったので、意見交換会だけを予定していたのですが、参加予定者がほんのわずかしかありませんでした。なんとか仕事の目途が付いたことから、私から話題提供をすることにしたら、参加人...こまめ滝野公園
私たちが活動している滝野公園のカントリーガーデンは、2000年7月にオープンしましたが、ここの整備を私が担当することになった経緯を中心にお話ししました。
私の滝野公園とのつきあいは、80年代の植木屋時代にさかのぼりますが、その時はそれほど深いつきあいではありませんでした。でもちょくちょく出入りはしていたので、80年代の古い写真がたくさん残っています。
当時のリバーサルフィルムによるスライド写真が、フィルムスキャナーを導入したことで簡単にデジタル化することができ、こうしてみなさんにも見ていただくことができたのです。
直接のきっかけは、96年に開催された全国「みどりの愛護」のつどいの会場整備を私が担当することになったことでした。この会場を当時皇太子妃だった雅子様が大変気に入られ、急遽私がカントリーガーデンの整備を担当することになったのです。
6月5日の会のために、雪融けから約2ヶ月、業者さん達と死に物狂いで会場を造り上げることができたのは、今思えばいい思い出ですが、本当に死ぬ思いで胃がキリキリと悲鳴を上げる毎日でした。あの経験があったので、その後は何があっても、必ず乗り越えられると自信がついたように思います。
]]>夕刊休止http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43682024-03-16T05:36:38+09:002024-03-15T20:36:38Z2024-03-15T20:36:38Z朝日新聞の夕刊が、今月末で「休止」することになりました。毎日新聞はかなり以前から、道新は半年前からなので、いずれはと思っていたところです。そもそも夕刊は読むところが少ないし、これだけネットニュースがあふれていれば、わざわざ2回配達しなくても、その必要性...こまめ社会・スポーツ
以前は2ページあった道内版が、ずっと1ページになって中身が全然なくなっていたのを、また元に戻すようです。以前からデジタル契約しているので、こんなキャンペーンは用がないのですが、昔契約している金額からすると安すぎない?!と、こちらの方が頭にきます。
道新は紙版は取っていなくてデジタル版だけですが、朝日は朝食を食べながらじっくり紙版を読み、事務所に出てからは道新や他のネットニュースを幅広く読み込みます。でもデジタルニュースはあまり頭に残らないのに対し、紙版はやはり頭の中に付箋が付けられているような気がします。デジタル版のコンテンツはやたら多くて、とてもこんなの見ていたらいくら時間があっても足りなくなります。うまく使い分けしていかないと、時間の無駄遣いにならないよう気をつけなければ…
]]>パールモンドールhttp://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43672024-03-15T05:40:00+09:002024-03-14T20:41:45Z2024-03-14T20:40:00Z毎年ホワイトデーには、パールモンドールのモンデリカを買っていました。でも南円山の本店は昨年夏に閉店してしまったので、やむなく24軒の店に行くことに。まぁご兄弟でやられていたので、味は変わらないでしょう。車で行くのもなんだから、運動不足解消に歩いて行きま...こまめイベント
こちらの店にはほとんど来たことがなく、十数年ぶりでしょうか。地下鉄駅の真上なので、便利のいい所にあるのですが。
店の感じはよく似ていて、同じ額に南円山はサックスですが、こちらはホルンが飾られています。
道悪なので帰りは一駅だけ地下鉄に乗ろうとしたら、ちょうど行ってしまいました。ここは駅を出るとほとんど直角に曲がるので、なかなか迫力のある後ろ姿です。
こんなちっちゃな箱ですが、来週は誕生日なので、前祝いとして受け取ってもらいました。来週もケーキを買いに来なくては。
]]>マンサク開花http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43662024-03-14T05:37:53+09:002024-03-13T20:37:53Z2024-03-13T20:37:53Z昨日は一転、雪がちらつく寒い日になりました。真向かいから吹き付ける冷たい西風の中、気になっていたマンサクを見に行くと、遠目にも黄色く花が開いているのが分かりました。
花弁はずっと見えていたので、数日前の暖かさで一気に開いたのでしょうか。真っ先に咲...こまめ樹木
花弁はずっと見えていたので、数日前の暖かさで一気に開いたのでしょうか。真っ先に咲くので「まず咲く」から来たとも、花がたくさん咲くから「満咲き」からとも言われているそうですが、私は「まず咲く」でいいように思います。
日本のマンサクはこの様な小高木にならないので、これは‘アーノルド・プロミス’という園芸品種ではないかと思っています。これはアメリカのアーノルド植物園に植えられていた中国産と日本産のマンサクから、自然交雑によって生まれたといわれている品種です。国内に流通しているもので、似ているものはこれしか見当たらないのですが。
実は先週の水曜にも見に来たのですが、その時はまだ全然変化がありませんでした。その後の天気からすると、週末の9日〜10日頃に開花したものかと。まだ雪の世界での開花では、訪花昆虫もいないだろうに、ちょっと気の毒かもしれません。
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