青柳庵日記2024-03-19T19:09:40+09:00笠 康三郎が、日々感じたことを記した日記です。JUGEMあり方検討会http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43712024-03-19T05:36:15+09:002024-03-18T20:36:15Z2024-03-18T20:36:15Z昨日は今年度最後の公務でしたが、その前に文房具等を買うためにセントラルへ。4丁目の交差点を渡ろうとしたら、函館の知り合いにバッタリ会ってびっくり。こんなところで出会うのも珍しいです。ふと見上げると、4プラ跡地にはもう新しい建物が着々と建ち上がり始めてい...こまめ公園・緑地・緑道
会場が中島公園横にあるホテルなので、地下鉄で中島公園まで行き、豊水通に向かって歩いて行くと、歩道が雪融けでドボドボになって歩きにくいこと。南10条西1丁目は札幌で一番小さな「町」で、この木下彌八郎顕彰碑とニオイヒバが数本立っているだけです。旧ミカド(→旧キリンビール園)跡地には、豪華ホテルが姿を現していました。
会場はライフォート札幌。ここはかつてホテルアカシヤだったところで、今から53年前の1971年3月に大学の受験で泊まったところです。できたばかりの地下鉄に乗って中島公園で降り、ここにたどり着くまでに10回くらい転びました。四国には冬靴というものがなかったので、ツルツルの革靴で来ていたのです。周りに誰も知り合いはおらず、3日間滑りっぱなしで受験もすべってしまった苦い経験があります。翌年は、現役で入った友人に札幌駅まで長靴を買ってきてもらい、無事にうかったのですが、この場所は苦い記憶がこびりついているのです。
「大通公園・中島公園あり方検討会」の第3回目。大通公園に2時間、中島公園に1時間半かかり、さすがにくたびれ果てました。この検討会は来年度も続くので、ようやく折り返しだけれど、落としどころがまだ全然見えてきません…
帰り道は少し遠回りになるけれど、パークホテルの向こう側を回って菖蒲池を見ながら帰りました。池はまだ真っ白だし、回りの雪もかなりのもの。今朝もまだ雪が降り続いているので、この調子だと雪融けは例年より遅くなってしまいそうです…
]]>緑のセンターの花http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43702024-03-18T05:14:28+09:002024-03-17T20:14:28Z2024-03-17T20:14:28Z2週続けて豊平公園の緑のセンターに行きました。地下鉄の出入口から公園に入ると、暖かい日差しを浴びてハシドイの?果の殻が輝いていました。これによって「キンツクバネ」という別名が付けられています。
館内の展示スペースでは、アザレアがほとんど退場し、大株...こまめ公園・緑地・緑道
館内の展示スペースでは、アザレアがほとんど退場し、大株仕立てのオオムラサキ(大紫)とその八重咲品種‘センエオオムラサキ(千重大紫)’が満開になっていました。まるでヨドガワツツジのような花です。
アザレアの代わりに登場しているのがアマリリス。まだほとんどがつぼみの中に、怪しく美しい花を咲かせているのがこれ。なんとこれは園芸品種ではなく、ブラジル南部が原産のアマリリスの原種だそうです。1960年代に発見され、パピリオ(Hippeastrum papilio)という種小名が付けられています。
先週はつぼみだったエンゼルズトランペットは、オレンジ色の花をぶら下げていました。これは以前はダツラ属でしたが、現在はブルグマンシア属になっています。この花だとプルグマンシア・ウェルシコロール(Brugmansia versicolor)かな。
園内のウメやサクラの枝を水につけているものに、ちらほら花が開いてきました。剪定枝や雪折れした枝でしょうか。こういうのを見ると、本当に春が待ち遠しくなります。
売店に超豪華なコチョウランが!!選挙で当選した時や大臣になった時に使われるような豪華版で、値札を見ると7千円!!ここでこんなものが売れるのかなぁ…(^^;)
]]>フラワーガイド研修会http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43692024-03-17T09:28:01+09:002024-03-17T00:28:01Z2024-03-17T00:28:01Z昨日は滝野公園のフラワーガイドボランティアの研修会。当初は私の都合が付きそうもなかったので、意見交換会だけを予定していたのですが、参加予定者がほんのわずかしかありませんでした。なんとか仕事の目途が付いたことから、私から話題提供をすることにしたら、参加人...こまめ滝野公園
私たちが活動している滝野公園のカントリーガーデンは、2000年7月にオープンしましたが、ここの整備を私が担当することになった経緯を中心にお話ししました。
私の滝野公園とのつきあいは、80年代の植木屋時代にさかのぼりますが、その時はそれほど深いつきあいではありませんでした。でもちょくちょく出入りはしていたので、80年代の古い写真がたくさん残っています。
当時のリバーサルフィルムによるスライド写真が、フィルムスキャナーを導入したことで簡単にデジタル化することができ、こうしてみなさんにも見ていただくことができたのです。
直接のきっかけは、96年に開催された全国「みどりの愛護」のつどいの会場整備を私が担当することになったことでした。この会場を当時皇太子妃だった雅子様が大変気に入られ、急遽私がカントリーガーデンの整備を担当することになったのです。
6月5日の会のために、雪融けから約2ヶ月、業者さん達と死に物狂いで会場を造り上げることができたのは、今思えばいい思い出ですが、本当に死ぬ思いで胃がキリキリと悲鳴を上げる毎日でした。あの経験があったので、その後は何があっても、必ず乗り越えられると自信がついたように思います。
]]>夕刊休止http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43682024-03-16T05:36:38+09:002024-03-15T20:36:38Z2024-03-15T20:36:38Z朝日新聞の夕刊が、今月末で「休止」することになりました。毎日新聞はかなり以前から、道新は半年前からなので、いずれはと思っていたところです。そもそも夕刊は読むところが少ないし、これだけネットニュースがあふれていれば、わざわざ2回配達しなくても、その必要性...こまめ社会・スポーツ
以前は2ページあった道内版が、ずっと1ページになって中身が全然なくなっていたのを、また元に戻すようです。以前からデジタル契約しているので、こんなキャンペーンは用がないのですが、昔契約している金額からすると安すぎない?!と、こちらの方が頭にきます。
道新は紙版は取っていなくてデジタル版だけですが、朝日は朝食を食べながらじっくり紙版を読み、事務所に出てからは道新や他のネットニュースを幅広く読み込みます。でもデジタルニュースはあまり頭に残らないのに対し、紙版はやはり頭の中に付箋が付けられているような気がします。デジタル版のコンテンツはやたら多くて、とてもこんなの見ていたらいくら時間があっても足りなくなります。うまく使い分けしていかないと、時間の無駄遣いにならないよう気をつけなければ…
]]>パールモンドールhttp://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43672024-03-15T05:40:00+09:002024-03-14T20:41:45Z2024-03-14T20:40:00Z毎年ホワイトデーには、パールモンドールのモンデリカを買っていました。でも南円山の本店は昨年夏に閉店してしまったので、やむなく24軒の店に行くことに。まぁご兄弟でやられていたので、味は変わらないでしょう。車で行くのもなんだから、運動不足解消に歩いて行きま...こまめイベント
こちらの店にはほとんど来たことがなく、十数年ぶりでしょうか。地下鉄駅の真上なので、便利のいい所にあるのですが。
店の感じはよく似ていて、同じ額に南円山はサックスですが、こちらはホルンが飾られています。
道悪なので帰りは一駅だけ地下鉄に乗ろうとしたら、ちょうど行ってしまいました。ここは駅を出るとほとんど直角に曲がるので、なかなか迫力のある後ろ姿です。
こんなちっちゃな箱ですが、来週は誕生日なので、前祝いとして受け取ってもらいました。来週もケーキを買いに来なくては。
]]>マンサク開花http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43662024-03-14T05:37:53+09:002024-03-13T20:37:53Z2024-03-13T20:37:53Z昨日は一転、雪がちらつく寒い日になりました。真向かいから吹き付ける冷たい西風の中、気になっていたマンサクを見に行くと、遠目にも黄色く花が開いているのが分かりました。
花弁はずっと見えていたので、数日前の暖かさで一気に開いたのでしょうか。真っ先に咲...こまめ樹木
花弁はずっと見えていたので、数日前の暖かさで一気に開いたのでしょうか。真っ先に咲くので「まず咲く」から来たとも、花がたくさん咲くから「満咲き」からとも言われているそうですが、私は「まず咲く」でいいように思います。
日本のマンサクはこの様な小高木にならないので、これは‘アーノルド・プロミス’という園芸品種ではないかと思っています。これはアメリカのアーノルド植物園に植えられていた中国産と日本産のマンサクから、自然交雑によって生まれたといわれている品種です。国内に流通しているもので、似ているものはこれしか見当たらないのですが。
実は先週の水曜にも見に来たのですが、その時はまだ全然変化がありませんでした。その後の天気からすると、週末の9日〜10日頃に開花したものかと。まだ雪の世界での開花では、訪花昆虫もいないだろうに、ちょっと気の毒かもしれません。
]]>クンシラン満開http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43652024-03-13T05:32:16+09:002024-03-12T20:32:16Z2024-03-12T20:32:16Z先月の半ば、事務所にあるクンシランをふと見ると、葉の間につぼみが見えてきました。この時期に咲くのはクンシランとしては定番の時期ですが、これは四季咲きクンシランなので、前回咲いてから6ヶ月経っての開花です。
事務所内は、仕事をしている部屋にストーブが...こまめ園芸植物
事務所内は、仕事をしている部屋にストーブがあり、本棚と打合せコーナーのある部屋にはパネルヒーターを弱く点けています。クンシランの置いてあるところは、日当たりはいいけれど火の気がなく、10℃くらいしかないため、開花までに半月以上かかりました。
そしてようやくすべてのつぼみが開き、満開宣言を出すことができました。花茎が光を求めて曲がってしまうため、2日おきに半回転しなければならないのが大変です。
このクンシランは、私の園芸の師であるSさんが屋久島で見つけてきた四季咲きクンシランで、葉性もダルマ系でがっちりしているし、花色も濃くてとてもいい形質を持っています。前回は7月と8月にほぼ同時に咲いているので、一年に3回は花芽ができていることになるのです。
自宅にあるのはこれの親株で、大株仕立てにしているため、始終どれかが咲いています。でもこの時期に咲くのが一番色も濃く、花が見応えがあるようで、ここより暖かいため半月早く満開になっていました。
]]>緑のセンターhttp://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43642024-03-12T05:43:11+09:002024-03-11T20:43:11Z2024-03-11T20:43:11Z土曜日の会場は豊平公園緑のセンターでした。ここのミーティングルームは、一時間230円なのでとても助かるし、ついでにいろんな花が見られるので、目の保養にもなってくれます。百合が原公園のような派手さはないけれど、地下鉄直結の便利さがありますから。
たくさ...こまめ公園・緑地・緑道
たくさんあるアザレアを見ていて、ひょっとしてとラベルを見ると、やはり‘ローズネット’でした。ここがオープンした45年前に導入したアザレアの1つで、とても花もちがいいのでよく覚えています。その株ではないけれど、今はもう出回っていないでしょうね…
二階に行くと、2鉢あるドンベヤの花は終わっていたけれど、今年は小降りの花がたくさん咲いたそう。温室の中では三尺バナナが実を付けていました。バナナは開花するとその株は枯れてしまうけれど、足元から小さな株が伸び始め、3年くらいすると開花結実します。最初の株からずっと続いているのかもしれません。
その足元にひっそりと咲いているのは、バナナの親戚でもあるチユウキンレン(地湧金連)(Musella lasiocarpa)。花といっても苞葉が黄色く色付いているもので、どこの温室でもたいてい植えられています。
背丈ほどもあるランは、西アフリカ原産のアンセリア・アフリカーナ(Ansellia africana)。花は地味だけど、とても存在感があります。
2階のフロアにはたくさんの鉢が並べられており、観葉植物が多い中に、花木類もパボニア、アカシア、ワックスフラワーなどが咲いていました。最初は気が付かなかった白い花が頭の高さくらいに一つ咲いており、白花のオオベニゴウカン(Caliandra haematocephala)でした。白ネムの名前で売られているようだけど、ネムより花が大きく、たぶん一日花ではないでしょう。つぼみがたくさん着いていたので、これから賑やかになりそうです。
]]>研修会http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43632024-03-11T05:41:20+09:002024-03-10T20:41:20Z2024-03-10T20:41:20Z土曜日は、私が代表を務める緑関係の団体の研修会。この会が始まったのが、昭和から平成に変わって10日目なので、なんと35年も続いています。冬の研修会と夏の現地見学会を細々と続けてきているのですが、ちょうど80回目の会となりました。
話題提供の一つ目は、SOさ...こまめ講演会・講習会・連載
話題提供の一つ目は、SOさんによる「視点 樹も観る、森も観る」というテーマです。来月アート系のレクチャープログラムで講義をすることになり、その予行演習とのこと。私たちが扱う植物の成り立ちから始まり、樹の見方、森の見方、把握の仕方、等を系統立てて紹介してくれました。
二つ目は、SUさんから「スゲでしめ縄づくりを進めるプロジェクトについて」。自然と共に受け継がれてきた文化に触れることで、大切な自然環境と文化を未来に繋いでいく活動を進めており、その一環としてスゲを栽培し、今はほとんどがプラスチック製になっているしめ縄をスゲで作ってみたそうです。正月に売られている注連飾りのスゲでさえ、材料はほとんど中国産とのこと!!びっくりでした。
三つ目は私から「富丘西公園における植生管理の20年」というテーマで、富丘西公園で進めてきた植生管理の作業の中で、刈り取ったススキを地元の工芸作家に活用していただき、葛布を織っていることを紹介しました。始めに聞いた時には??でしたが、捨ててしまうススキがこのような形で工芸作品の役に立っていることは、本当に素晴らしいことだと思っています。
最後には、初代の代表を務めたSAさんに一言いただきました。SAさんも94歳になり、年末には一月入院したにもかかわらず、不死鳥のようによみがえってきたそうです。毎年これが最後と言い続けてきましたが、きっと来年も来てくれることでしょう。
]]>ウワミズザクラ類http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43622024-03-10T05:38:27+09:002024-03-09T20:38:27Z2024-03-09T20:38:27Z笠 康三郎の 続・さっぽろ植物記 その9 ウワミズザクラ類
バラ科の中には、かつてプルヌス(Prunus)属という大きなグループがありましたが、現在はバクチノキ属、ウワミズザクラ属、モモ属、スモモ属、アンズ属、サクラ属という6つのグループにに分けることが多く...こまめ続・さっぽろ植物記笠 康三郎の 続・さっぽろ植物記 その9 ウワミズザクラ類
バラ科の中には、かつてプルヌス(Prunus)属という大きなグループがありましたが、現在はバクチノキ属、ウワミズザクラ属、モモ属、スモモ属、アンズ属、サクラ属という6つのグループにに分けることが多くなりました。このうち穂咲きのサクラとしてウワミズザクラ(Padus)属の樹木が、道内には3種あります。
ウワミズザクラ(Padus grayana)は主に石狩低地帯より南に分布し、5月の中下旬に開花します。3種の中では一番地味で、花もあまり目立ちません。
これに対してエゾノウワミズザクラ(P. avium)は、ユーラシア大陸北部に広く分布があり、道内では道北を除く道内に自生があります。5月の上中旬に開花する花は、花房が上向きにつき、花数は少ないけれどよく目立ちます。
展葉と共に無数の花が咲くため、遠目にもふわっと白く見え、車を運転していてもよく分かります。
シウリザクラ(P. ssiori)は、アイヌ語でシュ・ニ(苦い・木)から来ているといわれ、確かに枝を舐めるととても苦いです。この木は展葉が最も早い木で、しかも芽出しの時期には葉が赤く色付くことから、はっきり見分けがつきます。この場所は原野の中で陽当たりがよく、こんな色をしていますが、林の中ではここまでは赤くないにしても、他に葉がないのでやはり目立ちます。
開花は3種の中では最も遅く、6月の上中旬で、葉がすっかり繁ってから咲いてくるため、薄暗い中に妖艶さがあります。花房が大きいので、ダラリと垂れ下がるように咲いています。
滝野公園のカントリーガーデンを造った時に、ベニバスモモを設計に入れておいたところ、数年後に花が咲いてきたら全然違っていました。まさにウワミズザクラの仲間だったのです。
花後しばらくして見に行くと、あれっ??なんと葉が赤く色付いていたのです。いろいろ調べてみると、アメリカ産のバージニアウワミズザクラに‘カナダ・レッド’(P. virginiana 'Canada Red' )という葉が赤く色付く品種があることが分かりました。設計とは違っていたけれど、思わぬ品種が手に入ったのでよしとしています。
]]>健康診断http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43612024-03-09T05:51:11+09:002024-03-08T20:51:11Z2024-03-08T20:51:11Z昨日は朝から晴れていたので、朝日が真横から差し込み始め、眩しくてブラインドを下ろしたくなるほどでした。これが6時半ですから、お彼岸には更に10分くらい早くなることでしょう。夏至の頃にはこの画面の左端くらいから日が昇るのですから、毎朝これを眺めつつ、これか...こまめ健康
この時期に毎年予定を入れている定期健康診断。今回は午前中でも遅い時間だったので、終わったのが昼過ぎになりました。年明けから一日中パソコンとにらめっこだったので、視力がかなり落ちているかと思っていたけれど、左が 1.2 右が 0.7 と、ほぼいつもどおりに踏み留まってくれました。いまだに老眼にもならないので、メガネなしで乗り切りたいです。
外に出ると、お昼過ぎの日差しの眩しいこと。先日の雪が汚れていないので、余計眩しいのです。来週は気温も上がる予報なので、雪融けが進むことでしょう。
マルクラの花屋を覗いて見ると、あれれ?ミモザがあふれているとか思ったら、意外なことにありませんでした。そこまで一般的ではなかったのかな?
でも暖かい色のチューリップがたくさんあって、目の保養になりました。
スーパーの花屋に行ってみると、こちらではちゃんとミモザが売られていたけれど、よく見ると花がしなび始めていて「これならいらないわ…」といわれてしまったので、ピンクのアルストロメリアを一束買ってきました。感謝の気持ちは、ミモザでなくても伝わってほしいです。
]]>再び百合が原公園http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43602024-03-08T05:37:00+09:002024-03-14T02:05:12Z2024-03-07T20:37:00Z北区に成果品の納品を済ませてから、せっかくなので再び百合が原公園へ。アザレア展が終わって少し寂しくなったものの、まだたくさんの花が咲いています。花持ちのよさはピカイチですね。
先週気になっていた‘浜の粧(よそおい)’の花が、一つだけポトリと落ちていま...こまめ公園・緑地・緑道
先週気になっていた‘浜の粧(よそおい)’の花が、一つだけポトリと落ちていました。よく見ると雄蕊がなくなっているので、雄蕊が花弁化したもののようです。それにしてもこんなにひらひらと化けるものです。
マーマレードブッシュも先週よりたくさん咲いてきて、賑やかになってきました。挿し木した株が売られていたので、きっとたくさん売れることでしょう。
大温室のツバキも、地植えのものがどんどん咲き進んできて、とても賑やかになってきました。
地植えの‘玉之浦’も、ちらほらと開花してきています。やはり鉢植えものよりも本来の花型と斑の入りようになってきて、とても品のある姿できました。
温室の真ん中あたりで、まっ赤な大きな花を咲かせているツバキが。セッコウベニバナユチャ(Camellia chekiangoleosa)という原種だそう。中国の浙江省あたりに自生があるので、漢字では「浙江紅花油茶」となるのでしょう。まだ出回って日が浅いようですが、ちゃんとコレクションしているのですね。
先週はまだつぼみだったクレマチス・アーマンディー‘アップルブロッサム’(Clematis armandii ‘Apple Blossom’)が一斉に咲いてきています。ただ、とても高いところで咲いているため、間近に見られないのが残念ですが。耐寒性は−15℃くらいとのことなので、道南では越冬できるのでしょうか?
そして今日は国際女性デー。シンボルのミモザが世界中で飛び回っていることでしょう。ここにもテレビの中継や取材が入るのかな?
]]>海外研修(デンマーク編2)http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43592024-03-07T05:40:03+09:002024-03-06T20:40:03Z2024-03-06T20:40:03Z海外研修編もいよいよ最後になりました。1990年9月18日。コペンハーゲンのホテルの朝食は野菜もなく、トーストとリンゴ1個にハムが少しで、今までで一番悪いとメモにありました、バスで港まで行き、歩いて人魚を目指しています。こういう建物は百年ではきかないくらい古...こまめ旅行・交通・地図
「海岸に沿って新しいプロムナードができているが、結構遠い。人魚の像は、本当にたいしたことはない。」とあるので、始めから期待はしていなかったようです。
「そこから歩いて植物園に向かう。」とあってこの写真を撮していますが、花壇そのものはどこにでもある組み合わせだけど、たぶんタラノキが植えられていて写したものかと。夏から秋に大きな白い花を咲かせるので、鑑賞用にヨーロッパに持ち込まれていたようです。
植物園はコペンハーゲン大学の附属施設で、図面を見るとかなり小さい規模のようだけど全然記憶がなく、北欧4ヶ国目でそろそろ疲れが出てきたのかもしれません。「パームハウスは、外観は素晴らしいけれど中身はたいしたことはない。」とあるけれどその写真はなくて、ロックガーデンの写真が何枚か。このドライウォールは百合が原公園にあるものとそっくりです。
橋にアイビーゼラニウムのハンギングを付けるのが当時は流行っていたのか、いろんなところで見ています。大学の植物園でそこまでやるか…と感じますが。
フクシアのスタンダード作りを見て、私の恩師が農場の技官に作らせていたのを思い出しました。バラとローズアカシアとフクシアのスタンダード作りをたくさん作り、農場で払い下げ(販売)していたのです。ここでは露地で越冬できるのか、ずいぶん茎が太くなっていました。
「もう少し見たかったけれど、雨が強くなってきたのであわてて駅までバスで戻る。寒いのでホテルに戻ってセーターを取ってきて駅で昼食。オープンサンドでボリュウムは満点。」とありました。歩いて古い街並みが残されているストロイエへ。途中にこんな建物がありました。たぶんナツヅタのようだけど、どうやって剪定しているんだろう?
北欧の町もイギリスも、日本みたいに様々な建築物が乱雑にひしめいているような所はどこにもなく、古い建物を外観はそのままでちゃんと使いこなしています。文化の違いといえばそうなんでしょうが、こうして見返していくとなんか我が国の街並みは情けなくなってしまいます。
※ここからイギリスに移動しましたので、こちらに続きます。]]>海外研修(デンマーク編1)http://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43582024-03-06T05:39:51+09:002024-03-05T20:39:51Z2024-03-05T20:39:51Z1990年のヨーロッパ研修旅行編は、あと一つデンマークが残っていました。オスロから夜のフェリーに乗り、翌日9月17日9時ににコペンハーゲンに入港。ホテルに荷物を置いてまずは王立大学へ行き、都市計画や公園計画、町の再開発など、一緒に行ったA先生のヒアリングを済ま...こまめ旅行・交通・地図
目的はここにあるルイジアナ近代美術館。彫刻作品のコレクションが素晴らしいので、是非行ってみたかったのです。「駅前はのんびりした田舎町の雰囲気。サインを頼りに田舎道をポコポコ歩くと、手入れのいい庭が。」
前にヘンリー・ムーアのこんな作品がなかったら気が付かないほど、美術館の外観はひっそりした建物です。
なんでルイジアナなのかと思って調べてみたら、ここを造った富豪は3回結婚したけれど、奥さんの名前はみんなルイーズだったそう。今では『世界で一番美しい美術館』と言われているそうです。そんな美術館の入口がここだなんて!
「中に入ってびっくり。ムーア、サム・フランシス、ウォーホール、ジャコメッティーと、オールスターが勢揃い。とにかく開いた口が塞がらない。」とのメモが。
屋外にも彫刻が点在しているので、中と外の関係が実にうまく設計されているのです。オーナーなのか、設計者なのか分かりませんが、とにかく抜群のセンスだと思いました。
今パンフレットを読み返すと、なるほどこういう関係だったのかと改めて感心。回廊で繋ぐことにより、外の雰囲気をうまく取り込んでいたのです。たぶん行った時には興奮して、こんなものを見ていなかったのではないかと。
メモには「外がまた素晴らしく、海峡を前にゆったりとした庭園が広がり、マグノリア、ブナ、トウヒなどが豊かな樹林を作り、ムーアの作品がでーーんと座っている感じが素晴らしい。」と、かなり興奮していた様子。私もこの時は30台なので、感性がまだ錆び付いていなかったようです。
]]>お食い初めhttp://blog.sapporo-ryu.com/?eid=43572024-03-05T05:35:02+09:002024-03-04T20:35:02Z2024-03-04T20:35:02Z日曜日は余市へ。土曜は大荒れでしたが、日曜は朝から晴れて移動も楽でした。孫8号は女の子で、3日で99日目。うまく日曜に当たったのでお食い初めをやることにしました。棚の上にはうちから行ったかわいいおひな様が。
次男は関東を点々としていたので、その時の...こまめ余市ランセッカ
次男は関東を点々としていたので、その時の二人はお食い初めをすることができませんでしたが、あとはちゃんと真鯛を買ってきています。昔娘が生まれた時に、折にふれて鯛を買ってくるのでかみさんには不思議がられていましたが、愛媛ではめでたい時には鯛が必ず登場するのです。しかもこのスーパーは愛媛から直送ルートがあるので、本当にありがたい。
本人にとっては迷惑でしょうが、儀式だから我慢してね〜とひとしきり撮影タイムを作り、あとはみんなで鯛をいただきました。赤飯にはとてもよく合うのです。
食後のデザートには、仁木のYさんがアップルパイを作ってきました。このリンゴは「国光」で、今では全く流通しませんが、酸味が強くて加工には最適です。ちびちゃん達もムシャムシャとあっという間に食べてしまいました。雪が融けたら農作業が始まるので、娘はこれからが試練の日々。でも農家の子供は、畑に転がされてもたくましく生きていけそうです。
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