紛らわしいもの

  • 2014.09.28 Sunday
  • 06:01
昨日は午前中北大の圃場で汗を流し、午後から中島公園へ。今日の午後から「中島公園見どころ探訪ツアー」をやるので、昨日はその下見に行きました。昨年までは公園の仕事をやっていたので、しょっちゅう歩き回っていましたが、今年は春先に一度見ただけなので、やはり一度歩いておかなければなりません。
今年の春には『中島公園三十三選』のリーフレットができたので、これを元にご案内すればいいのですが、やはり道すがらいろんな植物の特徴や見どころ、似ているものとの見分け方などをお話ししなければと思い、そんな目で見て歩きました。
コンコロールモミ プンゲンストウヒ

例えばこんな木は、普通の人には同じに見えているのでしょうが、かたやモミノキの仲間、こなたはトウヒの仲間なんてことまで話してよいものやら… ちなみに左はコンコロールモミなので葉先が丸く、チクチク痛くないので私はよく使います。これに対して一時はメチャクチャ植えられていた右のプンゲンストウヒは、葉先が鋭く尖っているので、私はほとんど使ったことがありません。遠くで見れば似たようなものですが、近くで比べてみるとこんなに違うのです。
葉の比較

これまで何度も話題にしてきたズミとエゾノコリンゴの違いも然り。目くじら立てて区別した方がよいものやら、野生のリンゴだからとひとくくりにしてよいものやら。でもズミの木にエゾノコリンゴという樹名板が付いていると、やはり違うんですけどぉと思ってしまいます。
ズミ

先日滝野公園のカントリーガーデンで、おやこんな所にエゾノコリンゴがと、それらしいものを一本見つけてしまいました。昔はエゾノコリンゴの方が実が大きいと覚えていたこともありましたが、それは必ずしも正確ではないと図鑑にはあります。でもこれまで見たエゾノコリンゴは、すべてこのように実が大きかったなぁ…。来年花を確認すれば、晴れてエゾノコリンゴと札が付けられそうです。
マルスの比較
(カントリーガーデンの中で見つけたエゾノコリンゴ?らしきもの(左)とズミの比較)

そういえば、20年ほど前に中島公園の樹木調査をやったことがありました。現在のKitaraの真裏に、見た目はキハダにそっくりだけど、樹肌や実の付き方が違う木がありました。
ウルシ
小さな図鑑では分からないので、なんとか木に登って葉や実を取って会社に帰り、図鑑と首っ引きで調べてみると、なんとウルシ(ツタウルシやヤマウルシではなく本物の木ウルシ)だったのです。時既に遅し。当時の私の相棒は林学科の出身だけどウルシに極端にかぶれやすいアレルギー体質だったので、翌日から顔がパンパンに腫れて休んでしまいました。一番いじくっていた私は何ともなかったので、多分ウルシの耐性があるのでしょう。今まで一度もかぶれたことがないのはそのためのようでした。そんな紛らわしいものが中島公園にあることも話しようかなぁ…(^^;)
コメント
先生にお聞きしたいときは、こうすればいいですね。
葉と実をこうすればいいと確認しました。昨日、ガーデン街道ではなく、紅葉街道(私がネーミングしました、それも昨日)を楽しんできました。
本当は、朝早く、三国峠まで、層雲峡の町中の紅葉状況をみながら・・が、十勝岳まで行きました。十勝岳が最高でした。
後藤純男美術館から十勝岳煮にぬける道道291に植えてある低木の赤い小さな実をつけている木があり結構長く・・確か、ズミかなと思っていたらなんか違う、もう少し、実が大きく,葉も違う・・今度、写真に先生のように写します。
コンコロールモミとプンゲンストウヒの違いが今までよく分からなかったのです。今回、ハッキリとわかりました。感謝です。また、ズミとエゾノコリンゴがよく似ていることも分かりました。ありがとうございます。
  • 勝俣 友了
  • 2020/05/23 3:34 AM
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