マルス満開

  • 2014.05.25 Sunday
  • 06:00
上川から戻った時、札幌はずいぶん寒いなぁと思ったら、上川よりも低かったようで。昨日もなんだか冷え冷えとしていました。
今年はいろんな予定が二週間おきになっているので、だんだん体のリズムがそれに合わされてきたように感じます。北大の圃場整備ボランティアも二週間おき。先日の雨で芝生もしっとりし、芝草も雑草も一斉に伸び始めてきました。さっそく今年初めての芝刈りやら除草やら、OB4名と三年生1名の5人で、時間いっぱい作業をがんばりました。マルス類が見事な花を咲かせているので、道行く人がみなさん見とれて写真を撮し、あれこれ聞いて仕事にならないので、フェンス近くには行かないようにしてました…(^。^;;
圃場整備

今年はエゾヤマザクラも例年になく色濃く咲いたように感じましたが、このマルスもこれまでになく見事な咲きっぷり。ちゃんとマメに剪定しているので、花着きがよくなっていることは確かですが、今年の花は本当に見事でした。
マルス

マルス類はそれほど種類が出回っていないので、品種はある程度分かりやすいはず。でもこれほど濃厚な花を咲かせる品種はあまり見かけません。葉が赤みを帯びるものは‘プロフュージョン’や‘アルメイ’などがありますが、これはかなりの花弁数なので、‘アメリカンビューティ’なんでしょうか?
アメリカンビューティ

圃場の片隅に勝手に生えたマルスがあります。もう2mを越えるほど成長していますが、これにも今年はびっしりと花が咲いていました。今まで咲いたことすら気付かなかったのですが、よく見るとどうもエゾノコリンゴ(Malus baccata var. mandshurica)らしいのです。葉に切れ込みがなく、つぼみのうちからほぼ真っ白、花梗が長く花は大型等の特徴からはどう見てもエゾノコリンゴでした。
エゾノコリンゴ

参考までによく似ているズミ(Malus toringo)(種小名がトリンゴになっているのは、命名者のシーボルトがコリンゴを聞き違えたようで…)の写真も挙げておきます。つぼみは赤く色づき、開くにつれて白くなっていくのが大きな特徴だし、葉には欠刻があるのが普通です。
ズミ

私はみんなより早く来て、刈りにくいところの芝刈りをやっていました。すると芝生の中にか弱い茎をまっすぐに立て、小さな花を咲かせているコテングクワガタ(Veronica serpyllifolia)がありました。花の大きなオオイヌノフグリ、茎が這わずに直立するタチイヌノフグリはやたらと目立ちますが、こちらはそんなにはびこるということはなく、ひっそりと咲いています。
コテングクワガタ

ベロニカがもう一つ、こちらは茎が立たずに地面を這うベロニカ・レペンス(V.repens)が真っ白に花を咲かせていました。たまに園芸植物として売られていることもあり、グラウンドカバープランツとしても使えます。この圃場には、昔から雑草化して生えていました。
レペンス

ハードな一週間の疲れを癒すのもここの作業の目的の一つなのですが、午後からも残業してしまったので、結構ハードな一日になってしまいました。でもこんな場所があり、終日体を動かして植物に触れることができるのは、最高のぜいたくと言えるでしょう。
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