サクラのコブ病

  • 2012.04.26 Thursday
  • 07:28
昨日道新の取材を受けました。サクラについてということなので、コブ病を初めとする病気のことなどから、公園の植栽のあり方みたいな話にまであれこれ話をしました。

サクラのコブ病は1970年代に(本によると80年ころ)発見されたことになってますが、昔借用してコピーをとっていた市役所の古いスクラップ帳から、1967.3.28に「サクラの枝にこぶが出来る奇病が市内で広がる」という記事を見つけていました。結構昔から札幌市内に広がっていたことが分かります。

私が初めて意識したのは、1989年に滝野公園渓流ゾーンで、植物管理マニュアル作成のため調査に入った時です。この時既に半数近くがひどく侵されており、かなりのサクラを伐採したり枝の処理をしたため、何とか拡大を食い止めたことがありました。

特にエゾヤマザクラが街路樹等にたくさん植えられている円山地区では、見るも無惨な罹病株が至る所にあり、市に何度か申し入れを行ったことがありましたが、この取材を前に円山地区を一回りすると、気味が悪くなるほどのコブだらけのサクラがまだたくさん放置されていました。

コブ病2

この原因は長らく不明とされてきましたが、1997年に宮崎大学農学部の研究者により、シュードモナス・シリンゲ(Pseudomonus syringae)群細菌であることが確認されたようです。細菌であるため、通常の殺菌剤では効果がなく、罹病枝(あるいは株全体)を焼却するしか方法はありません。

こんな気持ち悪い状態のまま、公共空間に放置して細菌を振りまいているのは本当に困ったものです。

コブ病1

(大通西24丁目 北洋銀行円山支店前)
コメント
笠さん、ご無沙汰しております。
相模原に転居して季節が一巡りし、去年の今頃は余裕がありませんでしたが今年は桜をたくさん楽しむことができました。札幌はこれから花の季節ですね。

写真が以前住んでいた場所のすぐ近くなので懐かしく拝見しました。枝が密集していて、これはさすがに気持ち悪いなぁ...と思っていたのを思い出しました。早く何とかなることを祈ります。
  • やまだ(ながみね)
  • 2012/04/27 1:12 PM
あれま…)^o^(
まだ誰にも教えていないブログに行き着いたんですか?びっくりです。コメントありがとうございます。
一年前は本当に大変でしたねぇ。地域の方たちも早く学校が戻ってくれることを切望していることと思います。

札幌はようやくカタクリやミズバショウの季節ですが、暖かくなってきたので、あとは一気に進むかもしれません。

去年の2月に相模原公園に行き、メタセコイヤの葉が出たときに行ってみたいと思ってました。たくさんの花を楽しんで下さいね。
  • こまめ
  • 2012/04/27 5:58 PM
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