植物画家 太田洋愛さん

  • 2014.01.21 Tuesday
  • 06:03
先日植物園に行った時に、入り口のパンフレットコーナーで、思わずオッと小さく叫んでしまいました。「牧野富太郎に憧れた植物画家 太田洋愛」展の案内だったのです。よーーく見ると、場所は牧野記念庭園記念館とあり、かなりがっくり・・・やっぱり東京かぁ。
  太田洋愛展

我が国の植物画の系譜は、江戸時代の本草学の頃から、世界的に見てもかなりのレベルに達していました。しかしなんといっても、牧野富太郎の存在が圧倒的なものとなりました。超が付くほどの緻密さで、しかも毛の一本まで正確無比に描写された絵は、見ていてゾクゾクするほどのものでした。こちらはたまたまですが、ちょうど東京に行く用事があった時に、新宿の小田急美術館で植物画展があり、たくさんの原画をじっくりと見ることができました。高知の牧野植物園でも展示されていますが、こちらは植物画に限定されていたので、特に印象的だったように思います。
  牧野展

太田洋愛さんは、趣味の園芸の表紙を飾る植物画家として、ちょうど大学に来た頃に知りました。改めて引っ張り出してみると、婦人百科の中から独立して冊子が出たのが1973年4月からで、この時から表紙に登場していたようです。
  趣味の園芸
  (これは創刊一年目の1974年4月号。桜の絵は太田さんの代表作です。)

1974年といえば、大学の3年になったばかり。花卉・造園学教室に配属が決まり、さぁがんばるぞ〜と雪融けを待ちかねて圃場に飛び出していた頃です。

太田さんは若い頃に牧野先生から、「労多くして報われることの少ない仕事であるが、大変重要な仕事であるから頑張るように」との励ましの言葉と、ケント紙、丸ペン、墨、面相筆を送られたのだそうです。以来、牧野さんを慕いつつ、その言葉通りに植物画界の第一人者として活躍されました。
私も植物を扱うのだから、こんな絵が描けたらいいなぁ…と思っていたところに、ちょうど「アトリエ」で‘植物画の描き方’という、太田さんの特集が出たので早速やり始めたのですが、なんだかんだと三日坊主に。母はとても絵がうまいので、私にも遺伝しているはずなんですが、努力が足りなかったということでしょう…(>_<)
  アトリエ
もう少し余裕のある生活ができるのであれば、やってみたい気持ちはあるのですが、この状態ではまだまだ無理そうです。それにしても、3月末までに東京に行く用事ができないかなぁ…
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