新得の花から〜(その3)

  • 2012.06.17 Sunday
  • 07:19
最後に狩勝高原園地の植物から。
木曜の8時過ぎ、濃霧の狩勝峠を越えると、温度計がガクンと下がりました。南富良野側では12℃くらいあったのに、十勝側は何と6℃に下がり、車から降りると身震いするほどの寒さでした。こんなに厳しい環境で梅園を維持していくのはかなり大変なことです。

そんな狩勝高原園地では、先月ほど目立つ花はありませんでしたが、かわいい花がいくつも咲いていました。一番うれしかったのはスミレ(Viola mandshurica)です。札幌ではタチツボスミレ系ばかり見ているので、濃い紫色のスミレを見ると懐かしく思ってしまいました。

スミレ
長い葉が特徴的なスミレ

草むらでかわいい花を咲かせていたのが、エゾノクサイチゴ(Fragaria yezoensis)です。私たちが食べるイチゴ(オランダイチゴ)と同じ仲間なので、草姿がよく似ていますし、果実は小さいけれど食べることができるそうです。

クサイチゴ
キリッとかわいい花

流れに沿って少しじめじめした場所では、マイヅルソウが満開になっていましたが、その合間にズダヤクシュ(Tiarella polyphylla)がたくさん花を咲かせていました。

ズダヤクシュ

不思議な名前ですが、ズダとは信州で喘息のことをいい、喘息に効く薬種という意味からこのような名前になったそうです。いかし薬草の本をいろいろ見ても、薬理は不明とあるので、どこまで本当かは分かりませんが。
この花は、咲き終わると共に果実がどんどん肥大し、上の方と下の方ではずいぶんと表情が違ってきます。地味な植物ではありますが、よく見ると面白いものです。

花のアップ

ここは狩勝峠から5分ほどの山の中なので、クマも近くにいるようですし、エゾシカはいつも園内をウロウロしています。気を付けないと糞を踏んづけそうになるので、気を付けなければなりません。

シカの糞
エゾシカの糞

生き物と言えば、木を叩いたら目の前にミヤマクワガタの雄がポトンと落ちてきました。興奮して角を振りかざしてましたが、こんなに早く出ているのですね。こどもが小さければ、いい土産になったのですが、こまめでは鼻を挟まれるのがオチでしょうか…(^。^;;

ミヤマクワガタ
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