ウメの剪定講習

  • 2013.08.08 Thursday
  • 06:40
昨日は新得の狩勝園地で、ウメの剪定の指導日。いつものSさんと出かけてきました。道東道をトマムICで下り、狩勝峠まで事務所から約2時間あまり。本当に近くなったものです。峠で一服しようと展望台に行きましたが、残念ながら十勝側はガスがかかり、展望がききませんでした。
狩勝峠
狩勝峠は標高が644m。日勝峠が1,024mですからかなり低く感じますが、それでも晴れていれば雄大な風景が見られます。季節風が落合側から吹き抜けるせいか、峠のカラマツは見事な風衝形(ふうしょうけい)になっていました。これは風によって樹形が偏形する現象で、芽がガッチリと守られている冬季間の風よりも、成長期の春から夏の風の方が強く影響を受けます。ただ冬季でも、氷雪の粒によって機械的に削られて変形することもあるので、よく調べないと分からないのです。
風衝形

園地に着くと、エコトロッコは夏休みらしく、家族連れで賑わってました。出迎えてくれたT社のNさんは、つなぎに地下足袋姿と、かなり気合いが入ってました♪
地下足袋

私とSさんは、対象木をどれにするか下見に。広い園内は、セミ時雨に包まれており、湿度が高いためにムンムンとした草いきれで、少し息苦しいほどでした。前回調査に行った二ヶ月前には、遅れていた花が散ったばかりで、実がどのくらいの歩留まりになるか分かりませんでした。今ちょうど実を取る時期ですが、実付きのいいものと悪いものがかなりはっきりと分かれていました。
梅の実取り
やはり春先の低温の影響が出たようです。それでも場所によってはけっこういい成りをしているところもありました。数が少ない分、実も大きいものが多く、取るのは大変ですが、美味しい梅酒などに加工できそうでした。
梅

お昼は峠から下りてすぐのロッキーに。お昼時はけっこう混んでますが、手際がいいのですぐに出てきます。私は普段食べないものをと地鶏ラーメンを、Sさんも珍しくもつ煮込みラーメンを食べることに。思いのほかあっさりして、美味しかったです。
地鶏 もつ煮込み

午後からさっそく実技指導。この時期に行う剪定方法について、かなりきめ細かく指導がありました。このウメを管理しているお二人は、本当に熱心なので、とても教え甲斐があるとSさんも感心していました。ウメはこの時期になると、長枝(ちょうし)と呼ばれる徒長枝(とちょうし)がたくさん発生して、樹冠内部を鬱閉させてしまいます。不要な長枝の見分け方、切り方、さらには来年の結果母枝(けっかぼし)の作り方などがポイントになります。
剪定前
私も高枝切り鋏を持っていったので、下からパチパチと加勢して、四人がかりで一本をきれいに散髪できました。普段あまりやらない剪定ですが、この作業によって来年の結果母枝の充実度が高まります。
剪定後
さらにもう一本を片付けて実技指導を終えましたが、このような地道な作業の積み重ねによって、春の花が咲いていることを知っていただきたいものです。本当にお疲れさまでした〜
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