タンポポの季節

  • 2013.05.21 Tuesday
  • 07:08
昨日町に行くために、近くのバス停でバスを待っていると、買い物帰りのおばさんが。手にタンポポの花を10本くらい握って歩いて行きました。持ち帰って、コップに挿すのでしょうか?室内で開けばいいけれど…と心配になりましたが、春らしくて気持ちがほんわかするひとこまでした。

確かに日だまりでは、一斉にタンポポが咲いてきています。舗装のひび割れのような、日差しで暖まりやすいところから咲いてきていますが、日差しを受けると全開するタンポポの花は、春らしい陽気のシンボルかもしれません。
タンポポ2種
(葉の切れ込みが深いアカミタンポポ(左)と、セイヨウタンポポ(右)  2013.5.16)

先日来調査に行っていた場所にも、舗装の中からたくさんのタンポポが咲いていましたが、ここでもセイヨウタンポポ(Taraxacum officinale オフィキナーレは薬用の)よりも、アカミタンポポ(T.laevigatum レビガーツムは平滑な)の方が優勢になっていました。葉の切れ込みだけでは、正確な判断ができず、タネで確認しなければならないのですが、いつも行く無人島で区別の必要性に迫られているうちに、かなりの精度で区別できるようになりました。名前の通り、アカミタンポポのタネの色は赤いのです。もっとも、ヨーロッパではこの二種を種として分けず、ひとくくりにしているらしいので、余り細かくする必要もないのかもしれません。
タネ2種
(タネが赤みを帯びるアカミタンポポ(左)と、セイヨウタンポポ(右)  渡島大島で)

昨年は、いつも仕事をしている富丘西公園の中で、エゾタンポポ(T.hondoense エゾなのにホンドエンセとはこれいかに?)の小群落を発見。山道などでも、ぽつんぽつんと点在する程度の生え方なんですが、ここではかなりまとまって生えていました。とてもタンポポが生える環境とは思えない、薄暗い林内に生えているのです。開花数も少ないので、やっと生き延びてている感じがします。
エゾタンポポ
(林内の薄暗いところで花を咲かせるエゾタンポポ  富丘西公園、2012.5.23)
外来の2種のタンポポは総苞片が反っくり返っているのに対し、エゾタンポポはやさしく花を包み込んでいます。
総苞片

何度も言いますが、私の育った松山では、町中はさすがに真っ黄色ですが、大きな公園などでは今でも芝生の雑草はシロバナタンポポ(T.albidum アルビヅムは淡白色の)が主流で、申し訳程度にセイヨウタンポポが生えている程度です。先日も健在振りを見て、ニマッとしてしまいました。気候が合っているのでしょうかねぇ…?
シロバナタンポポ
(松山総合公園の雑草になっていたシロバナタンポポ  2013.4.3)

さて今日はこれから滝野公園。真駒内桜山辺りが満開で、駒岡辺りを桜前線が進行中のはず。どこで追い越すのか楽しみです〜
コメント
松山の白いたんぽぽって初めて聞いて驚きました。
和気にも咲いてたのかな?
  • ケヤキの向こう
  • 2013/05/22 10:09 AM
ケヤキの向こうさま
いつもツクシを取りに行っていた線路脇など、和気にはシロバナしかありませんでした。
中学に入って、司祭館の横で初めて黄色いセイヨウタンポポを見てびっくり。
わざわざ家に持ち帰り、ばあちゃんに見せた記憶があります〜
  • こまめ
  • 2013/05/23 7:16 AM
線路脇なんかいつも行っていたけど
気が付かなかった・・・w

たんぽぽは黄色いと本で読むとそうだと思う
一種の洗脳だなあ。
私はがっくりだわ。
  • ケヤキの向こう
  • 2013/05/25 10:01 AM
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