狩勝園地での調査

  • 2012.05.19 Saturday
  • 19:20
昨日から、新得町にある狩勝園地での調査に行ってました。
狩勝峠を越えてすぐ、サホロリゾートの向かい側に、新得町が整備した梅園や桜並木などがある狩勝園地という公園(?)があります。昨年からT社のお手伝いで、梅園の立て直しや桜並木の保全策などについて調査を進めてきました。

梅園のウメはまだほとんど咲いていませんでしたが、桜並木はちょうど満開で、なかなか見応えのある風情でした。
(でも、見に来る人がほとんどいないのは寂しいですね。とてももったいないと思いました。)

桜並木
狩勝旧国道の桜並木

このサクラは、1932年(S7)に狩勝越えの道路が整備された記念として、新得の青年団が周辺の山から地堀した苗木を植えたものです。したがって約80歳の老木ですが、当時のサクラはあまり残っておらず、後に補植したものがたくさんあります。現在は道路が切り替えられているので、園地の中の道路の並木になっているのです。

大木
最も樹形のきれいな大木

並木
補植された桜並木

このサクラにテング巣病がたくさん着いているため、早急に切除するための調査を行いました。二日間上ばかり見ていたので、首が痛くなってしまいましたが、直ちに作業に入っていただけるとのことで、一安心しました。

テング巣
テング巣病の罹病枝

今回の出張の目的のもう一つの目的が、ウメの剪定の見直しです。花を見せるのか実を目的にしているのか、町の方針がはっきりしていないことや、高冷地でありウメの植栽の限界をもともと超えていること、作業員さんに過酷と言えるほどの作業ボリュウムを課していることなどから、どうしても剪定が甘くなってしまい、樹形の乱れが目立っていたのです。

そこで旧知の樹木医であるS氏に同行してもらい、剪定講習を行いました。私よりもお年を召している方ですが、まだ現役の植木屋さんであり、するするとウメに登って大胆な剪定を行っていただきました。見違えるほどの樹形の変わり方に、町職員や作業員さんもびっくりしていました。

剪定講習
身軽にウメの剪定を行っているSさん

続いて作業員さんに剪定を行っていただき、どのように剪定方法を変えていけばよいか、じっくりと勉強していただきました。作業員さん達に、とても喜んでいただけたのが嬉しかったです。

実技

二日間、かなり厳しいスケジュールで調査や講習をこなしてきましたが、やっぱり現場はいいですね。肉体的に以前よりもきつくはなってきましたが、これからも元気にこなしていきたいと思いました。

帰り道、狩勝峠から見た十勝の山野はとても見事なのですが、まだ山の木木が芽吹かないこの時期、感動的なのがダケカンバの姿です。まるで日本画を見ているかのような光景が峠から見渡せます。これは、高速道路を走っていては絶対に見られない風景でしょう。

ダケカンバ

今週はめちゃくちゃなスケジュールで動き、今日も早朝からずっと活動していたので、さすがにぐったり。こまめに遊んでもらわなくちゃ。明日は、新得で見た様々な植物たちについて報告したいと思います。
コメント
リう&Sのコンビ。
最強ですね(*^_^*)
りう&あ、だと、嵐ですね(;一_一)
  • 2012/05/20 5:42 AM
あ さま
なかなかハードな出張でしたが、現場好きのSさんと一緒だと楽しかったです。今年は新得通いが多くなりそうです。
りう&あコンビで滝野公園にも嵐を巻き起こさなくちゃ…(^。^;;
  • こまめ
  • 2012/05/20 7:15 AM
ハードスケジュールですね!うちの梅も何とかしなくては・・・
四季の杜は順調に芽を出していますよ!
  • 公園おばさん
  • 2012/05/20 9:16 AM
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