悩ましい木

  • 2020.10.12 Monday
  • 05:43
道内で見られる樹木は、草本と違ってそんなに数がないので、分からない木はほとんどありません。ところが先日の出張では、頭をフル回転しても疑問が残り、帰ってから図鑑で確認して納得したものが幾つも出てしまいました。

まずは旭川駅の南口広場に植えられている木。アオダモの樹名板が付いて、確かにアオダモなんだけれど、なんか雰囲気が違うのです。道内に出回るアオダモは、ほとんどが山採りした木を養成したものなので、すらっと細身だし、樹形もばらばらです。でもここのアオダモは幹が太くがっちりしていて、樹形も揃っているのです。
南口広場

そもそもここには、開業当初はヤチダモが植えられていたはずです。戻ってから昔の画像を見てもやはりヤチダモで(2014.6.9)、この時にも本当にヤチダモかなぁ?M庭園さんが導入している園芸品種じゃないのかなぁ?と言っていたことを思い出しました。いつの間にアオダモに代わったのかな?
ヤチダモ

翌日早朝に再度確認に行くと、東側8本はすべてこのタイプのヤチダモですが、西側にある9本のうち、このタイプは3本で、残り6本は道内に流通している樹形がばらばらなヤチダモでした。がっちりしたタイプは、多分本州で苗木から養成したものだと思いますが、なんで全部同じタイプじゃないのかなぁ?
葉の様子

その先のイオン前に列植されている木にも、??マークが点滅。どう見てもアサダなんだけど、アサダはまず流通していないし、なんでここにこんなにたくさん植えられているんだろう?何か違う樹種があったかなぁ?
並木

花や果実がなければなかなか見分けにくい樹種ですが、図鑑と見比べてもやはりアサダです。広場やこの辺りの設計は本州の事務所の設計だったはずなので、本州産の意外な樹種なのかもしれませんが。
アサダ

森のガーテーンでも、混み合ったところから移植してきたという木を見ると、赤いアズキナシのような実が付いていました。この葉はアズキナシではないし、低木状の樹形なのでやっぱり違います。道内ものだとワタゲカマツカの可能性があるけれど、葉がこんな小さかったかなぁ?
赤い実

ワタゲカマツカの自生木は一度しか見たことがなく、様似の観音山でつぼみ状態の木を見たことがありました。(2005.6.4) この時期だと「ワタゲ」と名付けられたことがよく分かったけれど、葉はかなり大きかったのです。でも選択肢としてはワタゲカマツカしかないので、枯れずに残ったはがたまたま小さかったということにしましょうか。
ワタゲカマツカ

年に何度かこういう悩ましい樹木に遭遇しますが、それはそれで面白い発見があり、図鑑を改めて見るので勉強になるものです。
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