知新の駅

  • 2020.09.03 Thursday
  • 05:52
今年は台風や低気圧に向かって吹き上げてくる強風が、熱気と湿度を運んできて、蒸し暑くなることが多いように感じます。本州方面は台風の直撃が心配ですが、遠く離れた北海道でもこんな影響を受けています。

昨日は厚別の現場まで行ったついでに、北広島でやられている「野幌原始林の自然環境」の展示を見てきました。場所は北広島団地の中にある北広島市エコミュージアムセンター「知新の駅」。少子高齢化のために閉校になった学校の跡地に、いろんな施設と共に入っていました。
知新の駅

いかにも校舎の中という感じの間取りですが、中に入るといきなりマンモスが。これは市内の小中学生が約千人も関わって作り上げたもので、発泡スチロールとヤシの繊維などで作られているそうです。分解して運べるようになっているので、他の施設に出張することもあるとか。
マンモス

野幌原始林といっても、札幌の人だと野幌森林公園を考えてしまいますが、実は森林公園からはかなり離れた北広島市街地の近くの国有林内にあります。1921(T10)年に天然記念物指定、1952(S27)には特別天然記念物指定を受けている貴重な原生林ですが、骨格となっていたトドマツ林はその後台風などで衰退し、手つかずの広葉樹林として保全されてきました。
野幌原始林

私は昔から知ってはいたのですが、中に入れないので、どんなものだろうかずっと気になっていました。ところが例のボールパークが国有林に隣接した場所にできることになり、急に身近な存在になったわけです。黄色く区切られた3つが特別天然記念物に指定されていた区域で、ボールパークのアクセス道路を建設することになったことから、バッファーゾーンを設置することになり、赤く囲われた部分が新たに特別天然記念物の指定を受けました。
位置図

詳しい調査はこれからなので、なんとか紛れ込めないかと密かに考えてはいるのですが、ちゃんとした学者じゃないと無理だろうなぁ…(>_<) 今年の調査で入った時に、エゾシカの全身骨格が落ちていたのだそう。そのうちクマの骨だって落ちているかもしれませんねぇ。
鹿の骨

入り口のパネルの日付は毎日更新されているので、誕生日記念に1枚撮してもらいました。内部はチシマザサ(根曲竹)がかなり広がってきて、林床植生が単調化しているとの情報もあります。
プレート

施設内は博物館的なものと郷土記念館的なものが合わさった感じで、島松沢で中山久蔵によって栽培された「赤毛」種の解説などもあるし、図書コーナーも充実しています。この方面の方にはお奨めの施設です。
赤毛

場所がちょっと分かりにくく、広葉交流センター「いこ〜よ」の看板が入り口の目印です。
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