カルセオラリア

  • 2020.08.03 Monday
  • 05:45
数日前家に帰ったら、テーブルの上に見慣れない草が花瓶に入ってました。聞いてみると町内のGさんの家に行ったら、ずっと名前が分からないので気になっていた。ご主人ならきっと分かるだろうと渡されたのだそう。さっそく写真を撮して事務所で調べて見ることに。
見本

花の様子から、カルセオラリアの仲間であることは推測できましたが、この属は400種もあり、南米からニュージーランドにかけて自生があるので、なかなか見当がつきませんでした。画像検索をかけて根気よく探していくと、何百枚目かにようやくそれらしいものに行き当たりました。カルセオラリア・トリパルティータ(Calceolaria tripartita)という一年草です。
カルセオラリア

ちょうど用事で家に帰ったので、さっそくGさんに報告に行きました。どんな風に生えているのかと思ったら、ほとんどが家の北側か西側の日陰で、砂利敷きの間に無数に株が生えているのです。
裏側

家の裏側なので、古い材木や壊れたスコップなどが置かれているところでは、それに寄り添うように株が大きく育っていました。これをわざわざ買ってきたわけではなく、何かにくっついてきて知らぬ間に増えていったそうです。もう10年以上前からあるけれど、ずっと気になっていたので、奥さんが来たついでにお願いしたのよ〜とのこと。
大きな個体

昔は花に穴が空いていたのに、最近の花はみんな口を閉ざして開いてないのだそう。それでもタネができて毎年生えてくるので、可愛がっているの。ようやく名前が分かってよかったと、たいそう喜んでくれました。それにしてもどんな経路でここまでたどり着いたのでしょうねぇ。
花のアップ

こんな植物が日本に入っているのか調べて見ると、わずかながら情報が入っていました。今年の2月には鹿児島大学の先生たちが、徳之島の山中でこれを発見し、「サケバキンチャクソウ」と和名が付けられていました。パルティータは「深裂する」という意味だけど、せめて「キレバ」ならまだしも、このカタカナを見て「裂け葉」と思う人は何人いるのでしょうか・・・

サケバキンチャクソウ
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