オオハンゴンソウ

  • 2020.08.01 Saturday
  • 05:45
盤渓ではようやくオオハンゴンソウ(Rudbeckia laciniata)が咲き始めました。スキー場があるくらいなので、町中よりはかなり遅れています。このくらいの姿であれば、まだかわいいと感じますが、やがて真っ黄色に道端を埋め尽くすようになると、『特定外来生物』に指定された理由がよく分かってきます。あまりにも風景に馴染んでしまっているので、道民はもちろん観光客なども、危険な外来種だなんて全く知らないでしょう。
オオハンゴンソウ

本種は、我が国に自生しているハンゴンソウによく似ていることからこの名が付けられたそうですが、一体どこが似ているというのでしょうか… ハンゴンソウ(Senecio cannabifolius)は、同じキク科に属していますが、セネキオ属なので花の様子がかなり違います。花だけを見れば、かつてセネキオ属だったシネラリアによく似ています。
ハンゴンソウ

ハンゴンソウ(反魂草)という和名は、葉の形が手の平のようで、葉が揺れると魂を呼び返すようなことから付けられたと言われますが、確かにお盆の前後が開花期になっています。種小名のカンナビフォリウスは、「大麻の葉のような」という意味でとても分かりやすいけれど、みなさんは大麻の葉なんて見たことないか…(^^;)
葉の形

オオハンゴンソウの葉は、確かにハンゴンソウに似ているのですが、茎に付いている葉(右)と、まだ花茎が伸びていない根生葉時代の葉(左)とは全く違うので、駆除作業の時にはいろんなタイプの葉を覚えてもらわなければなりません。
葉の違い

開花期はほぼ同じ時期ですが、両者が一緒に生えているのを見たのは、浦河の町中で見たこの一回のみです。なんとなく棲み分けているのでしょうか。
隣同士

オオハンゴンソウの花が八重咲になったものは、ハナガサギク(花笠菊)の名があり、農家の庭先などに今でもよく植えられています。これももちろん特定外来生物に指定されているので、許可なく栽培・保管・運搬・輸入・譲渡を行うことは禁止されています。とはいえ、かつて住居があった過疎地域などを走っていると、昔の生活の匂いが感じられる不思議な存在かもしれません。
ハナガサギク

この数日盤渓を走るようになって、久しぶりに盤渓から見る手稲山を望むことができました。こちらから見るどっしりとした山容も、なかなかいいものだと思います。
手稲山
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