滝野の初夏の花

  • 2020.06.25 Thursday
  • 05:47
滝野公園は、コロナ禍に加えてクマの侵入のため、いまだに開園できないままの状態が続いています。いつ開園してもいいように、植物管理もしっかり行っているのですが、せっかく花が咲いても見ていただけないまま終わってしまうのはとても残念です。今の見どころを紹介しておきますので、画面上でお楽しみ下さい。
花のまきばのチューリップは既に抜き取られ、コスモスのタネ播きの準備が進められています。そんなまきばの横には、冬に使われるリフトがあり、ぽっかり空いた空間にルピナスが侵入してどんどん広がっています。かつては遠くローンスタジアムのルピナスを案内していた時期もありましたが、今ではこんな近くで楽しむことができるようになりました。
ルピナス

花のまきばの真ん中では、ちょうどネペタが満開に。これは花序があまり暴れない ‘ウォーカーズ・ロゥ’という品種で、どんどん株分けしているとこんなになってしまいました。密生するので除草はいらないし、耐寒性もメチャ強いし、何よりきれいだし、管理の大変なラベンダーは少しずつ減らしてネペタを増やしています。大半の人は「わぁラベンダーがきれいだよ!」と言ってくれるからいいのです。
ネペタ

もう少しまきばを下がると、園路の両側に鮮やかな宿根ボーダーが続きます。その昔、株分けした株がもったいないので、園路脇に植えたものがこんな風景を作ってくれました。植え替えもしないのに、いつまでも元気なのが不思議です。
横道

しんと静まりかえった中央口まで下りると、重々しい石貼りの休憩所があります。外壁を少しでも和らげようと、ツルアジサイを植えましたが、付着力が弱いのでなかなか広がってくれません。このためナツヅタを植えてまず緑で覆ってしまい、それにツルアジサイを絡ませて登ってもらうことにしました。日当たりがいいので、とてもたくさんの花が付いてくれます。
ツルアジサイ

まきばのせせらぎを登っていくと、棚田の端に植えられたヤマボウシ ‘サトミ’がかなり色付いて来ました。カントリーガーデンには白花のヤマボウシが1本もなく、すべて ‘サトミ’にした理由はなんだったのかなぁ…?全然記憶がありませんが、白花も少しは植えた方がよかったかも…(^^;)
ヤマボウシ

花のテラスでは、キングサリのアーチがようやく本来の姿を取り戻してくれました。植栽当初はこのようにきれいな花房が下がっていたのに、どんどん花着きが悪くなり、最近はほんのわずかしか咲かなくなっていました。いろいろ試行錯誤しましたが、木が大きくなって陽当たりが悪くなり、花芽が付きにくくなったのだろうと、2年前から枝を強く切り詰めてよく日が当たるようにし、花芽を付けさせてから誘引することに。これがようやく功を奏したようです。
キングサリ

高山植物を植えている峠の庭で、一際目立っているのがハゴロモグサ(Alchemilla japonica)。なんだアルケミラ(A. mollis)か…と思われてしまいますが、本種は中部山岳地帯の高山帯と夕張岳に稀産する植物です。といっても両者を区別するのは困難で、ハゴロモグサの方が黄色味が強く、アルケミラはややクリーム色っぽいくらいしか分かりません。こぼれダネで迷い込まないように注意しています。
ハゴロモグサ

こもれびの庭では、エゾノレイジンソウ(Aconitum gigas)がたくさんの花を咲かせていました。青い花がメインのトリカブトの仲間ですが、白い花もたくさんあります。分類が面倒なので深入りはしませんが、近年続々と新種が見つかっている仲間です。レイジンとは、「麗人」ではなく、雅楽の演奏をする「伶人」で、被っている烏帽子の形から名付けられたものです。
エゾノレイジンソウ

このブログを始めて8年が経ち、この記事が3,002件目になっていました。総アクセス数は216万アクセスにもなり、なんだか天文学的な数字になっておりますが、こんな「日記」におつきあいいただき、本当に感謝いたします。m(__)m
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM