滝野公園で初作業

  • 2020.06.10 Wednesday
  • 05:56
昨日は一転暑い日になりました。滝野公園では、コロナ禍に加えてクマ禍のため、ガイド活動は春からずっと休止状態ですが、ボランティアの作業はやってよいとのお許しが出ました。参加できたのは私含めて7名でしたが、久しぶりの顔合わせとなり、コロナ太りしたんじゃない?などといいながら作業の準備をやりました。私も2週間ぶりなので、様子がすっかり変わっていて、ベニバナトチノキやライラックが満開の中を現場に向かいました。
ボランティア

どうしてもやっておきたかった作業は、メコノプシスの回りの柵の設置です。メコノプシスが咲いてくるとたくさんの方がやって来ます。油断するといいアングルを求めて中に踏み込み、株を踏み荒らされることもしょっちゅうなので、材料がいくらでも手に入る根曲竹で柵を設置しています。現在はシカに踏み荒らされないように電柵を回していますが、開園されれば撤去される予定です。
青竹柵

メコノプシスの植え込み地には、キツリフネやムラサキケマンなどがわさわさ生えてくるので、これらもすべて抜き取り、縁取りに植えているヘレボルスの花ガラや、メコノプシスに被さる葉を切り取りました。
雑草取り

昨年新しい苗が手に入らなかったので、手持ちの株を株分けして植え直したため、あまり花が上がらないのは覚悟していました。数えてみると、小さな株を除いたものの24%の開花率でした。例年最低でも50%、多い年では70%くらい花が上がっていたので、やはり今年は寂しい年のようです。既に一番花が開いてきましたが、見ごろになるまでに開園してほしいものです。
一番花

もう一つの作業は、ワインブドウの植え替えとマルチングを行いました。この冬は積雪が年明けまで遅れたために、ラベンダーやヒペリカム類、ゴシキドクダミなどがかなり傷んでしまいました。昨年植えたブドウの苗もほとんど枯れてしまったので、娘のところから分けてもらい、植え替えを行いました。品種は ‘ピノ・ノワール’です。
葡萄苗

朝いちで植え込んでおいたものに、厚く落ち葉のマルチングをかけて、再度灌水しておきました。こんな猛暑になってしまったので、ぐったりしてしまいましたが、ブドウは性質が強いので、今度はうまく育ってくれることでしょう。
マルチング

今月中にもう一度作業を予定しており、ガイド活動も来月からは再開できるでしょうか。ソーシャルディスタンスを確保してガイド活動ができるのかなど、解決しなければならない課題はありますが、一日も早く通常の活動ができることを期待したいです。
コメント
いつも楽しく、興味深く読ませて頂いています。滝野公園の再開が楽しみです。
  • 勝俣 友了
  • 2020/06/11 5:58 AM
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