パープルロード

  • 2020.06.05 Friday
  • 05:55
昨日さとらんどの前を通っていて、中央分離帯にフジが咲いているのを見つけました。いったん通り過ぎてからUターンし、改めて見直してしまいました。ここにフジを植えたのは私なのに、花が咲いたのを一度も見たことがなかったのです。
藤棚1

都市計画道路である伏古拓北通は、環状通から北24通までは緑道化され、さとらんどからモエレ沼公園の横を通ってあいの里の東側で国道337号に至る長い路線です。アイヌ語のフシコ(古い)に伏古や藤古の漢字が当てられたことから、伏古の中を通る伏古拓北通を「パープルロード」の名で、東区の事業としてフジを植えたものです。緑道区間は棚作りでもよかったのですが、そこから北の区間には、歩道に小さな藤棚を設置したら、収まりが悪いのでなんとかしてほしいと頼まれたのです。1995年のことでした。
歩道の藤棚
 (「パープルロード整備計画検討業務」報告書より、1995(H7)年12月)

雪の多いところでこんな棚作りは危ないので、立木作りにすべきとの方向性を示し、さとらんどの入り口などには円錐形のポールを、中央分離帯には細目の逆円錐になるようなポールを設置することにしました。
白藤

ちょうどこの頃はさとらんどの植栽設計を終えたばかりだし、モエレ沼公園ではそれまでの植栽の失敗をどう立て直すかという仕事をやっていて、厳しい環境での緑づくりを一手に引き受けていた頃です。伏古拓北通全体の植樹計画も翌年策定し、街路樹にはハルニレにしました。こんな厳しい環境でまともに育つのは、ハルニレしかなかったのです。あいの里までの長〜い区間に、何百本ものハルニレを植えることになりました。これだけ長いハルニレ並木は、日本中探してもここしかないでしょう。見事に育っていて、通るたびににんまりしてしまいます。
ハルニレ並木

フジが咲いている時には通ったことがなく、20数年経ってから初めてのことだったので、ちゃんと咲いているのを見て嬉しくなりました。
パープルロード

さとらんどの入り口脇には、バス停のようなものが設置されていますが、ここはバス通りではなく、サイクリングロードの休憩所として設置されたものです。ちょうどキングサリが咲いていましたが、これは私の設計ではなかったと思うのですが?
キングサリ

ちょうど十勝ヒルズから、フジが満開になったので見て下さいと画像が送られてきました。日新の丘時代に造られた藤棚が崩壊して、地面を這い回っていたフジがたくさんあったので、ローンの向こうに単管を用いて軽快な藤棚を造りました。手前から見るとよく分かりませんが、まっすぐではなくやるやかなアールが付いています。
ヒルズの藤

フジのつるの剪定と誘引を根気よく覚えてもらい、ようやく棚の上まで誘引して格好が付いてきました。白フジなど色の変化があればもっといいのですが、ようやく形が付いてホッとしました。
藤棚
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