滝野の花たち

  • 2020.05.15 Friday
  • 05:48
滝野公園は臨時閉園中のため、行きたくても行けない人のために、現在咲いている花の見どころを紹介しておきます。

先日紹介したスミレですが、よ〜く見ると普通のスミレに比べて葉ががっちりしているし、肉厚で光沢があり、表側に巻いているので、スミレの変種で日本海岸に自生のあるアナマスミレ(Viola mandshurica var. crassa)のようです。あなたはどこからやって来たのかな?
アナマスミレ

峠の庭で増殖中のスミレも、なにかの苗に紛れ込んで生えてきたもののようです。この株は幹線園路の舗装の継ぎ目に根を下ろしており、ちょうど真ん中あたりに生えているので、頻繁に通る管理車両にも踏まれないで花を咲かせてきました。その特徴からアポイタチツボスミレ(Viola sacchalinensis var. alpina)の可能性があります。
アイヌタチツボスミレ

こもれびの庭では、シラネアオイが咲き始めていました。十数本立ちの大株が今年は全く咲いていなかったり、かなり変動がありました。古株になると衰退してしまうようです。白花はまだつぼみでした。
シラネアオイ

八重咲のサンギナリア(Sanguinaria canadensis 'Flore Pleno'.)は、この場所がよほど合っているようで、どんどん株を大きくしています。峠の庭に植えたものは植えた時のままなので、こちらに持って来た方がよさそうです。
サンギナリア

トガクシソウ(Ranzania japonica)は、その名の通り長野県の戸隠山で最初に見つけられたもので、変わったものの多いメギ科の多年草(サンカヨウ、ルイヨウボタン、イカリソウ類など)です。1属1種の希少な植物で、我が国で初めて学名を付けられた植物として知られています。
トガクシソウ

ピンクの花びら状のものはガク片で、中に小さく固まっているのが花弁です。自撮りモードで地面から写してみましたが、なんとなく雰囲気が分かるでしょうか。
花のアップ

疎林の小径は、春早くにササを刈り取ってもらったので、見通しが効いてすっかり明るくなりました。せっせとタネを播いてきたカタクリやシラネアオイが咲き始めているので、数年後には素晴らしい場所になりそうです。2012年に植えた低木類は、いまいち生育がよくないのですが、オオバクロモジ(Lindera umbellata var. membrancea)にたくさん花が咲いていました。爪楊枝を作ってみたいので、早く大きく育ってほしいです。
オオバクロモジ

帰ろうとガイド室を片付けをしていてふと外を見ると、広場に植えているアオダモ(Fraxinus lanuginosa f. serrata)にたくさんのつぼみが着いていました。花のテラスのアーチや収穫の谷などの木にも花芽が着いているのか確認しませんでしたが、毎年咲かなくて飛び飛びに咲いてくるのはなぜなんでしょう。このつぼみだと来週後半には咲いて来そうですねぇ…(>_<)
アオダモ
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