スミレづくし

  • 2020.05.09 Saturday
  • 05:50
近くのマンションの植え込みに、スミレの株が群生していることに、昨年の秋に気付きました。そろそろ咲いているかな?と見に行ったらピッタリ。なんの変哲もないサツキの植え込みの足元に、スミレがびっしり花を咲かせていました。(2020.5.8)
植え込み

スミレ(Viola mandshurica)は、北海道から九州まで広く分布し、学名の通り朝鮮半島から旧満州など広く自生があります。小さくかわいい花ながら、春の花としての存在感はかなり大きいのではないでしょうか。松山の実家には、さらに小さなコスミレがあちこちに生えていて、子供心に春の花としてしっかりと刷り込まれていました。それ故か、ついスミレの花を追ってしまうのです。
スミレ

松山に帰省した時に、高校の恩師の墓参りに行こうと山際の道を歩いていると、石垣と歩道の間のすき間に、びっしりとスミレが咲いていて感動しました。どこに土があるのか分からないようなところでも、しっかりと根を張っているのです。(2013.4.4)
松山

宝塚にあったシーズンズを見に行った時、宝塚大劇場へのアプローチとして作られた「花のみち」はちょうどサクラが満開でした。今から約100年も前に劇場にあわせて造られた花道です。
宝塚花のみち

宝塚歌劇団のシンボルになっているのは、もちろんスミレです。もともとのドイツの歌では「ライラックの花が咲くころ」だったけれど、ライラックはなじみがなかったので、スミレに替えられたとか。サクラに気を取られて足元なんか見ていない人ばかりだったけれど、ちゃんと足元にはスミレが咲いていました。(2013.4.7)
スミレの花

スミレの語源は、牧野先生が墨入れ(墨壺)からきたと言われる、と書いたものだからそう信じられていますが、墨壺がまだ渡来していない時代の万葉集に、「春の野に すみれ(須美禮)つみにと 来し吾そ 野をなつかしみ 一夜ねにける」(山部赤人)とうたわれているので、墨入れ説はかなり怪しいのだとか。以前牧野植物園に行った時に、駐車場から正門に向かったあたりに一面スミレが咲いていたのは、どうしてなんでしょうか…(2009.4.11)
牧野植物園

滝野公園でも、私たちが車を止める職員用駐車場の周りに、びっしりとスミレが咲いてきます。日照を妨げる高茎草本がなく、きっと居心地がいいのでしょう。(2019.5.17)
滝野公園

一番遅く咲いていたスミレは、新得の狩勝園地でウメの調査をしていた時でしょうか。標高が高く、サクラの開花が5月中旬で、6月の調査時でも朝晩はかなり冷え込みました。ウメの園地を調査していて、あちこちにスミレが咲いているのでつい写してしまい、たくさんの画像が残されています。人里だけでなく、野にあってもかわいい花だと思います。(2012.6.12)
新得
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