ポプラ通の植物

  • 2020.04.26 Sunday
  • 05:39
札幌のサクラの開花予想は25日だったけれど、連日の寒さでさっぱりつぼみが膨らみませんでした。札幌では開花を判断する標本木がソメイヨシノのため、エゾヤマザクラより数日遅れてしまいます。エゾヤマザクラは昨日あちこちで開花が始まってきたので、27日にも開花宣言が出るのでしょうか。
桜開花

せっかくですので、調査の合間に見かけたポプラ通の植物を紹介しておきましょう。調査地のオオバナノエンレイソウはまだつぼみでしたが、近くのササの中に生えていた株は花が咲き始めていました。
オオバナノエンレイソウ

防風林の中には、1本だけシウリザクラの木があり、その周囲には実生なのか根萌芽なのか、たくさんの子株が発生しています。シウリザクラの芽出しは落葉樹の中ではトップクラスで、真っ赤な若葉はとても印象的です。新芽が赤くなる理由ははっきりしていないようですが、植物生理学会のHPよると、次のような解説があります。1)葉が赤いと葉の温度は高くなる。2)赤い色素(アントシアン)には抗菌作用や虫の幼虫を寄せつけない作用もある。3)赤い色素は、葉緑体の発達を促進する働き、および発達中の葉緑体を紫外線から守る働きをもつことも知られている。
シウリザクラ

作業を手伝っていただいた地元のHさんに教えていただいたのが、ササ藪の中にあるエンレイソウの大群落。この画像の10倍以上も密生していて、他ではほとんど見られないのに、ここだけになんでこんなに密生しているのでしょうか?
エンレイソウ群落

そのすぐ近くには、アズマイチゲの小群落が点在していて、そのうちの一つには花がまだ残っていました。園路からは眼に触れない場所には、まだまだこのような植物が残されているようです。
アズマイチゲ

午後からはずっと西の区画も一通り見てきました。まだ通水されていませんでしたが、創成川水処理センターからの分水によってせせらぎが復活しています。ミズバショウはまだわずかながら自生株が残っていますが、このような場所の株は植栽されたもののようです。どうせ植えるのであれば、こんなに整列させないで自然風に植えればよいものを…(^^;)
ミズバショウ

ポプラ通は、両側の住民が庭の草花を植えたり捨てたりして、たくさんの外来種や園芸植物が見られます。中でも猛威をふるっているのがニオイスミレでしょう。なんでもせっせと殖やしている困った方がいるらしく、一面ニオイスミレのカーペットになっているところまであるのです。これが自生種だと思っている方も多いらしく、まずは正しい情報を流していく必要がありそうです。
ニオイスミレ

屯田西公園近くまで行くと、一角にエゾタンポポが生えているところがあります。まだつぼみでしたが、この一角にはセイヨウタンポポが入り込まないのが不思議です。連休明けに花を確認しに来なくては。
エゾタンポポ
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