セリバオウレン

  • 2020.04.15 Wednesday
  • 05:57
昨日も晴れてはいるけれど、風がとっても冷たい一日でした。予報ではこんな天気が木曜まで続くそう。4月半ばなので、これが本来の天気なんでしょうが。昨日は午後から富丘西公園に。これまでスズランの生育数や開花数を毎年調査してきてますが、調査のための永久方形区を4つずつ3箇所に設置していました。ところが、ハギやコマユミなどの木本類や、オオアマドコロなどの勢力の強い植物に侵略されてしまい、2箇所の調査を放棄してしまいました。このため杭を撤去しなければならないのです。
杭の撤去

1区4本×4区×2箇所なので、計32本の杭を抜いてきました。駐車場寄りの調査区では、すぐ横までニオイスミレが繁殖しており、もうたくさんの花を咲かせていました。いずれ抜き取りをしなければ、スズランの保全区域に侵入してきそうです。
ニオイスミレ

意外と早く片付いたので、林内を一回り散策することに。ここは雪解けが遅いので、目立つのはナニワズばかりです。ここのナニワズはほとんど実が生るので、あちこちにたくさんの株があります。見たところほとんどの花が両性花になっているようです。
ナニワズ

植樹されたヤマモミジの株にくっついてきたキクザキイチゲが、ようやく花を開き始めました。ここの株の様子は、星置緑地とも余市に生えているのとも様子が違うので、微妙に産地間での形質の違いがあるようです。
キクザキイチゲ

今まで入ったことのない、コマユミのヤブになっている中を難儀しながら歩いて行くと、落ち葉の中から真っ白な花が。今頃咲くこんな白い花といえば、オウレンの仲間がまず思い浮かんだけれど、ミツバオウレンは牧野植物園で見たのとは違うし、キクバオウレンは道南までしか分布していないはずだなぁ…?
オウレン

少し離れた所に常緑の葉が広がっており、やっぱりミツバオウレンでもキクバオウレンでもないなぁ…
葉っぱ

戻って図鑑を調べて見ると、この葉の特徴からキクバオウレンの変種であるセリバオウレン(Coptis japonca var.dissecta)ということに。でも分布は本州と四国になってるぞ?原松次さんの「札幌の植物」を確認すると、ちゃんと富丘と野幌森林公園でセリバオウレンが記載されていました。なんでここにこんなものが生えているのかなぁ…?薬草だから昔誰かが持ち込んだのかなぁ?こんなきれいな花に出会えて、ちょっと嬉しくなりました。
雄性花
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