サンデー毎日

  • 2020.03.21 Saturday
  • 05:45
事務所の片付けをしていて、封筒に入った古新聞と週刊誌が出てきて?? しばらく考えて、2年前に余市の娘たちが畑を購入して整地を始めた頃に手伝いに行き、物置を解体している時に出てきたものをもらってきたことを思い出しました。このサンデー毎日は1958(S33)年のもの。特大号で特価なのに、なんと40円とは。そんなに物価が安かったんでしょうか。それにしてもすごい表紙ですねぇ。

サンデー毎日

表紙をめくり裏を見てまたびっくり。全国ビスケット協会と製粉協会の全面広告で、なんともレトロというか、素朴さ満点です。私がまだ5歳なので、なんとなく雰囲気は分かりますが、四国の田舎では紅茶入れてビスケット食べるような生活ではありませんでしたねぇ。
裏表紙

本文はさておき、やっぱり面白いのが広告です。電気カミソリの「ソール」なんてネーミングがすごいし、第一電気機械株式会社なんて会社が出していたのですね。週刊誌の値段から現在の物価水準が10倍とすれば。4万円もしたのですか!
ソール

スズキ製の「コレタ号」というバイク。2サイクル125ccで125,000円。この年に発売されたホンダのスーパー・カブを調べて見ると、4サイクル49ccエンジンで、馬力はほとんど変わらないのに価格が55,000円では、カブが爆発的に売れたのがよく分かります。
スズキ

プリンス自動車の広告もありました。のちに日産と合併して日産プリンスとなっていた時期もありましたが、今は痕跡もなくなってしまいました。スカイラインはプリンスのメイン車種で、高性能エンジンを売りにしていた会社でした。
プリンス

電気冷蔵庫の広告も。我が家には木製の冷蔵庫があり、何日かおきに氷屋さんが氷の配達に来ていましたが、ちょうどこの頃に東芝製の電気冷蔵庫を購入しています。テレビ、洗濯機、炊飯器などがこの時期にどっと入って来て、一気に電化していったことを鮮明に覚えています。それにしても63,500円とは、恐ろしく高価な代物だったのですねぇ。容量がリットルではなく立方フィートとは、進駐軍時代の名残なんでしょうか?
冷蔵庫

いろいろと記憶をたどりながら、すっかり懐かしがってしまいました〜(笑)
コメント
いきなり三ツ矢歌子は驚きでした。17代目勘三郎一家、三国連太郎、最後は司葉子で彼女だけが存命ですがやはり遠くなりましたね、昭和は・・ということで思いがけない写真で反応してしまいましたm(_ _)m
  • algon
  • 2020/03/21 1:43 PM
algonさま
いつもありがとうございます。
この表紙は、一昔前の中国みたいだと思ってしまいました。
私たちもそんな時代を生きてきたのですねぇ〜
  • こまめ
  • 2020/03/23 7:08 AM
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