その他のつるもの

  • 2020.03.16 Monday
  • 05:40
北国のつるもの  その17 その他のつるもの

壁面など、立体的な修景緑化ができるつるものの紹介も、いよいよ最終回になりました。まずは山野によくあるノブドウです。ノブドウ(Ampelopsis glandulosa var. heterophylla)は、ブドウ科ですがブドウとは別のノブドウ属の植物で、東アジア一帯に自生しているようです。ブドウのような房にはならず、株を覆い尽くすようにまばらな果実を付けます。
ノブドウ

Wikiによると、ノブドウの正常な果実は白色で、虫が寄生して虫こぶになった果実が青や紫に色付くのだそう。それならこの画像の果実はすべて寄生果ということになります。(いい画像がなかったので、これは Wikipedia からお借りしました。m(__)m)
ノブドウの果実

ノブドウには斑入りの品種(A. g. 'Elegans')があるので、よく見かけるようになりました。でも性質は大変強くてよく伸びるので、放任しないように注意が必要です。
斑入りノブドウ

ちなみにかみさんはノブドウが大好きで、自分の焼いた器にはノブドウ柄がたくさん描かれています。ゴミステーションのところに生えていた株は、毎年可愛い実を付けていたけれど、家が建ってなくなってしまったのは残念です。
  春日のノブドウ
ナツユキカズラも大変旺盛な成長をするので、油断大敵なつるものです。これは事務所のすぐ近くにある株で、時々切り詰めているようだけど、すぐにもりもりと覆い尽くしてしまいます。
ナツユキカズラ

ナツユキカズラ(Fallopia baldschuanica)は、タデ科イタドリ属の植物で、花をよく見ればイタドリによく似ていることが分かります。中国の奥地からカザフスタン、ロシアにかけて自生しているようで、Russian-vine や Chinese fleecevine と呼ばれているようです。9月に花が咲く、貴重な秋のつるものです。
白い花

チョウセンゴミシ(Schisandra chinensis)は東アジアに広く分布するマツブサ科のつるもので、道内の山地でもよく見かけます。強い日当たりは好まないようで、樹陰にひっそりと生育している雰囲気があります。ゴミシは漢方では五味子といい、この実を食べると甘味、酸味、辛み、苦味、鹹(塩味)の五つの味が舌を襲ってくるのでこの名があります。
五味子

本種は雌雄異株のため、株を採取する場合には果実が生っているものを選ぶか、花時に雌花がついている株を選ぶ必要があります。この画像は雄花のため、5本の雄しべはありますが、雌しべは退化して見当たりません。 (つるもののトップに戻る)
チョウセンゴミシ
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