ハニーサックル

  • 2020.03.02 Monday
  • 05:34
北国のつるもの  その10 ハニーサックル

花の美しいつるものに、ハニーサックル(ロニケラ類)があります。一般に出回っているのは、交雑によって作られた園芸品種で、ロニケラ・ヘックロッティ(Lonicera × heckrottii)や黄色い花の多いロニケラ・テルマンニアーナ( L.× tellmanniana)のようです。
ハニーサックル

滝野公園のくらしの花園には、真ん中のアーチに植えたものが、7月になるとたくさんの花を咲かせてくれます。
アーチ修景

でも剪定をサボると枝が衰退し、途端に花着きが悪くなるので、3〜4年おきに強く切り詰めてもらっています。この花の咲き方を見ると、新梢開花性だということがよく分かります。
くらしの花園

8月から9月にかけて、美味しそうな真っ赤な実が生ってきますが、残念ながらこの実は有毒なので、食べることはできません。
ロニケラの実

ロニケラ類でよく見かけるものに、北アメリカ原産のツキヌキニンドウ(L.sempervirens)があります。種小名センペルウィレンスは「常緑性の」という意味ですが、北国ではほとんど落葉してしまうことが多く、せいぜい半常緑性でしょう。大変花着きがよく、6月半ばから咲いてくるのが特徴です。
ツキヌキニンドウ

ツキヌキニンドウの名は、花の下の葉が2枚合着して、花茎が突き抜けている様子から名付けられました。咲き始めの花は花筒の中が黄色いのに、咲き進むと真っ赤になってきます。
葉の様子

我が国に自生しているのはスイカズラ(L.japonica)。和名は「吸い葛」から来ており、つぼみを抜いて蜜を吸ったことからこの名があります。別名を「金銀花」というのは、咲き始めは真っ白なのに、咲き進むと黄色くなって混じって咲いている様子から、「忍冬」は寒さに耐えて冬を生き抜いていることから付けられた名前です。
スイカヅラ

スイカズラを植えているのはあまり見かけませんが、斑入りスイカズラ(L. j. 'Mint Crisp' )はよく植えられています。
斑入りスイカヅラ

ハニーサックルは、放任しておくとつるが絡まってワヤクチャになってしまうので、数年おきにつるを強く切り戻し、枝の更新を図ってやると見た目もすっきりし、元気を取り戻して花もたくさん咲いてくれるでしょう。(つづく)
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