アメリカヅタ・ヘンリーヅタ

  • 2020.02.10 Monday
  • 05:45
北国のつるもの  その3 アメリカヅタ・ヘンリーヅタ

ツタ(Parthenocissus)の仲間は、東アジアに9種、北アメリカに3種分布しており、アメリカ産の一つがアメリカヅタ(P.quinquefolia)です。昔から圃場のネットフェンスに絡まっていたので、そんなに珍しいものとは思わなかったけれど、これまで見かけたのは数えるほどです。
圃場のフェンス

種小名が quinquefolia (五枚葉の)となっているとおり、ナツヅタより一回り大きい葉が5枚に分かれています。ナツヅタ同様ブドウ果をたくさん生らせるけれど、圃場周辺で実生が発生したこともなく、発芽率が悪いのでしょうか?
アメリカヅタ

ナツヅタのような吸盤を持たないので、壁面付着性がなく、ネットフェンスのようなものに絡ませなければ壁面を緑化できません。今までで一番きれいに使われていたのは、ノーザンホースパークのこの壁面でしょう。ぐるりに目の粗い金網が張られていました。
ノーザン

斑入り葉のものを手稲区内で見たことがありますが、なにも絡ませるものがなかったので、ダラリと這いずり回っておりました。それぞれの特性に合わせた補助材は、ちゃんと設置してあげなければなりません。
斑入り

ナツヅタより葉が大きくて艶があるため、紅葉はことのほか美しく、天気のよい日は本当に見事です。10月の半ばには紅葉のピークを迎え、周りがまだ緑緑している中での紅葉がよく目立ちます。
紅葉

アジア産の仲間にはもう一つ、5枚葉になるヘンリーヅタ(P.henryana)を最近よく見かけるようになりました。葉が小振りで、濃緑の葉の葉脈部分が白く彩られてよく目立ちます。これも壁面付着性がなく、巻きひげが掴まれるような補助材を取り付けてやらなければ、このように団子状態になってしまいます。
ヘンリーヅタ

自宅や事務所の近くでもちょくちょく見かけるようになり、人気が出てきているのでしょう。紅葉も美しく、アメリカヅタよりツルが暴れにくいので、こちらの方が扱いやすいようです。(つづく)
紅葉
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