わたしの草と木の絵本

  • 2020.02.02 Sunday
  • 05:56
正月に自宅の本棚を少しだけ片付けたときに、ふと取り出した本が何冊かありました。買ったはいいけれど、あまり読まずにしまい込んでしまった本はたくさんあるけれど、これはちょっと懐かしい本です。30数年前、六花亭の仕事をやっていたので、自然に直行さんに惹かれていきました。包み紙に使われている着色した植物画は(3枚に66種)、ていねいに切り抜いてすべて持っているのですが、この本は単色の素朴さがとても新鮮でした。
草と木の絵本

この本のまえがきは、六花亭の初代社長の小田豊四郎さん。小田さんが今から60年前の1960(S35)年から発行している、子供たちの詩誌「サイロ」の表紙を飾るために、直行さんが描き続けた絵を集めた本なのです。

サイロ

この本がまとめられたのは1976(S51)年なので、私が大学を卒業した年。帯広千秋庵から六花亭に改名したのがその翌年なので、この時はまだ千秋庵の名前でした。帯広に旅行した友人が、十勝には珍しいお菓子がいっぱいあるぞと、ホワイトチョコが大人気だった頃でした。

フクジュソウ

取りあげている植物は、身の回りのものが半分と、高山の植物が半分を占めています。直行さんは山岳部に所属していたので、学生の時からずっと十勝や日高の山を登っていました。直行さんを囲む『歩々(ぽっぽ)の会』というのがあり、そのうちの一人だったAさんの家に何度か伺ったときに、奥様が直行さんの妹だと聞いてびっくりしたこともありました。

ウコンウツギ
やはり歩々の会のメンバーだった鮫島淳一さんの画文集が、同じような目線で書かれていて、とても読みやすいのは、そんな交友関係のせいなのかもしれません。子どもに語りかけるようなやさしさがにじみ出ているこの本は、仕事に疲れた時の一服にはちょうどよく、しばらく楽しめそうです。
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