朝日園芸百科

  • 2020.01.13 Monday
  • 05:56
新花卉に書いた2年後に、今度は朝日新聞から『朝日園芸百科』全20巻が発行されることになりました。その総監修はやはり塚本先生で、編集委員には、東大の北村先生、新潟大学の萩屋先生、千葉大学の横井先生などに加えて、華道家の安達瞳子さん、国語学者の金田一春彦さん、作家の瀬戸内晴美さんなど、錚々たる顔ぶれでした。単なる園芸の手引きではなく、文化的な捉え方を目指していたのでしょう。
  02

2巻目の春まき一・二年草:温室一年草はやはり塚本先生が責任編集で、なぜかフウリンソウだけが私のところに回ってきたのです。このあたりは塚本先生の指示だったのでしょうか…
目次

学生の時には、好きなもの播いていいよというので、春先に駅前の興農園に行き、気になる植物のタネをたくさん買ってきて圃場に播いていました。その中にフウリンソウがあり、翌年に見事な花を咲かせて、二年草の生育特性を実感していたのです。だからすんなり書くことができたけれど、本州に書ける人がいなかったのかなぁ…
フウリンソウ

第3巻の秋まき一年草は、責任編集が私の恩師である明道先生でした。寒冷地である北海道では、秋播きできる植物はほとんどありません。そんなことは百も承知している塚本先生は、なんで北大に振ってきたのでしょうねぇ…?先生は、この年の3月に定年退官され、後任に筒井先生が就任し、蝶野先生、浅野先生と共に、4人で分担して半分以上の原稿を書くことになりました。
03目次

私は植物の原稿以外に、3ページの特集記事を書くことになり、これまた冷や汗ものの記事を書いていました。(怖くて読み返せませんでした…(>_<))
特集

植物ページは10ページほど。一つだけ苦労したけれど、あとはそれなりに扱っていたものだったので、なんとか書けた記憶があります。
ネモフィラ

ルナリアは、当時の圃場に半分野生化していて、毎年たくさんのドライフラワーが採れました。最近ほとんど見かけなくなりましたが、懐かしい植物です。
ルナリア

この時でちょうど30歳くらい。いくら先生方のバックアップがあったとはいえ、よくもまぁ怖い物知らずで書きまくっていたものです。植木屋時代でも必死で勉強は続けていたので、幸い破綻はしなかったけれど、そうやって少しずつ鍛えられてきたのかもしれません。
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM