新花卉

  • 2020.01.12 Sunday
  • 06:00
この間紹介した壁紙の画像の中で、メコノプシスの写真は何のカレンダーから取ったのかと考えていて、タキイ種苗のカレンダーだったことを思い出しました。友の会に入っていたのではなく、タキイ種苗が事務局として発行していた、『新花卉』(しんかき)という雑誌を取っていると、冬にはカレンダーが付いてきたのです。この雑誌、最近あんまり見なくなったけれど、本棚にはどっさりと溜まっています。
新花卉

これを定期購読し始めたのが1977(S52)年2月なので、まだ大学に研究生で残っていた時です。ちょうど76年12月から道新の連載が始まっていたけれど、3月には大学から離れてしまうので、資料として必要だと感じて取り始めたようです。96年に169号で休刊するまで、バックナンバー含めて80冊の雑誌か集まりました。
綴り

これのいわば編集長は、京都大学の園芸教室の教授だった塚本洋太郎先生で、我が国の花卉園芸をきちんと取りまとめた大先生です。私の恩師より10歳くらい年上だけど、ずいぶんと親しくされていたようで、出版する時などよく分担されていました。新花卉の80年6月に出た106号は「ツツジの仲間」の特集で、先生に呼ばれて大学に行くと、「北海道のツツジについて書いてくれというので、あんたに頼むよ」と振られたのです。
ツツジ特集

道新の連載が終わったばかりだし、卒論のテーマがツヅジだったので、なんとかなると引き受けたものの、結構苦しんだ記憶があります。なにせ相手は大先生。間違ったことはもちろん、文章的にも納得していただけるよう、推敲に推敲を重ねて仕上げました。

北海道のツツジ

すると翌年にまた原稿依頼が、私のところに直接来ました。今度はアジサイ特集なので、そのうちのノリウツギについて書いてくれというのです。当時は植木屋に入って一年経ったばかりで、アジサイはは好きだったしある程度扱っていたけれど、ノリウツギなんて触ったこともないし、ミナヅキをちらっと扱ったくらいでした。

アジサイの仲間

断るわけにも行かず、これはかなり四苦八苦してなんとか3ページ分の原稿をまとめましたが、今読み返しても冷や汗ものの原稿ですねぇ…(>_<)

ノリウツギ

でもその号の編集後記に、「北方にも多いノリウツギについて書いて下さった笠康三郎氏は北大農学部出身で、グリーン・デザイナーとして活躍しておられます。今後ともまた北方の園芸についておねがいする予定です。」と書かれているのを見て、やったーというより、大先生に認められ、ホッとして気が抜けた記憶があります。
編集後記

でもその後、原稿の依頼は来ませんでした…(^^;) その代わりに、朝日新聞社から発行された「朝日園芸百科」の原稿書きが回ってくるのです。
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