雪虫?

  • 2019.10.25 Friday
  • 05:46
日曜日の午後、稲穂ひだまり公園でのイベントをやっている時に、雪虫がひどくて…と書きました。その2日後のニュースで、函館では「雪虫の仲間ですが…アブラムシで視界かすむ 函館で大量発生 市民うんざり」という記事が。確かに雪虫だと思っていたけれど、そういえば白いワタが付いていなかったなぁ…と改めて気付きました。

函館市内には、八幡(はちまん)通など各所にケヤキがたくさん植えられています。なので市街地に大発生しているのなら分かるのですが、この記事の写真は「函館市川汲(かっくみ)町」となっており、山の向こう側でかつての南茅部町の一部です。こんなところにケヤキがたくさん植えられているのでしょうか??

函館
 (道新WEBから拝借…m(__)m)

ケヤキフシアブラムシは、札幌の町中では毎年かなりの発生が見られます。大通公園や中島公園、円山公園などの大公園には、たくさんのケヤキが植えられていて、かなりの大木になっており、毎年10月半ばになると、いずこからやってくるのか、大量のアブラムシが樹肌を覆い尽くしているのです。
ケヤキ

今月6日に行った中島公園見どころ探訪ツアーでは、一週早めたのでいないかと思いきや、もうアブラムシがたくさんくっついていました。確かに気持ち悪いほどの数ですが、それでも向こうが見えないほどの発生になったことはありません。手稲あたりで、ケヤキが植えられているのを見たことがありませんが。
羽根虫

雪虫は、正式にはトドノネオオワタムシといい、春から夏はトドマツの根から樹液を吸っていて、冬近くになるとヤチダモの木をめがけて飛んでいきます。ヤチダモ以外には、アオダモやハシドイにも付くようですが、そこで産卵して冬を越し、春になると孵化して何世代かすごして羽根のある虫に変身し、またトドマツをめがけて飛んでいくのです。これと同じくケヤキフシアブラムシでは、夏はササの根に寄生しているものが、この時期に羽化してケヤキをめがけて飛んでいくのです。森林総研九州支所のページに詳しく書かれていましたので、引用させていただきます。

森林総研

この時期大発生して騒動になるけれど、ケヤキフシアブラムシの場合には、夏の方が迷惑度は高まります。ケヤキの幹で孵化した幼虫は、葉の裏から吸汁することにより葉に虫こぶを作らせ、その中でたくさんのアブラムシを育てるのです。このため葉に気持ち悪いほどの虫こぶがつき、ちょうど夏のビヤガーデンの時期に、ぼとぼととテーブルに落ちてくるのです。今の時期に、幹に石灰硫黄合剤をかけてしまえば退治できるのですが、町中では散布できないのだそう…
虫こぶ

いつまでも飛び回る訳ではないので、来週には収まってくれるでしょうが、もともと自生のないケヤキでもこんな騒動を起こすようになったのですね。
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM