ヤブこぎ

  • 2019.10.24 Thursday
  • 05:48
昨日はポプラ通での調査。連日好天が続き、気温も高いので、外作業にはとてもありがたい天気です。林内に入ってしまうと薄暗くなってしまいますが、道路に面している日当たりのいい所では、紅葉が真っ盛りで、散歩する人達も足取りが軽いようでした。黄葉しているのはシナノキで、紅葉はエゾヤマザクラです。
紅葉

ポプラ通は緑地の幅が約65mあり、その中に約30mのポプラをはじめ、ヤチダモやシラカンバなどの高木類が林立しています。ところが、それらの木の足元には、ヤマグワが猛烈にはびこり始めており、2〜3mの低木層を占めているほか、林床にはクマイザサが密生しています。この断面構造を把握するために、幅5mずつのメッシュを切って、それらを記録していくのです。
調査

ところが、いざ林内に入ると一寸先も見えないほどのヤマグワのヤブに、ヤマブドウやノブドウが絡みつき、密生したササも行く手を遮ります。手伝ってもらったH氏と、悪戦苦闘しながらヤブこぎをつつけました。ヤブ蚊が全くいなかったのは幸いで、これで蚊にたかられたら戦意喪失してしまったでしょう…
ササとヤマグワ

そんなヤブこぎをしていて、ササに絡んだコウモリカズラに出会いました。ツヅラフジ科のつる性草本で、かなり昔に長沼で対面したことがありましたが、札幌市内では初めてでした。こんな時期でも、珍しい植物に出会うと嬉しいものです。
コウモリカズラ

断面のスケッチも描かなくてはいけないので、樹形を確認しようとヤブのすき間から上を見上げると、ポプラの葉はまだ緑のままですが、20m近くまで絡んでいるヤマブドウが赤く色付いて、不思議なコントラストに。ポプラにとってはとても迷惑な存在に違いありません。
ポプラとヤマブドウ

地面でも珍しいキノコに。傘をすっかりすぼめた状態で、ニョキニョキ生えているのです。戻ってきのこ図鑑を開けたところ、ピタリとこれが出てきました。ササクレヒトヨタケという、実は大変美味しいキノコだそう。傘が開き始めると、黒インクが滴るように一晩で融けてしまうのでこの名があるそうです。ちょっと勇気がいりそうなキノコだなぁ…
ささくれ一夜竹
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