切り抜き桜(続き)

  • 2019.08.21 Wednesday
  • 05:48
『我が国は草も桜を咲きにけり』と一茶が詠んだように、江戸時代からサクラソウは大切にされ、独特の園芸文化を生み出しました。園芸化されたのは江戸が中心だったので、現在特別天然記念物として保護されている田島ヶ原のサクラソウは、まさにその原風景を伝えているのでしょう。広さは4.2haというので、そんなに広くはないようです。このサクラソウの危機は以前から問題になっており、「温暖化で乾燥+外来種?」が問題ではなく、孤立化した生育地によって、他殖性を維持する(自分と同じ受粉形式を持つ個体間では授精できないしくみ)ための多様性が保たれなくなることと、花粉を運ぶポリネーターの減少であることを鷲谷いづみ先生が既に解明しているのです。なんで今ころこんな記事が・・・
サクラソウ

道内には日高北部の海岸近くに自生があり、以前仕事をしていた富川のカシワ林に入った時に、一面サクラソウが咲いているのに感激したことがあります。ここは一般の人が入れないところなので、今でも5月末には咲いていることでしょう。
サクラソウ

桜前線の終着地をいつも争っている釧路には、エゾヤマザクラだけでなく、釧路で作出された‘釧路八重’という独特のサクラがたくさん植えられています。5月20日には、それを作出した稲沢六郎さんのことが記事になっていました。十勝ヒルズのサクラはほとんどがこの‘釧路八重’なので、とてもありがたいと思っています。もっとこの素晴らしさを、みなさんに知っていただく方策を考えなければ。

釧路八重

お菓子にも桜が使われているのはさすがですが、桜餅について面白い記事がありました。釧路の「豆の木」という和菓子店では、3月3日だけ関東風の「長命寺桜餅」を作るのだそうです。私は四国生まれなので、関東風の桜餅を食べたことがなく、道内ではほとんどが関西風の「道明寺桜餅」なので、こういう記事を見るとふーーんと唸ってしまいます。

桜餅

いつも食べている米屋さんの桜餅も道明寺ですが、かなり大振りのオオシマザクラの葉を2枚貼り合わせるので、餅が全く見えません。葉の香りが大好きなので、むしゃむしゃ食べてしまうけれど、子供たちは嫌がって食べなかったなぁ。
桜餅
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