ハナショウブ

  • 2019.07.10 Wednesday
  • 05:45
昨日は白老の現場を見た帰り道、錦大沼公園のサインを見て、4年前の宿題を思い出しました。錦大沼公園のハナショウブ園の新聞記事に写っている花が、ハナショウブの黄花品種なのか、キショウブなのか気になったのです。すると、私のブログを目にした市の担当者からコメントが入り、間違いなくハナショウブの黄花品種なのでご心配なく!とあったので、一部訂正させていただいたことがありました。ようやくこの時期に、ハナショウブの確認ができたのです。
ハナショウブ園

ハナショウブ園の周りには、立派なシカ除け柵が回されていたので、もう花を食べられることもなくなったことでしょう。全道どこもかしこもシカの食害は深刻です。
シカ除け柵

先ほど見てきた現場でも咲いていたのがノハナショウブ(Iris ensata var. spontanea)。水辺によく似合いますが、意外と乾いたところにも生育可能で、高速の法面にも無数に咲いていました。
ノハナショウブ

ハナショウブにはなんと5,000種もの園芸品種が作られていますが、その大半はノハナショウブからの変異によって作られており、最近まで他種との交雑による育種は行われていませんでした。根気のいる育種をよくも続けてきたものです。
ハナショウブ

1962年に愛知県の大杉隆一氏によって作出された‘愛知の輝’は、ハナショウブとキショウブの種間交雑によって初めて作られた黄花系の品種ですが、葉も黄色いので、ちょっと違和感がありました。しかし胚培養を行うことにより、より多様な黄花系の品種が生まれ始め、ここにたくさん植えられている‘金冠’もその一つです。
金冠

ずっと見ていくと、もう一つ‘堺の黄金(さかいのおうごん)’という品種も植えられていましたが、‘金冠’とどこが違うのか、あまり特徴的な違いは見当たりませんでした。
堺の黄金

ところが一番奥のエリアで、‘金冠’らしき群生がある中に、一回り大きく花の色も濃い品種が列状に咲いていました。残念ながらラベルがありませんでしたが、明らかに違うもののようです。
大型種

このハナショウブ園は規模も大きく、1万株以上もあるとのこと。その割りには品種の数が少ないなとの印象を受けましたが、黄花系の株数が多いのも特徴の一つでしょうか。まだ咲き始めなので、お近くを通ることがあれば、ぜひご覧になって下さい。
群植
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM