太四郎の森

  • 2019.06.22 Saturday
  • 05:53
大森ガーデンの次に向かったのは、念願の『太四郎の森』。10分ほどで着くと、看板も草に埋もれており、入り口すらよく分からない状況でした。泉さんは私のことは知っているらしく、「よく来てくれたけど、もっといい時期に来てほしかった〜」と何度もいわれてしまいました。
建物

ちょうど帯広で発行されている「スロウ」の企画で、太四郎の森のティータイムが行われており、ちょっと待ってて下さいと、そちらに行かれたので、建物回りを見て歩きました。サンカヨウやシラネアオイに囲まれて、ベニバナヤマシャクヤクが。土地が肥えて水分もたっぷりあるせいか、なんでもメチャ大きく育っています。
ベニバナヤマシャクヤク

建物の縁側に当たるところから園内を眺めると、真ん中を流れている小川はすっかり草に覆われているけれど、ミズバショウやエゾノリュウキンカの生えているところがせせらぎの在処であることがよく分かります。今年は少雨のため水量がかなり少なく、イワナやヤマベが上ってこないそう… 右側の草がかなり抜かれていたのは、私が来るからとあわてて抜いたそうです…(^^;)
沢の展望

やがて戻って来て園内をご案内しますと、家の裏手から見ていくと、茅葺き屋根に生えている草も、ほとんどが植えたものだそう。春にはソラチコザクラなどのサクラソウ類がきれいだとか。
屋根の緑化

春に来ていただけると、一面のカタクリやニリンソウ、そしてオオバナノエンレイソウと、素晴らしい花が見られるんですよ〜としきりにおっしゃるけれど、私にとっては今の状態でも大満足なんですけれど。
散策

私が一番聞きたかったのは、ササ刈りをすればこんな風景になったといわれるけれど、道東のミヤコザサはいくら刈ってもあんまり変わらないでしょう? すると目がキラッと光り、そうなんです。私もそれを知らずに毎年毎年刈り続けてきたけれど、とにかく刈り続けていればこの景観は維持できるので、今でも秋には一人で全部のササを刈っているそうです。寡雪(かせつ)寒冷地に適応したミヤコザサは、成長点や栄養を貯蔵する根茎がすべて地中にあるため、刈り取りの効果が効きにくいのです。
ミヤコザサ

十勝らしいスズランやアヤメ、さらにはサルメンエビネやシュロソウがたくさん咲いており、この時期でも十分楽しめました。
スズラン

お気に入りの四阿に案内され、膝をつき合わせながらしばしいろんな話を。泉さんは私の二学年上で、古希がだんだん近づいて来ています。これまですべて一人でこつこつと草を刈り、古材を集めて小屋や四阿を建てたり、茅を刈り集めて茅葺き屋根もすべて独力で造り上げてきた訳です。陽殖園の高橋武市さんを知ってますか?と聞いたら、一度行ってみたいと思ってますとのこと。きっと通じるものがあるんだろうな。
四阿

意外だったのは、春の最盛期には押すな押すなの混雑が起きるのかと思ったら、全然そんなことはなくて、一日数人しか来ない日もあるとのこと。もっとたくさんの方に見ていただきたいので、どんどん宣伝して下さいと言われました。それはもったいない。私もちゃんと日程を組んで、是非見に来ますからとおいとましました。

カラフトイバラ
帰ろうとしたら、道端にカラフトイバラがひとかたまり咲いていて、さすが十勝と嬉しくなりました。かつては紫竹さんに行く農道脇にたくさん咲いていたけれど、今はすっかりなくなってしまい、久しぶりのご対面だったのです。
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