春の七種

  • 2013.01.07 Monday
  • 07:18
正月七日ともなると、高カロリーのご馳走と、たくさんのアルコールに、胃や肝臓は疲れ果てて来ます。そこで、あっさりとした野菜のおかゆを食べ、胃を休ませるのが七種がゆのように感じてしまいます。googleのトップページまで、今日はスペシャルバージョンになっていました。
グーグル

昨日買い物に行ったスーパーにも、様々な七草セットが売られていましたが、(?_?)と思われるものまで入っているので、まともそうなものを買ってきて調べてみることにしました。
ラディッシュ入り
(神奈川産のセットには、なんとラディッシュまで入っていました…)
大分
(大分産のセットは、結構大きなカブが入ってます。)

この風習は、もともと別の儀式がごっちゃになり、現在の姿に落ち着いたという歴史もあるのかもしれません。
古来宮中の儀式としては、小正月(1月15日)に、邪気を払うために七種の穀物を入れた餅がゆを食べていたものだったようです。七種とは、米・粟・キビ・ヒエ・ゴマ・小豆・蓑米(カズノコグサ)であり、七種と書いて「ななくさ」と呼んでいました。
もう一つは、古来中国より伝わったとされる、人日(じんじつ)の節句(1月7日)に、その頃採れる若菜を入れた羹(あつもの−本来はとろみのある野菜スープ)を食べる風習があります。旧暦では2月中下旬にあたり、春のきざしの中で、様々な植物が芽吹いてくるため、新鮮な野菜を取る意味もあったのでしょう。
植物の種類は、時代や地域によって異なっていたようですが、現在の七種は、1362年頃に書かれた『河海抄(かかいしょう)』(四辻善成による『源氏物語』の注釈書)にある、「芹、なづな、御行(ごぎょう)、はくべら、仏座(ほとけのざ)、すずな、すずしろ、これぞ七種」に拠っています。これとても、いろんな植物の候補が挙げられており、御形はハハコグサ、仏座はホトケノザではなく、コオニタビラコではないかとされています。

阿蘇
(わりとまともそうな阿蘇産のセットを買ってみました。これが398円です。)
中身
(一つだけ分からないので悩んでいたら、箱の裏に説明書があり、コオニタビラコの代わりに食用タンポポが入っていました…(^_^;))

新暦になると、このような風習は季節感覚をなくしてしまい、ただスーパーの店頭を賑わせる催事の一つでしかありません。とはいえ、胃や肝臓が疲れていることは間違いないので、しばらく節制して、体調を整えていかなければなりませんね。
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