富丘西公園の観察会

  • 2019.06.03 Monday
  • 05:41
土曜の夜中に2.5mmの雨が降ったようですが、土の湿った厚さはせいぜい2cm程度で、中の方は真っ白のままでした。植物に対してこんな雨の降り方は最悪で、早く芯までたっぷり浸み込む雨がほしいです…(>_<)

昨日は富丘西公園の自然観察会。朝からギラギラと照りつける朝日がまぶしく、下見の状況からどんな観察会になるのやらと、いささか気が重たく公園に向かいました。スズランの花はちょうど満開になった感じで、前回見た時よりは数も増えたように感じ、とりあえずホッとしました。
スズラン

集まった方は初めての人が多く、なんで知ったのですか?と聞いてみると新聞や市の広報が多かったです。毎度参加される常連も含めて、50人以上にもなりました。始めるに当たって、地元富丘丸山町内会の会長さんから一言いただきました。
挨拶

いつものように近藤先生と交互に解説を。私からは具体的な作業の内容やその目的などを説明し、先生からは、その意味するところの裏付け的な解説をいただき、ここの保全作業の全貌がよく分かっていただけたのではないでしょうか。
解説

自然観察会では、大人数では声が届かないので、全体を二つに分け、私は西側から時計回りに、先生は東側から反時計回りに回って解説していきました。保全区域ではシオデのつるが勢いよく伸びてきており、東北では幻の山菜として珍重され、「ヒデコ」の名で知られています。出張先でヒデコを食べたと言ったら、夫婦げんかになったという笑い話を披露したところです…(笑)
観察会

森の中に入るとひんやりして少しホッとしました。1954(S29)年に撮影された航空写真が残されており、この辺りは馬の放牧場だったようです。草原に木がぽつぽつとしかなく、このミズナラはそんな昔から残された大木の名残です。現在はこれだけの鬱蒼とした森になっているけれど、そのほとんどの木は私よりも若い訳で、樹木の成長が意外と早いことを知っていただけたでしょうか。
森の成り立ち

スズランの保全区域だって、毎年秋にきれいに刈り取っているから草原状態が維持されている訳で、手をかけなければたちまちこんな森になってしまうのでした。見どころになる植物がほとんどないため、大きく拡大した写真をパウチにしてご覧いただきながら、いろんな話題を取り混ぜて、精一杯の観察会となりました。なんとかご満足いただけたでしょうか。
ウダイカンバ

予定の時間を大幅にオーバーして、12時近くにようやく終了。いったん片付けてから、スズランの生育調査を行いました。この取り組みが始まって以来、16年間ずっと永久方形区内の生育数と開花数を調査しています。こういう地道な作業も、植生管理には必要になってくるのです。
スズラン調査
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