昔の姿を振り返る

  • 2019.05.31 Friday
  • 06:00
富丘西公園の自然観察会の準備をしていて、いろんな植物の画像を探しながら、昔の様子に見入ってしまいました。取り組みを始めたのが2004年なので、もう16年も経っているのです。2004年6月の保全区域では、よく見るとスズランの葉がほとんど見えず、ススキの葉と枯れた茎ばかりのようです。秋に枯れたススキなどの残渣が厚く堆積して、スズランなどの背の低い草は、埋もれてしまっていたのでした。
2004年

最初の自然観察会は、2004年6月5日。初めから近藤先生に関わってもらったけれど、まだ課題が明確につかめていないので、なにから手を付けてよいものやら…状態でした。ただまず問題だと一致したのは、厚く堆積したリター(植物の残渣の堆積物)の存在だったので、参加者にはつかみ取れるだけの、主に枯れたススキの茎を出してもらいました。結局これでははかがいかないので、秋に業者さんに掻き出してもらうことになりましたが。
第1回の作業

その年の8月末の保全区域です。今一番スズランが密生しているエリアには、背の高さほどのススキが密生しています。手前の草丈の低いところは、7月にススキを試しに低く刈り取ってみたエリアで、夏の刈り取りがススキには効果的だということが分かったので、以降夏の刈り取りを進めて、スズランが劇的に回復することになったものです。
ススキ

2006年の写真を見ていてびっくりしたのが、園内から山が見えていたことでした。今は木が生い繁って、山なんか全く見えないのです。普段変化は全く分からないのですが、こうやって昔の写真を見ていくと、樹木の成長ぶりには、本当に驚かされます。
2006年

7年目の2011年には、追跡調査をしている方形区内でも、スズランの株が密生していることがよく分かります。こういう手応えが参加する方にもよく分かるので、この取り組みが長く続けられたことにも繋がったのでしょう。
2011年

木の成長ぶりがよく分かるのが、保全区域内にあるこのミズナラでしょう。昨年秋に、下枝が日陰を作るので、思い切り枝払いをしてもらいました。今では軽く10mを越えるほどの大木になっているのです。
枝払い

この木が16年前にどんなだったのか、2004年の画像の中から探してみました。するとこの右手に写っている、背丈くらいの木がこのミズナラだったのです。16年経てば、生まれた子どもが高校生になる訳ですから、確かにこのくらいの変化があってもおかしくないのですね。
16年前
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