ポプラ通中央緑地

  • 2019.04.17 Wednesday
  • 05:50
昨日は、今年から調査を始めるポプラ通中央緑地の、下見と調査のためのマーキングを行いました。今年の調査地は、延長約2キロのうち、学園都市線のガードから琴似栄町通までの約200mの区間です。その名の通り、ポプラが植えられているけれど、樹齢は既に百年を超えているので、かなりの老木ばかりになっています。
ポプラ通風致地区

この200mの区間には、昔からオオウバユリの大群落があり、20年前に防風林の両側に道路が整備され、真ん中に園路が整備されて緑地として活用される時に、その保全方策を検討した場所でもありました。
オオウバユリ保護区

確かに今でも高密度でオオウバユリが生えてきており、これでもっと葉が大きくなれば、地面が全く見えないくらいの密度です。土壌が全くいじられず、昔のままの姿を維持していることが最大の理由でしょう。
オオウバユリ

せっかくロープ柵が取り付けられていましたが、生えているのはそれより前の園路際が多く、かわいそうに伸び始めたばかりの新芽が、踏まれているものがたくさんありました。
園路上

20年前のことはあまり記憶がありませんが、もっと低い丸太の柱のロープ柵を回していたような。現在の擬木柵は、なぜこの位置に立てられているのでしょう?ササが繁茂してきているし、ヤマグワやヤチダモの稚樹が密生しているため、より環境のいいところにと、園路の部分にまで生えてきているのでしょうか?
ササと稚樹

来月12日には、ここで自然観察会をやるので、少しだけ他の区域も下見してきました。すると、一番目立っているのがなんと外来種のニオイスミレ(Viola odorata)ではありませんか。案内板にも赤い花のスミレが堂々と載せられていたけれど、在来のスミレ類が全く見当たらず、ニオイスミレばかりがなんでこんなに増えているのでしょうか?
ニオイスミレ

緑地の真ん中にある踏み分け道を進んでいくと、常緑の草本が二坪くらい広がっているのでよく見たら、なんとラミウム・ガレオブドロン(Lamium galeobdolon)でした。ラミウムではやや大柄で、黄色い花を咲かせる種類です。庭のゴミに紛れて持ち込まれたものでしょう。
ラミウム

溜息が出てしまったのは、一角がほとんどイワミツバ(Aegopodium podagraria)に覆い尽くされていたことでした。この密度なら、他の草はまず生えることかできず、純群落を形成しているはずです。北海道が指定した「指定外来種」第1号に認定された、とても厄介な外来種です。ここまで増えてしまえば駆除することはできず、せめて広がらないようにすることを考えなければなりませんねぇ…(>_<)
イワミツバ
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM