その他のGCP(1)

  • 2019.03.14 Thursday
  • 05:51
北国のグラウンドカバープランツ  その12  その他のGCP(1)

グラウンドカバープランツ(GCP)の紹介も12回目になり、これで主なものは紹介できたように思います。最後はあれこれ二回に分けて紹介していきましょう。

ロックローズはハンニチバナ科の小低木で、ヨーロッパの山地原産です。これに初めて出会ったのは、学生の時の帰省中に日本橋三越の屋上にあった園芸コーナーで、このタネを見つけたのです。戻ってから圃場で播いてみると翌年には赤やピンク、白の一重の花が咲きました。でもそれ以来全く見たことがなかったけれど、カントリーガーデンを造る時に植物材料をオランダから輸入することになり、そのリストにあったので、4品種を導入することができました。今でも残っているのは、この‘アマビレ・プレヌム’(Helianthemum nummularium 'Amabile Plenum')だけではないでしょうか。けっこう花期が長く楽しめますが、アルカリ性土壌を好むので、滝野の火山灰土ではだんだん衰退するのかもしれません。
ロックローズ

フオプシス(Phuopsis stylosa)も、初めて出会ったのは学生の時。先生の知り合いという学園大近くの平岸街道に沿った家で初めて出会いました。その後植物園のロックガーデンの一番奥に生えているのを見つけ、圃場に持って来たのです。コーカサスからイラン原産のアカネ科の植物で、フオプシスがなじめなくて「ハナムグラ」という和名を勝手に付けていました。
フオプシス

サポナリア・オキモイデス(Saponaria ocymoides)も学生の時に、駅前にあった札幌興農園でタネを見つけ、さっそく播いて増やしたのが最初の出合いです。ヨーロッパ中南部原産のナデシコ科の植物で、どんどん大きく育って隣の植物に被さるほどでした。
サポナリア

ポテンチラ(Potentilla neumanniana (verna)) は、比較的新しく出回ってきた植物で、グラウンドカバープランツがブームになり、たくさん流通し始めてから、道内に入ってきたように思います。日当たりさえよければどんどん広がり、しょっちょう散髪していないと株が蒸れてしまうほどです。ずっとポテンチラ・ウェルナだと思っていたら、今はポテンチラ・ネウマンニアナに変わっておりました。
ポテンチラ

リシマキア(Lysimachia nummularia) もポテンチラと同様に、急速に流通経路で広まってきた植物です。同じくリシマキア属のヤナギトラノオやクサレダマ同様、湿ったところを好む植物で、植栽場所には注意が必要です。葉の黄色い‘オーレア’は、強光線下では葉焼けすることが多いので、半日陰に植えてやりましょう。
リシマキア

ワイヤープランツ(Muehlenbeckia complexa)は、ニュージーランド原産のタデ科の植物で、私はずっと温室植物だと思っていました。興部で大きなガーデンを作っていたKさんのところに行った時に、ここでも全然平気で越冬するんだよと教えられて、びっくりしたことを思い出します。Kさんは、葉の大きさや形の違う種類を何種も集めていて、耐寒性などを試していました。
ワイヤープランツ
管内のフラワーマスターの代表を永らくされていて、とてもいろんなことに精力的に取り組まれていたのですが、残念ながら早くに亡くなられて、その後あのガーデンはどうなったんだろうと、ワイヤープランツを見るたびにふと思ってしまいます。
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