和の装い

  • 2019.03.06 Wednesday
  • 05:45
昨日に続いて奇跡の星の植物館から。辻本さんは、かなり意識して和風の修景を手がけています。大阪で生まれ育ったということや、淡路に立地していることを踏まえているのでしょう。でも日光当たるところに置くのは、おひなさんには気の毒なのよねぇ…と言ってました。
ひな人形

この黒松やヒバなども、毎度展示替えの際には出たり入ったりするので、完全に根巻きのまま据えてあるだけとのこと。しかも人力での作業なので、毎度大変な作業になっているそうです。
行灯

こういうデザインも、すべて辻本さんの手によるものだけど、部材は転用できるとしても、目の肥えたお客さんが相手だけに、苦労の程が偲ばれます。
和風

土塀の凹みに、さりげなく苔玉づくりの斑入りオモトが置かれているけれど、きっとこれだって珍しい品種ものだと思います。
オモト

ラン展開催中なので、東洋蘭もこちらのコーナーにはたくさん展示がありました。ただこの時期に咲くものは少ないので、葉に芸のある富貴蘭(フウラン)の斑入りものなどが中心に。多分こういうものは、愛好家からお借りした展示物だと思います。
富貴蘭

ここは海外からの研修生を常に受け入れているので、彼ら彼女らには、得がたい経験になっていることと思います。辻本さんも若い時に、フィラデルフィアのロングウッドガーデンに研修に行った方なので、研修生の扱いには慣れていることでしょう。
壁飾り

瓦は淡路の名産の一つ。でも阪神淡路大震災で、重たい瓦屋根が家屋の倒壊の要因になったようで、瓦の使用量が減っているため生産施設が減ってしまい、昨年の台風被害の屋根が、いまだにあちこちでブルーシートのまんまになっていました。工芸品として売り出しても、使用量がうんと少ないので、業界の苦労が偲ばれました。
瓦

現在の兵庫県は、摂津、播磨、但馬、丹波に併せて、幕末のどさくさで淡路までくっついた非常に大きな県域を持っています。そこでそれぞれの国の特徴を表したデザインと、現地から採取した土をこねて造り上げたのがこのレリーフです。デザインもさることながら、左官仕上げの腕前も素晴らしいものでした。ただ飾ってあるだけでは、そんなことは伝わらないよなぁ…こういう施設だけに、ガイドの必要性を強く感じてしまいました。
左官仕上げ
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