コトネアスター

  • 2019.01.23 Wednesday
  • 05:43
北国のグラウンドカバープランツ その6  コトネアスター

最近よく見かけるようになったグラウンドカバープランツです。コトネアスター属は、分け方によって70〜400種以上もの大きな仲間で、温帯アジアからヨーロッパ、北アフリカなどに自生しているけれど、大部分は中国北西部に集中しています。
我が国にはそのうちの一つ、ベニシタン(Cotoneaster horizontalis)が庭木や生垣として利用されており、札幌でもたまに見かけます。本種は落葉性なので、秋に葉が落ちてから真っ赤な果実がよく目立ちます。ベニシタンもホリゾンタリス(水平の)の名の通り、枝を横に伸ばして粗いカバーを作ることはできますが、ちょっとグラウンドカバーにはなりません。
ベニシタン

そこでまず導入されたのが、コトネアスター・サリキフォリウス(C. salicifolius)種で、サリキフォリウス(ヤナギのような葉を持つ)の種名から、ヤナギバシャリントウという和名が与えられました。シャリントウとは、花が車輪のようで、桃のような果実を付けることから、コトネアスター属の和名がシャリントウ属という和名になったものですが、かなり無理があります…(^^;)
ヤナギバシャリントウ

本種は常緑性で、枝の分岐性もいいし、よく伸びるので、非常に密なカバーを作ります。伸びすぎるので、時々カットしなければ際限なく広がってしまいます。
緑の葉

現在流通しているのは、‘オータムファイア(Autumn Fire)’という、特に赤い果実が目立つ品種がほとんどで、長ったらしい名前を呼ばないで、オータムファイアで通用するようになりました。
果実

その後流通してきたのが、やはり常緑性でより葉が細かく、さらに密なカバーを作ることができるダンメリ種(C. dammeri)です。
ダンメリー

花はみんな同じ形で、この形から車輪桃の名が生まれた訳です。1センチに満たない小さな花なので、花が咲いていることすら気付かないでしょう。
花

秋になって赤く色付いてくると、濃い緑の葉とのコントラストが見事なことから、よく目立つことになります。どちらの種も一旦カバーが完成してしまえば、非常に堅固で密なカバーを作ってくれることから、グラウンドカバープランツではよく使われるようになりました。灌水や除草などの手間もかからない優れものですが、枝の伸びがよすぎるので、時々散髪してやらないと見苦しくなるかもしれません。
果実
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