タイム類

  • 2019.01.16 Wednesday
  • 06:00
北国のグラウンドカバープランツ その4  タイム類

代表的なハーブとして知られるタイム類も、グラウンドカバーとしてはかなり昔から使われていました。その筆頭が、花の鮮やかなヨウシュイブキジャコウソウ(Thymus serpyllum)でしょう。ヨーロッパ一円からアフリカ北部にかけて自生しており、たくさんの変異が知られています。
ヨウシュイブキジャコウソウ

ハーブとして使われるクリーピングタイムも。学名的には本種に含まれるのですが、グラウンドカバーとして使われているものとかなり様子が違います。このあたりがどうなっているのか、昔から不思議でした。
クリーピングタイム

ヨウシュイブキジャコウソウは、開花すると色がまぶしい感じはするものの、草丈はほんの数センチで密なカバーを作るため、よく植えられました。これはさとらんどに植えたものなので、25年くらい前のものですが。
使用例

花のない時期には、コケのようにぺったり貼り付いているので、雑草が入るとすぐに見つけられるので、却って丈夫なカバーになったのでしょうか。
花のない時期

日本産のイブキジャコウソウ(T. quinquecostatus)も、同様に使われていたのですが、これが間違いなくイブキジャコウソウだ!という自信がないままになっています。この画像はWikiから借りた自生地の姿ですが、花の色が少し薄いくらいで、なかなか区別がつきません…(>_<)
イブキジャコウソウ

このところ(といっても20年くらい前からですが)よく植えられるようになったタイムが、タイム・ロンギカウリス(T. longicaulis)です。ロンギカウリスとは、長く伸びる茎という意味だけど、みんな長く伸びるのですが… イベリア半島あたりが自生地で、セルフィルム種の変種とする説もあるようです。
ロンギカウリス

大きな違いは、花序が丸く集まっているのと、葉が少し大きく、緑が鮮やかな点でしょうか。茎が幾重にも覆い被さるので、カバーの厚みはヨウシュイブキジャコウソウよりもかなり厚くなり、より丈夫なカバーになるようです。現在使われているタイム類のグランドカバーは、ほとんどこれでしょう。
花のアップ

創成川公園の整備では、二段護岸の中段にわずか3cmの土しか入れられない植えますができていました。コンクリートで覆うのも嫌だけど、これしか厚みが付けられないので、なんとかならないでしょうか?と無理難題が。仕方なく、持続性のある保水材を使って本種を植え込みました。すると、3年くらいは全然平気だったのですが、ここ数年、株が上に逃げ始めています。土壌厚が薄いので、貼り付いていると煮えてしまい、少しでも風通しのいい壁際の方が居心地がいいのでしょうか?よく分かりませんが、もう少し様子を見ていきたいと思います。
創成川
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