ネコの生命力

  • 2018.12.29 Saturday
  • 05:47
昨日のニュースで、静岡市で行方不明になったネコが、約一ヶ月後に140kmも離れた名古屋市で見つかったと、大きな話題になっていました。たまたま埋め込まれたマイクロチップによって、飼い主が分かって連絡がつき、戻ることができたようです。アメリカでも似たようなニュースがあり、ちゃんと元の家まで帰ったとか。
朝日記事
 (朝日新聞 DIGITAL より拝借…m(__)m)

そのネコの顔が、昔飼っていた‘なな’にそっくりなのにびっくり。思わず昔の画像と見比べてしまいました。この写真は1976年の6月。大学を卒業したものの、就職もしなくて一年間研究生で籍を残した時のことでした。旭山公園横の界川(さかいがわ)の一軒家を同期と二人で借りて住み始めた頃のことです。知り合いからネコが生まれたと聞き、小さい方をもらってきて飼い始めた時のものでした。なな(nana)というのは、ラテン語で小さいという意味で、姉妹の中でも一番ちっちゃかったのです。
なな

ここは、界川の住宅地の一番てっぺんで、道路が行き止まりになっていて、とても展望の利く場所でした。藻岩原始林に接しているので、朝早くクマゲラのドラミングでたたき起こされるようなところです。そんな場所だったので、‘なな’は毎日原始林をさまよい歩き、主食はネズミやら鳥やら、ほとんど野生ネコのように生活していました。私の車が坂道をうい〜んと登っていく音を聞き分け、ちゃんと玄関のところで待っていてくれるのです。
界川

ここには3年住んで、同期も大学院を卒業したので引っ越すことになり、当時の教育大学近くのアパートに引っ越しました。向きは変わったけれど、やっぱり窓を開ければ原始林という場所を見つけたのです。たしか10月の引っ越しで、2ヶ月近く経ってから、もう大丈夫かと外に出したら戻ってこない…2,3日近所を探し回って、もしやと思い、界川の向かいの家に連絡しました。そうしたら、ちょうど1週間後に電話があり、‘なな’が玄関の前で泣いてるよ〜というので飛んでいくと、いつものように胸に飛び込んできたのです。初冬の山中をさまよって、どうやって何キロも離れている元の家を見つけ出したのか、本当に感激しました。

地図

実はまだ後日談が。それから一ヶ月以上経って、かなり雪が積もったのでもう大丈夫と思って外に出したら、また行方不明に。今度は何と2日でまた戻ってしまったのです。その冬は一度も外に出さず、部屋になじませてようやく落ち着きました。その後結婚して今の家に移り、18歳まで長生きして、子供たちにもかわいがられた‘なな’のことを、今でも思い出してしまうのです。
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