二条小の「ハルニレ」

  • 2018.12.19 Wednesday
  • 05:57
昔から気になっていたけれど、ちゃんと確認ができていなかったのが、市立二条小学校にあるハルニレでした。学校の敷地に入るのは、最近ではなかなか難しいのです。以前高校生たちが作ったビデオ作品にも出ていたけれど、ここにもシンボルツリーになっている大きなハルニレがあります。
二条小HP
 (札幌市立二条小学校のHPより)

Wikiで調べると、校舎改築前の写真が載っていました。以前の校舎は南2条通側にあり、正門は西側にある電車通に面していたのです。
WIKIの二条小
 (Wikipediaより)

学校のHPには、現在の校舎とニレの関係がよく分かる写真も。Wikiには「二条小の校木「はるにれ」は二条小設立以前から立っていた。また二条小内には多目的室を「はるにれ教室」と呼び、校庭から校舎を挟んだ反対側の広場を「はるにれ広場」と名づけていた(現在は「なかよし広場」と呼ばれている)ことから「はるにれ」が二条小の中心的存在であることが伺える 」とあります。この広場は、交番の駐車場にもなっていて、入りやすくなりました。
校舎改築
 (札幌市立二条小学校のHPより)

10月の終わりに、ようやく見に行くことが出来ました。樹齢180年、幹周4mとあるのは妥当な数字かなと、念のため計測してみると、幹周は440cmありました。私たちのシンボルのハルニレが幹周400cmで樹齢300年とされているのに比べれば、180年はずいぶんつつましい数字だなぁと、木を見上げてしまいました。
樹齢180年

ところがです。計測していて、幹から小枝が吹いているのが目に入りました。あれれ…なんだこれは!ハルニレじゃないぞっ!!と、頭の中が混乱してしまいました。これはハルニレではなく、ノニレ(マンシュウニレ)(Ulmus pumila)なのです。
ノニレ

ノニレは朝鮮半島から中国東北部、シベリアにかけて分布しており、明治時代に導入されたとのこと。北大構内や植物園近辺に大木が残っています。ハルニレに比べて、葉は半分以下の大きさしかなく、木全体の葉がこの大きさなので、間違えるはずもありません。
ノニレ標本

180年といえば開拓使が乗り込んでくる30年も前なので、江戸時代からノニレが入っていた?というのはあり得ないし、でもちゃんと幹周440cmの木が、ここに立っているではありませんか?!うーーん。(つづく)
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