中国のお土産
- 2018.11.29 Thursday
- 05:51
先月大通高校で、中国から来た高校生たちに、ハルニレの話をやりました。その時にいただいたお土産をじっくり見ないまま、本棚の隅に置いたままでしたが、最近事務所にいることが多いので、手に取ってよ〜く見ることができるように。どんなものかも分からないのも失礼なので、少し調べて見ました。一つは書の拓本です。現在の西安碑林博物館の前身は、1087年に設立された『西安碑林』で、文書だけでなく千基もの石碑を収蔵しているのだそうです。
ただのコピーではなく、本物の拓本で、墨の匂いがまだプーンと漂います。この拓本の題は『蘭亭序』となっており、行書なので読みやすく、意味はよく分からないけれど、確かに見事な筆だなぁと思っていました。
この『蘭亭序』とはなんだろうと調べてみると、なんと書聖とよばれる王羲之(おうぎし)の書の中でも最高のものとされているのだそうです。ちゃんと調べてみるものですねぇ。加筆や書き直しがあると思ったら、酔っ払って書いたものなんだそう。
真筆はもう残っていないと言われ、この碑文も筆跡の中から行書の文字を拾い集めて石碑にしたものだとのこと。その石碑が西安碑林に残されているようです。ネットで調べていくと、書き下し文も見つかったので、じっくり読んでみようと思います。
もう一ついただいたのが、『剪紙』(せんし)と呼ばれる切り紙細工。そういえば、春節の時期に、窓ガラスに赤い切り紙を貼り付けている風景を見たことがあります。
ただこれは、わざわざ「藝術」と謳っているだけあって、かなりの大きさもあり、絹に貼り付けて軸装された立派なものです。くれぐれも湿気には気をつけてくださいといわれたので、はがれる恐れがあるのでしょう。今年の正月に、部屋に飾ることにしましょう。
もう一つ、別れ際に高校生からいただいたのが、この印材でした。紅瑪瑙とあり、とても堅そうな材質です。はんこ屋さんのHPを調べてみると、「開運、豊作、長寿、健康をもたらし、勇気と行動力を養う力があるとされる水晶です」とあるので彫ってみたいけれど、持ち込みでもかなりかかりそうなので悩んでいます。それにしても、なんで私にくれたのかなぁ…?
ただのコピーではなく、本物の拓本で、墨の匂いがまだプーンと漂います。この拓本の題は『蘭亭序』となっており、行書なので読みやすく、意味はよく分からないけれど、確かに見事な筆だなぁと思っていました。
この『蘭亭序』とはなんだろうと調べてみると、なんと書聖とよばれる王羲之(おうぎし)の書の中でも最高のものとされているのだそうです。ちゃんと調べてみるものですねぇ。加筆や書き直しがあると思ったら、酔っ払って書いたものなんだそう。
真筆はもう残っていないと言われ、この碑文も筆跡の中から行書の文字を拾い集めて石碑にしたものだとのこと。その石碑が西安碑林に残されているようです。ネットで調べていくと、書き下し文も見つかったので、じっくり読んでみようと思います。
もう一ついただいたのが、『剪紙』(せんし)と呼ばれる切り紙細工。そういえば、春節の時期に、窓ガラスに赤い切り紙を貼り付けている風景を見たことがあります。
ただこれは、わざわざ「藝術」と謳っているだけあって、かなりの大きさもあり、絹に貼り付けて軸装された立派なものです。くれぐれも湿気には気をつけてくださいといわれたので、はがれる恐れがあるのでしょう。今年の正月に、部屋に飾ることにしましょう。
もう一つ、別れ際に高校生からいただいたのが、この印材でした。紅瑪瑙とあり、とても堅そうな材質です。はんこ屋さんのHPを調べてみると、「開運、豊作、長寿、健康をもたらし、勇気と行動力を養う力があるとされる水晶です」とあるので彫ってみたいけれど、持ち込みでもかなりかかりそうなので悩んでいます。それにしても、なんで私にくれたのかなぁ…?
いつもありがとうございます〜
そ、そんなにすごいものなんでしょうか…(^^;)
これは博物館のミュージアムショップで売られているものかと。
A4が4枚分くらいの紙で取られた拓本ですが、いったいどうやって取るのか、YouTubeで確認して納得。とても手間がかかるものなのですねぇ。
笠家にまた宝物が増えてしまいました。