湯の川 熱帯植物園

  • 2018.11.22 Thursday
  • 05:50
札幌は真っ白に雪が積もったようですが、函館にもうっすらとですが積もっていました。函館は昨冬に史上最高の降雪量があり、都市機能がパンク寸前になっただけに、みなさんドキッとしたことでしょう。でもその後は日差しがあったので、どんどん融けていきました。
初雪

午前中は、湯の川にある熱帯植物園を見学してきました。ここの目玉はなんといっても温泉入浴猿ですが、ずっと入りっぱなしにすると毛が抜けてしまい、余計かわいそうなことになるので、お湯が入るのは12月になってからなんだそうです。このため、ふさふさとした毛に包まれて、暖かそうでした。
サル山

この熱帯植物園ができたのは、1970(S45)年なので、まもなく50年にもなります。当初はここにある湯の川温泉の源泉から引き湯して暖めていましたが、現在ではいろいろ問題があり、ボイラーを焚いて暖めているそうです。老朽化も著しいので、そろそろリニューアルの検討を始めないといけないようです。
熱帯植物園

ここに植えられている植物は、館の名前の通り熱帯系の植物が中心で、道内では今や貴重な存在です。それだけに、室温を維持するための費用も、かなりのものになってしまうでしょう。入り口には、株分けされたり増えすぎたものが小鉢に分けられ、一鉢百円程度で売られていました。どうせ捨ててしまうものならば、手間の方がかかるかもしれないけれど、このような心遣いはうれしい取り組みだと思います。
苗の売り場

以前来た時に見事な花を咲かせていたクンシランは、すっかり小さな株に分けられて、しかもなんだか元気がありません。これでは今年の花もあまり期待できないでしょう。こうなると回復には時間がかかりそうです。
クンシラン

小さなステージの両脇に植えられているエンゼルストランペットは、花後に一度切り戻され、吹いてきた芽にたくさんのつぼみが着いてきました。12月のイベント時には、たくさんの花がぶら下がっているそうです。
エンゼルストランペット

木立の中に珍しい実が成っていました。ピンポンの木(Sterculia monosperma)という、アオギリ科の植物で、実が成っているのを初めて見ました。そんなにたくさんは成らないけれど、今年はたった一つだけだそうです。白い実ならともかく、黒い実にピンポンと付けられてもねぇ…と思って調べて見ると、原産地の一つ中国では「蘋婆」といい、音が「ピンポー」なんだとか。ピンポーノキでは貧乏に聞こえそうなので、ピンポンの木としたとか。うーーん。
ピンポンの木

2mくらい伸びた枝先に、真っ赤な花を咲かせているのが、「ナンヨウザクラ」として流通しているヤトロファ・インテゲリマ(Jatropha integerrima)という、西インド諸島原産のトウダイグサ科の植物。葉の形がバイオリンに似ているので、和名はテイキンザクラ(提琴桜)というのも苦しいですねぇ… 五弁の花に○○ザクラと名付けるのは、ちょっと止めてほしいです。
南洋桜

今や貴重な熱帯植物の温室。案内いただいた園長さん以下、苦労しながらとても熱心な管理を続けてこられた様子が窺えました。リニューアルするとしても、どのようにこれらを活かしていくのかが課題になるでしょうねぇ…
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