残留応力

  • 2018.10.31 Wednesday
  • 05:52
あいの里団地のど真ん中で信号待ちしていて、そうだ!久しぶりに寄ってみようと、駅前のマンションの前に車を止めました。このマンションの外構計画は、大手ゼネコンから声がかかり、プロポーザルから参加したものです。首尾よく勝ち抜いて、1990年に外構設計、91年に現場監理をやって完成させました。
全体図

完成してからやはり26年。建築だってかなり古くなっていることでしょうね。ここは土壌条件がよくなくて、やはり樹木の生育はまだら模様。アプローチは右側の生育がよくないようです。ハルニレの緑のトンネルになっているかと思ったのに。
アプローチ

これだけの大規模開発なので、核になるものがないと、ただのだだっ広い原っぱになってしまいます。そこで、地元の大学(北海道教育大)の先生だし、私の好きな彫刻家だった丸山隆さんを推薦して、うまくプランに入れ込むことに成功しました。今思えば、計画時にはまだバブルがぎりぎり崩壊していなかったのですね。向こうに見えるマンションは別の区画で、こちらより遅くスタートしたため工事が中断し、しばらく躯体のまま雨ざらしになっていたはずです。このマンションも、本来五番館まで計画されていたのに、結局途中で打ち切りになり、変な広場になってしまいました。
アーチ

こんなところにもメタセコイアが植えられていました。あの頃はよほど気に入って植えていたようですね。彫刻に負けないボリュウムになり、バッチリじゃないか!と、心の中で思わず叫んでしまいました。
メタセコイア

久しぶりに対面したモニュメントは、思った以上に大きくて存在感がありました。これを計画していた時に、何度も大学の研究室にお邪魔して、いろんな話をしたことを思い出します。地元に自分の作品を残すことができると、とても喜んでくれたのです。
シンボル彫刻

この頃が一番脂の乗っていた時期だったのでしょうか、あちこちにたくさんの作品を残していました。その後95年にも、島松の交通広場に作品を作っていただいたのですが、残念ながらガンに倒れて、若くして亡くなられてしまいました。私にとっても忘れられない作品なのです。
残留応力
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